[]-18/親
ゴールデンウィーク「硫黄尾根」
オジサン

最初--ノすることになる。
4月29日(日)第2日目 小次郎沢のコル〜中山沢のコル?時発。硫黄岳を踏み、硫黄台地で一本取る。ここから、北鎌と平行する。雷鳥ルンゼは懸垂で下る。一本下ったところから、硫黄の特徴、脆い岩稜の始まりだ。赤岳ジャンダルム群に入ってからだったか、岩をホールドにしながらトラバースしていたとき、左手の岩もろとも引き離された。それでも留まろうとする私の身体は、お腹にパンチを食らったような体勢をとってトンと落ちた、お尻の右の骨が雪から出ていた岩の上に。その後、数メートル雪面を滑り、止めてもらった。ピッケルのリストバンドが抜けるが、すぐ下で止まってくれた。クサッタ雪に感謝しなきゃかな。なんだか、まるで初心者みたいな気分に、ちょっぴり情けないものを感じながら、トラバースする。その後、捨て縄を2・3箇所で使いながら懸垂を繰り返す。一ヶ所、荒縄らしきものが残っている支点あり。時代の流れをひしひしと感じた。誰が使った縄なんだろう。(・・・冠松次郎・・・。)岩稜では、岩を確かめながら行く。朝のようなことはしたくない。あのときだって確かめたつもりだったのに。P7を巻いたところで…左足をクサッタ雪に取られかけた。体が半身になった。右足と右手が効いていたから良かったが。ノーザイルだったから怖かった。不用意に動けなくて、手をかしてもらった。左足が利き足で、それを支点にしての右足の蹴りこみはいいが、逆は弱い。かなり意識しておかないと危険だ。ぽつりと落ちてくるものがある。P8を2回懸垂で降りたところが、中山沢のコル。5時半。今日のビバーク地。ザイルを使うことも多く、ガレ場の降りにも時間がかかり、目指した白樺台地には届かなかった。最後の懸垂では、若干支点が弱いのでクライムダウン調にして、確保器は使わない。(今回小さなエイト環を持っていない私は、軽さを取ってATCにした。)カラビナを2枚使って制動を効かせる方法を教えてもらう。霙がツエルトを叩く。冷え込んできた。
4月30日 第3日目 中山沢のコル〜白樺台地を越えた地点霙は雨に変わって一晩降り続いた。辛うじてFMしか入らないラジオは当てにならず、雲行きをうかがう。かなり小ぶりになったところで、行動開始。11時。テント撤収し終わるころには、あがるが、視界が悪い。雪で「く」の字に書かれたルンゼを登る。赤岳一峰から見えない二峰を目指す。今回のルート第二の核心部。だが、一つの資料によれば、「多少難しいところもあるがザイルを必要とするほどではない。」とある。それにしては、かなりきわどいルートに出くわす。岩稜と岩稜の間を落石たちがうまくうめてできた、細い橋を渡る。空中綱渡りの気分。橋通過後に出てきたのは、アイゼンの爪さえ置くところのないスラブ。岩の上のリッジに手をかけカニになる。しばらく降りるが、ルートに??マークがついてくる。一峰に登り返し、地図とコンパスで確認。どうやら、尾根を違えていたらしい。二峰は、南西の方角だ。少し進むと、アイゼンの爪の傷が岩に見られる。OKだ。懸垂の支点も出てきた。二・三・四・五峰を越え岩稜が終わると、白樺が顔を出す。白樺台地も近いらしい。雪壁をトラバースしていると、下のほうに頭に赤い飾りをつけたきれいな雷鳥がつがいで歩いている。飛び立っていく姿も美しい。平坦な雪原に出た、白樺台地。ややのぼりのきつい雪稜を進むうちにガスがきれ、正月の北鎌が、槍の穂が一層身近になって現れた。?時半。ころあいの良いビバーク地にスコップを立てる。ここから、硫黄岳からの軌跡を追うことができる。ホワイトアウトの中の行動がこの視界の -->続き

04/17 23:29
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