[]-18/親
ゴールデンウィーク「硫黄尾根」
オジサン

最初--j心部。だが、一つの資料によれば、「多少難しいところもあるがザイルを必要とするほどではない。」とある。それにしては、かなりきわどいルートに出くわす。岩稜と岩稜の間を落石たちがうまくうめてできた、細い橋を渡る。空中綱渡りの気分。橋通過後に出てきたのは、アイゼンの爪さえ置くところのないスラブ。岩の上のリッジに手をかけカニになる。しばらく降りるが、ルートに??マークがついてくる。一峰に登り返し、地図とコンパスで確認。どうやら、尾根を違えていたらしい。二峰は、南西の方角だ。少し進むと、アイゼンの爪の傷が岩に見られる。OKだ。懸垂の支点も出てきた。二・三・四・五峰を越え岩稜が終わると、白樺が顔を出す。白樺台地も近いらしい。雪壁をトラバースしていると、下のほうに頭に赤い飾りをつけたきれいな雷鳥がつがいで歩いている。飛び立っていく姿も美しい。平坦な雪原に出た、白樺台地。ややのぼりのきつい雪稜を進むうちにガスがきれ、正月の北鎌が、槍の穂が一層身近になって現れた。?時半。ころあいの良いビバーク地にスコップを立てる。ここから、硫黄岳からの軌跡を追うことができる。ホワイトアウトの中の行動がこの視界の中でつながった。なんだか、やたらと嬉しい。あんな岩稜だったのか、あんなやせた雪稜だったのか!!!いくら見ていても飽きない。硫黄尾根は、終わった。クサッタ雪にプラブーツの中に入り込まれ靴下を濡らされる。装備の一つに「新聞紙」があった。これが、吸水性抜群。使い慣れない私は、どうしても「直火」に頼ってしまいがちだが、Nさんは、さすが。濡れた新聞紙をまるで、海苔でもあぶるように乾かしては、再利用する。
5月1日 第四日目 白樺台地上部〜上高地・・・新宿
久々に御来光を見た。淡い太陽。これが春の朝の陽なのか。穏やかだ。??時、西鎌尾根から肩の小屋へ向かう。肩の小屋からの雪壁にきれいな二本のシュプールが描かれている。なんてリズミカルな息の合ったスキーヤー達なんだろう。山スキーの爽快感を思い出す。オコジョ??身体に縦に太い縞を三本くらい走らせた小さい生き物発見。リスを一回り大きく、且つ四角っぽくした感じ。岩稜と雪壁を身体に取り込んでるの?いつか、純白の君にも会いたいものだ。肩の小屋11時着。休憩後、一気に下る。もう、惰力走行だ。傾斜があるうちは良かったが、横尾からの平坦な道は自力で歩かないと進まない。まだまだ、修行が足りません。
下山して
今回、名目上「リーダー」として、山行計画・装備表を作成した。地図上に、ルートを落とす作業もしてみた。例によって山行準備は、慌しく進められ不十分だったが、「自分で」考えることがいつもより多かった分だけ、勉強になった。優しい部分は、先を歩かせてもらった。(初日は別)どうかな・・・という部分も、トップで歩くことに挑戦してみたい気もする。たくさんの経験の中でルートを読む力もつくだろうから。山行前に地図をぎっちり頭に入れて、山行には地図を持っていかない人を知っている。持っていかないことを真似できないが、それくらい、地図を読んでおきたいと思った。左右のキック力の違い・・・左の弱さを、承知してけりこまないと。クサッタ雪の難しさが、身にしみた。硫黄>北鎌という式を実感した山行だった。 

1、装備と活用について{*反省と問題意識の纏め}
(1)時計の電池切れに新宿で気付く{×失敗}
(2)ラジオの感度{×が良くなくてあまり使えなかった}
(3)クサッタ雪でも靴の中・ズボンのすそを濡らさない工夫はないものか。
  {*スパッツは付けるが雨具下を付ける程の必要がない場合結果として裾が濡れてしまうので}
・ 濡れた靴下を嫌がらず履き、夜乾いたもので快適に休む。{*一度濡らすと乾かすのが難しい。睡眠時は濡れた靴下だと最悪なので・・・実感しました}
・ 冬山でもゾウ足を持たないことが多いが、あればいいなと思った。{*私は冬はゾウ足は替えの靴下と同じく必須です・・・凍傷しているので尚更なのですが}
(4)新聞紙の活用{*天気が崩れる場合は必須と実感}
(5)水分を多く摂る
   ・喉の渇きとは別に体内の水分は不足してくる。
(6)ろうそくはいい。
・ 何と言っても、炎の温かみがいい。定着型以外は、ランタン持たずにろうそくとヘッ電で済ます。      
・ ぺツルの新型は有効。{*長時間使用可・軽量}
(7)予想以上に捨て縄使用
・ 不足ではなかったが+αあったほうが安心
 {*一人今回は長い物×2・短い物3でしたが・・・私は短い物×5。終わって手元に残ったのは長短3}
・ シュリンゲを作るときの長さ調節が不十分{*長い物の長さは短い物×2にするべきでしたが中途半端な長さの物を使用したので}
(8)確保器
・ 本ちゃんでのATCは、「役に立たない」{*と指導を受けました。}
(9)ティッシュとロールペーパー
・ ロールの方はまだしも、ティッシュは長く残り、自然の中には残して置きたくないものとのこと。
・ 労山の「高所登山学校」の参加したとき、使用後ライターで燃やす方法をとった。日本の山でもそれが一番かな?{*ティッシュは丈夫で、分解しにくいので環境庁や自然保護団体は山では使用しないよう呼びかけています。ロールペパーは分解しやすいそうです。持ち帰りが一番良いのですが・・・ウーン難
しいですね。アラスカでは環境レインジャーが燃えた灰が環境を破壊するので燃やすなと指導しています。どうしても破棄せざる得ないのならクレパスに放り込めと指導していました。}
(10)アプローチの靴
・ Nさん、アプローチでのぬかるみまで予測しての選択・・・納得。私のように普通の靴では雪に対して及び腰になる場合、家からプラブーツという冬のパターンがいいのかな。{*崩れた道や無雪期は運動靴の方が歩きやすいしアプローチで運動靴を使用するというのは楽ですね。ただ、軽さを選ぶあまり運動靴の靴底のタイプに無頓着だとまずいです。滑りに -->続き

04/17 23:29
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