[]-30/親
冬装備
オジサン

最初--、に調整するーこれがなかなか難しい)冬の丸山東壁に行ったときです。夏は扇沢からトロリーバスで「黒四ダム」に行きますが冬はダム保守の車(何故か、時々止まってくれますが決して乗せてくれません、「頑張れや!」と声を掛けて走り去ります)しか通りませんので歩きます。トンネルの中は迷路のように枝分かれしているのですが黒四ダムまでは天井のトロリーバス用の電気配給線を目印に歩きます。トンネルの中は真冬でも生暖かいです、扇沢から2時間未満で着きます。(夏と異なり)トンネルから外に出るところは限られています帰りのために出入口を覚えておきましょう。外に出ると黒部川まで急な斜面を降ります、この斜面を私は密かに「涙坂」と呼んでいるのですが、雪崩が起きやすいです。雪の下の樹林の位置関係を考えながら慎重に降ります。(・)帰りは地獄のラッセル斜面です。(ジグザグに上らないこと)・・・悪天候の中「冬将軍ルート」を開拓したとき、ピッケルを草付きに打ち込んで連結した紐にテンションを掛けてプロテクションを作りました。
★ハンマーを左右の手で打てるように練習をする事は必要に迫られたときに理由がわかります
★ロックハーケンについて(・)その適正をよく理解することが必要ですが・・・冬はリスを探すことが大変です・・・白い筋のリスらしい所に「釘」を打ち付ける感覚で使えるので「ICI/クロモリスパイラルハーケン(「MOTIZUKI」の名前で出ていることもあります)」を愛用しています。これはアイスハーケンとして売られていますがアイスとしては最低ですがロックとしてはボロボロの壁でもきく最良の一つです(ただ欠点としては回収の時折れやすい)。凍った草付用としてはショイナードの旧タイプの短いスクリューハーケンが良く効きます(岩があると歯をやられるので注意)。セミチューウブタイプの打ち込み式の物(NEWALP製日本ではあまり売っていませんがすごく良い物です)も使っています。
(注)・ジャンピング 
ボルトを打ち込むためにハンマーで叩いて穴をあける道具です。先端は「キリ」と言って交換できます。現在8ミリ径のもの(たばこと同じ太さ)、以外に「ペッツル」から11ミリ・10ミリの物も出ています。
・ ハーケン(ロック、アイス、スパイラル、スクリュー、セミチューブタイプ)ロックというのは岩用のハーケン、アイスというのは氷用と言う意味です。スパイラル、スクリュー、セミチューブタイプは「タイプ」です、スパイラルというのは「棒状」にイボイボがついているようなもの、セミチューウブはパイプを二つに割ったようなもの、スクリューウというのはパイプの外側に螺旋状に「背」がついていてスクリューウ状のもの
・>トンネルから黒部川まで下る時、雪の下の樹林の位置関係を考えながら降りる。雪崩との関係ですか?
雪崩との関係です。木が斜めに生えているところは「冬」雪の流れるところ(雪崩)です・・・それでも生えていないところよりはよりはまし・・木の生え方をよく見て降りるラインを考えることが必要です。
>帰りにジグザグに登らないこ ととは?急な斜面ならその方が楽のように思いますが・・
ジグザグ登る方が楽です。(歩くのも「ビエ・ア・プラ」が基本なのでジグザグになります)雪崩が起きやすい斜面は斜めに歩くと切れてその部分から雪崩を誘発します。

第┃7┃回┃「ガチャ」2(2000/11/28)
*トレーニングの時の「手袋」について
素手ではやる意味がありません、軍手の一枚というのはあまり役に立つように思えません。大切なのは、実際に使用する毛手袋でやる事です。やってみると驚くほど掴めないことがわかると思います。易しいところで、素手と異なり「何処までできるか」を体感し、認識する事、これが大切です。

*耐寒訓練
冬山を始めた頃は窓を開けて寝る・布団を減らす・氷の浮いた水の中に素手を入れる・半袖Tシャツで過ごす等やってきましたが(今でも大事なことだと思っていますが)寒くなったら山(富士山・八ヶ岳)にトレーニングを兼ねて出来るだけ入るようにした方が効率的です。特に11月になったら風邪を引かないように気をつけながら山にはいることが(寒さへの順応)大事だと思っています。炬燵に入っていて寒いところにいきなり出ても体が言うことを利きません。

