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「アクシデント」更新2003/1/17
オジサン

最初--クシデントの「宙づり事故」で仲間を助けるために「命綱」を切って墜落していった名クライマー。山をやっている者として「古くて新しき」命題ですね・・・「エベレスト」「K2」の大量遭難事故の記憶がまだ新しい中、生存者から事故の生々しい「描写」が報告されていますが、それが映画にも取り入れられていて・・・エベレストで亡くなられた知人の難波康子さんのことを思いだしてしまいました。

第┃ 16┃回┃事故とマスコミと「うるう日付処理」(2000/12/26)
山岳保険は下山予定48時間経過してから「遭難」として扱いますからその時点から「保険」対象になります。その前は「遭難」としてみませんから48時間経過前に事故想定で動いたりした場合で「事故」でなかった場合は掛かった費用は対象外です。(「山岳会」の方は通常48時間経過するまで待っていません下山予定日の翌日夜に早くて一次隊を出すようになります:冬の場合下山が2日遅れるのはそんなに珍しく有りませんので、諸条件を検討することになると思いますが)
例外として48時間経過していないにも拘わらず明らかに「事故」がわかっている場合は対象になります。例えばパーティーのメンバーから救助の依頼が入ったとか、又はマスコミ等で「遭難」として報道され「遭難」が既成事実化した場合などは此に当たります。
山岳会"M"の会員が悪天候のため下山予定を一日オバーして、ビバークの後自力下山をしたことが有ります。下山予定が来たのに連絡が無いので「家族」が「警察」に相談した結果、(警察が家族に)捜索願を出させて現地県警が「遭難」として動き、結果としてマスコミに「遭難」報道がされたことがあります。家族から「会」の方に連絡が取れなかったので、警察が相談相手に担ったため、「山」の素人がすべてを判断してしまい、会が気づいたときは「民間協力隊」・へりが動いてしまっている状況で当然マスコミに「遭難」で流されてしまった後です。この時は下山予定日から6時間経過しないうちに警察に「捜索願」が出され動き出しているわけですが、新聞沙汰になったため「保険」の対象になりました。(保険会社とやり合っています)
「家族」は一番の相談相手は「警察」になるのは通常ですが「山」の場合、警察は素人でしか有りません。山に入った本人達は自力下山したにもかかわらず、回りに多大の「迷惑」をかけてしまい・・・「山」にいけない環境になってしまいました。「悪天候」で下山が遅れたというのは下界の人には「理由」になりません。特に勤めている人にとっは「無断欠勤」というのは「理由」を問わず「反社会」的な事ですので、会社・家族には「会」の方から事情を説明してあげる必要があります。
欧米のように「山」に入る人たちに「サー」を付けて「冒険」するチャレンジャーとして尊敬・敬うという土壌がない日本の場合は「迷惑」をかけたということなのです。・・・
ところで、昨年あれ程騒いだ「Y2K問題」・・・今年はマスコミはあまり騒いでいませんね・・「Y2K問題」とは、コンピュータ西暦2000年問題の略称で、2000を意味する「2kilo」と年の「Year」を組み合わせたもの。なぜいまさらこんな話をと思われるかもしれませんが、実は間もなく訪れる「世紀越え」の瞬間にも、同様の問題が起きうる可能性があるのです。「うるう年問題」と呼ばれるものがそれです。ご存じの通り、うるう年は暦のずれを調整するため、4年に1度設けられます。しかし、実際にはさらに細かな調整が必要なため、100で割れる年は、うるう年にしないという決まりがあります。だが、さらにややこしいことに、100で割れても400で割れる年はうるう年という取り決めがあるため、結局のところ西暦2000年はうるう年となるのです。このうるう年の法則は「Zellerの公式」と呼ばれているそうです。Y2K問題はプログラマの常識だったのですが、このややこしい法則をどれだけの人が理解していたか? 2000年のうるう日付処理を勘違いしたプログラマが作ったプログラムは、Y2K問題を抱えた機械同様に誤動作してしまう。「Y2K問題」よりも極めて危なっかしいのがこの「うるう年問題」だと言い換えることはできないでしょうか?実際、うるう日であった今年の2月29日に多くのトラブルが発生したことを記憶されておられる方も多いはずです。既にうるう日に発生したトラブルで、ほとんどの対策は取られたはずですが、この年末年始が「危険日」であることに違いはないです。この日に何が起こるかは誰にも予想できない・・・。町でも山でも何が起こるかわかりませんね・・・

