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Nomal 人工登攀(2005/7/5更新) /オジサン (02/04/25(Thu) 21:10) #36


親記事 / 返信無し
■36 / 親階層)  人工登攀(2005/7/5更新)
□投稿者/ オジサン -(2002/04/25(Thu) 21:10:54)
    N式アブミ人工登攀術(2005/7/5) 
    スクール会員の「よっちん」さんがN式アブミ人工登攀術をまとめました。
    http://www.so-huu.com/~yama/tekunoto.html
    また、レポートを書いていただきました。

    ●N式アブミ人工登攀術 初級 パート1 A1
    2005/05/22 奥多摩・日原-岳嶺岩
    訓練生:よっちん、ゆかりん、チーねえ
    垂直TRでの訓練 A峰「力士」 B峰「ボルダー」
    1,準備しておく事柄。アブミの先端には、大きめのカラビナをセットし、リストループ(WL) 以外にランナー用のソウンスリングとフィフィを引っかける為の3週類の長さの違うスリングを 付けておく。フィフィとハーネスの連結スリングの長さを調整しておく。思ったよりも更に短い方 が効果的でるが、個人差があるので実践で調整するしかない。また、連結ひもをテープや、針金などを使って、固めておくとフィフィがかけやすい。N式では、フィフィの連結の長さが重要な要素である。
    2,支点にアブミをかける際、落下防止の為に必ずWLに手を通してかける。重要!
    3,支点にかけたら、WLに掴まりサイドステップでアブミに乗り込みすぐにフィフィをアブミ自体もしくはあらかじめ付けておいた先端のループに掛けフィフィに体重を乗せる。こうすることで、手の負担はかなり減る。乗り込んで体を伸ばしなるべく高い位置までフィフィをかける。これ以上上がらない所までいったら、1段足を上げ上記を繰り返す。始めはフィフィに体重を乗せるのが怖いが、TRなので思い切って試す事が出来る。又、フィフィの形状も重要なので、TRで十分に練習し、自分に合ったフィフィとハーネスの連結の長さを見つける。ちなみに、フィフィのかける場所は支点に近くなるほど安定する。アブミのカラビナにフィフィを掛ける際、掴んでいる自分の指を引っかける事があるので注意する。
    4,次の支点に届く高さまで登ったら、同様にWLに手を通してから支点に掛け乗ってない足をかける。その際、乗っている足よりも低い段に入れると乗っている足での立ち込みがやりやすい。乗り込むと同時にフィフィをはずし乗り換えと同時にフィフィを掛け変える。この繰り返しで登攀して行く。
    5,支点が遠い場合、アブミの最上段まで立ち込まなければ届かない場合もある。ここで、フィフィとハーネスの連結の長さが重要になる。フィフィは支点、もしくはアブミのカラビナに掛けへそを中心にフィフィと足の2点で立ち込む。連結が長いと腰が後ろに引っ張られる形になり、立ちこめない。何度もチャレンジし自分に合った長さをみつけるのが肝要である。また、乗り込む際、サイドステップが基本だが、より遠くの支点に届くには、カウンターバランスのムーブも有効である。
    6,アブミの回収は、WLから手をはずし完全にフィフィだけに体重を乗せ、頭を下げて回収する。その際も必ず回収するアブミのWLに手を通して支点からはずす。この状態で次の支点に届く場合このまま支点にかける。

    ●N式アブミ人工登攀術 初級 パート2 A2
    2005/06/11 奥多摩・日原-岳嶺岩
    訓練生:よっちん、ゆかりん、チーねえ
    ハング壁でのTRでの訓練 B峰南面-小ハング
    1,基本的に垂壁と同じだが、たち込む際に片足をハング壁に突っ張ると安定する。ボルトや、ハンガーに乗せると更に安定する。
    2,空中ブランコ状態での乗り換えは、揺れのリズムをつかみ瞬時にフィフィと加重の移動するのが理想だが、両方のアブミに加重しアブミが離れていると、フィフィをはずしたときに振られるので注意する。


    ●N式アブミ人工登攀術 初級 パート3
    2005/07/2 奥多摩・日原-岳嶺岩
    訓練生:よっちん、ゆかりん
    垂壁、ハング壁でのリード、フォローの訓練 B峰南面-大ハング
    1,人工登攀で支点の崩壊は致命的である。テスティングと支点の見極めが最重要である。
    2,ランナーを取る前に、アブミを掛け体重をかけながら、支点のテスティングをする。大丈夫ならランナーにロープクリップする。先にクリップして、アブミを掛け乗り込んで、支点が崩壊した場合、 下の支点から、崩壊した支点分の延ばしたロープの距離だけ落ちてしまう。テスティングで抜けた場合は、下の支点からハーネスまでの距離だけなので、墜落係数は少なくなる。故に、衝撃荷重も少なくなる。必ず、テスティングをしてからランナーを取ること。リングボルトはヌンチャクまたは、テープスリングをN式でタイオフする。RCCは必ずビナ掛けする。重要!
    3.リードはセカンドのアブミも使い、1,2ポイントに残して行く。また、苦労した支点には、フォローの為にスリング等を掛けておく。
    4.フォローはスピードを心がける。回収はアブミに乗ったらすぐにランナーのクリップをはずしゴボウも使って素早く登る。回収したギアーはすぐに使える様に装備する。重要!
    5.N式固定方も繰り返し訓練し、ほぼ出来るようになった。ビレイルーフでの固定は初めて習った。
    6.この日は珍しく、多パーティーが来ていた。ユマールを使ってのソロシステムで3台のアブミを使って練習をされている方々や、有名な某登山学校の方々は、従来の巻き込みによる、パワーアブミ登攀など、見ていて色々と勉強になった。ただ、アブミを支点に掛ける際WLに手を通してなかった。カラビナを掴んでぶら下がるので、余裕がなくなるのだろう。また、ハングでの掛け替えは反動を付けて飛びつく様にしていたが、支点に負荷が掛かりすぎて危険だと思った。