★冬用の鐙(あぶみ)はプレート式で自作する方がいいです。プレートの上と下に結び目を作る事がポイントです。八ガ岳の風は3000mクラスの山々に劣らず冷たく寒いです、「大同心」を攀っている時、強風で鐙が吹き上げられます、こんな時、鐙の一番下に錘としてハーケン類をぶら下げると良いです。
★チェストハーネスは必要です(チョット工夫すればギアスリングで作ることもできます)。冬用としては軽くシンプルなものがいいです。夏と異なり、ハーネスにヌンキャクとかシュリンゲを掛けてはいけません。アイゼンに引っかけ易いです。
★ザックは壁の中で担いだり降ろしたりするためにセルフ用のシュリンゲをつけておくこと。ザックを一度落としたことがあります。一個のシュリンゲの工夫をそれからはするようになりました。(墜ちて見えなくなったのは「私のザック」落としたのはパートナーでした)
★ハーケン用の打ち込み兼回収専用のヌンチャクをつくっておくとハーケンを落としません(テープの部分がテントポールのゴム紐が良いように思います)。
★ ハンマーホルスターをザック・チェストハーネス・安全ベルトにつけておくと便利です。(出し入れしやすい物をえらぶこと)

第┃ 14┃回┃「重さ」(2000/12/18)
色んな食べ物を「山」で食べるって本当に美味しいですね・・・楽しむという為に「重い」思いをする「山」も有ります。そうした楽しみ方は別なときに譲るとして、此処では「重さ」について、考えてみたいと思います。私自身は体力はない方だと自覚しています。「重さ」は敵!!と何時も感じています。

山では尊敬している「O」さんの事を紹介します。中学生?の娘が入浴しているのを覗いて「すっかり大人になったなーと」感激し?、娘に「お父さんのH!!」と言われてしまう人ですが・・・朝は4時頃には起きてマラソン・・・、夜9時頃電話すると「お父さんはもう寝ました」と息子が答えます。月に一回は絶食・断水をし、もちろん通常のトレーニング・仕事をこなしながらです・・・「(体が)どの位までなら大丈夫」という事を理解し、(食料が足りない等)リスクが有ってもそれを克服できるので彼の荷物は軽いです。(登攀だと「ガチャ」が重くて「食料」を削るしかなくなるのですが・・・)通常のコースタイムが1時間で有れば30分位でこなしてしまいます。人が2日掛かるところは1日で済みますから重さが全然違います。かって冬の穂高に一緒に行ったとき(滝谷出会いから入り前穂高Dフェース〜北壁経由)北尾根の3・4峰のコルから一日で東京まで戻ってきました。彼の場合は「体質改善」による「重さ」の解決です。

山の店に行くと、ピッケルケース・プロテクター等色々売っています。有れば「便利」という物が所狭しと売っていて「あ、此は便利・優れ物」とついつい買ってしまいます。しかし、山ですから「便利な物」を担いでしまわなければなりません。本当に必要な物かよく考えてみましょう・・・

町ではピッケルケース・プロテクター等は必要だと思います。でも、一度入山したら「邪魔」ですし「喪失」しやすいものです(良く拾います)、山中ではむしろ着けていけない物だと思います。

アイゼンケースは重く嵩張ります、私は会社等で使っている「国際郵便」用の「封筒」使っています。コーキングしていて破れず長く使えます。当然「尖り物ガチャ」袋としても使っています。料金はただです。(宅急便の袋もなかなか良い物もあります)また、ピッケル(石突き・ピック)プロテクターはガムテープですましています。ガムテープは色々使えますから必ず持っていきます(1メートル位を丸めておけば半年位は十分持ちます)、あと針金は応急処理用等に持っていきます。

併用して使える物を持っていくようにしましょう。(例えばアプローチ用の帽子・行動中の帽子・目出帽・耳当て・フェースマスク等有りますが目的の山行によって選別をしないといけないと思います)みなさんも色々工夫していると思います。よろしかったら教えてください。

第┃ 24┃回┃「 -->続き

04/19 07:36
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