第┃ 17┃回┃「ゴウロクゴウセツ」(2001/1/9)
 昭和56年の時、「豪雪」で電車は止まり、車道は通行止めになり交通機関が全滅の時がありました。俗に「56豪雪」(ゴウロクゴウセツ)と呼んでいます。大体十年おきぐらいにこの現象は起きているようで今年が20年目に当たります。
穂高の前穂北尾根の「Sさん親子+女性」のパーティからU氏に救助連絡が入り急遽現地入りしました。結果として東邦航空のヘリのピックアップで収容され、何はあれホッとしました・・・現地で見・感じたことを書いてみます。
長野県警豊科署の対応ーあまり期待していなかったのですが感心しました。(豊科警察に詣でするのは十何年ぶりでしょうか・・・私の先輩の死亡事故以来です)
当初は、Sさんの件で動いた(上高地に10人入った)のですが、同時多発遭難でヘリ主体に切り替えたようです。東邦航空(中部山岳地帯の荷揚げなどを請け負っていますが、山岳事故の専門で吉尾さんの事故などでも活躍をしてもらっています)を全面的に信頼してました。
「マスコミ」対応は完璧!!
Sパーティは「中学一年生」が居ると言うことがあり、収容されるまではマスコミには明確にしないで押し通し、救助メンバーには「子供のことは伏せている」と明確にしマスコミ対応に注意を喚起してくれ、同行の女性のご両親にマスコミには「よくわからない」、「県警に聴いてくれるよう」との対応を指導してくれました。
Sパーティーの状態
北尾根五・六峰のコルから悪天候で撤退するときに六峰の下りを奥又側に間違って入り気がついてトラバースをしたが、雪の状態が悪く(女性が滑落する等アクシデントがありーザックが重い為?)割と安全なところで露営し、悪天候に捕まって、動けなくなった・・・ようです。
本人たちの力量は私はよくわからないのですが、U氏が講習などで(S親子を)指導をしていたという関係はあります。
下におろされた装備類を整理していて今回の遭難のポイントは「重さ」だなと思いました。三人パーティが食料を食いつぶして下山してきたのですが、それにしてはザックが「重い」とおもいました、ザックを開けて驚いたのは「シュラフ」が水浸しで凍っていました、此では冷蔵庫の中に体を入れているような状態です。「凍傷」の心配をしましたが幸いそれほど酷くなかったようです・・・「女の子」の装備が異常に重かったです。「北尾根」を登る装備?と言う物もあり・・・「ハイカー」の延長上の装備に近いと言ってよく、悪天候からの撤収ですからスピード命なのですがこの重さが致命的になったと思います。
気がついた事を羅列します。
★全身用の「エアーマット」(一人分有り・他は普通のマットですー軽量化するとどうしても銀マットなってしまいますが、山行が長い場合は「エンソラマット」(注・)が良いようです嵩張りますがエアーマットより優れていると思います)は、定着ならともかくも重く嵩張りますし、結構パンクします。大きさは「全身用」の2/3で十分です。(もっとシビアになるとザックを轢いて終わりと言うこともありますが・・・)
☆三人ともゴチャゴチャしたザックで重い。(シンプルなザックが無くなっていると言うことがあるのですが・・・「人間工学に基づく」背負いやすいザックとか謳歌されていますが逆に重くなってしまいます)
★アウターウェアが今風の「重い物」で暖かいのだけど「ラッセルしたら暑くて、体を濡らします」、アンダーウェアがどんなに良くても悪天候の山行だとインナーウェアーがなかなか乾かないです「重ね着」の原則が大切だと思います。
☆エイト環とATCを併せて持っているetc.「軽量化?」。(二人)
★ナイフをナイフ用の「フォルダー」に入れていてザックに入れていた。「ナイフ」はホルダーなんかに入れずすぐ取り出せるように身に付ける事ェ大事だと思 -->続き

04/17 20:09
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