    ●N式アブミ人工登攀術 初級 パート3
    2005/07/3 奥多摩・越沢・広沢 4級 A1
    訓練生:よっちん
    本チャンでの初級実践訓練
    越沢バットレスに向かう途中、越沢出会いで橋を渡った所に枝沢が入っている。これが広沢である。蜘蛛の巣だらけで鬱蒼と木々に覆われているが、踏み跡はある。曇りだが蒸し暑い。F1、F2、F3ともフリーで突破する。F2からロープをだす。タイトロープで確保た状態で前進する。リードのビレーの為セルフビレイを岩にスリングを回して取る。F3は1カ所支点が抜けていて、バカブーを打つ。回収の際、思わず簡単にはずれ、ハンマーが空振りに近い感じになりバランスを崩しすべってしまった。ハーケンの回収も片手でホールドを掴んで、足場の悪い所で実践出来、為になった。F4仙人の滝はアブミの人工登攀。セルフビレイは交叉する根っこから取る。1P、2Pに私のアブミを残し最終Pで1台、新保さんのアブミを残置。左壁をトラバースしながら回収するが、沢ようのハーネスにフィフィをつけわすれ、ウッドペッカーで代用する。垂壁2P目でアブミを落とす。WLに通しているつもりが、手袋をしていて、感触が解らず、通してなかった様だ。2Pに3mのスリングを掛け「下ろしてください」を飛ばしスリングと1Pのアブミ伝いに釜まで降り回収する。腰上までつかり顔を水面下にしてやっと取れた。が、ゴボウで登り返そうとしたが、濡れた服とザックの重みとヌルヌルの岩に手こずり、トラバース地点まで戻り、最初からやり直す。濡れたザックが重い。アブミが一つ足りないので、120ソウンスリングで代用する。その後は練習した通りに登る。ランナーからロープを外すのをついつい忘れがちだった。反省!F5の羽衣の滝もアブミ人工登攀。左岸にくさりの道がある。見学用であろうか。セルフビレイは岩から取る。コールが聞こえないので、ロープいっぱいで登り始める。1,2Pと直上し3Pはやや左に登る。支点がやや遠いので、お助けスリングが掛けてある。4Pは右上に登るここもお助けスリングが掛けてあるが、回収時、肩掛けしようとし落としてしまった。ねじりん棒にしてちゃんと装備するべきであった。反省!5Pは木の根っこ、6Pで終了。最後の行者の滝までは所々悪い。倒木があり掴まると危ないので、蹴って落とす。行者の滝下部は滝下のハングで人工の練習場所だ。ここで遡行終了。お宮のハング経由で金比羅山頂。ここまで、ロープいぱいの確保で登る。中級の沢は初めてだった。やはり断然難しくなる。特に今回の沢は登攀性が高く、登攀技術、ルートファインディングの訓練になった。リードで登れるようになりたいものである。  2005/7/4 よっちん




    第┃ 30┃回┃「初めにゲレンデありきーその5」(2001/4/26 )
    講習会に参加された方の報告です
    ●C君 ▲私
    ●14日岳嶺岩(トップロープです。) あぶみ:巻き込みなし。スカイフック又はフィフィ。垂壁。垂壁でのトラバース。 フレンズ・ナッツ類:フレンズのセット。回収。フレンズのシュリンゲにあぶみをかけます。支点のテストです。まず手で引きます。次に片足でショックをかけます。大丈夫なら全体重をかけます。この時にディジーチェーンを使います。
    自分でセットしたフレンズ支点に生まれてから初めてのっかりました。結構いい感じ。使える!岳嶺岩はビレー訓練くらいしかイメージがなかったのですが、フレンズをセットしながらトラバースラインをひけるような箇所があったんですね。
    ▲ナット類によるエイド・クライミング;今回は私がセットした物を抜いて入れる形でしたが、トップロープで自分の物を使って最初からやってみてください。外れやすいセット・道具の癖(ナット・キャメロットなどの違い)がわかります。エキスパンリング(体重を掛けていると段々開いてくる岩)もあります、そういう場合はめーいっぱいきつめにセットするのですが・・・あと固め取りなども有ります・・・機会が有ればやります。

    第┃ 41┃回┃≪ 私の課題 ≫  (2001/6/14)
    ●あぶみで登りました。まずちょんぼ紐に片手でぶら下がり、フィフィをできるだけ高いところにかけます。何段か上がり、もうひとつのあぶみを上にかけかえます。このとき、ちょんぼひもに手を通して落とさないようにします。そして、片足を入れます。次に、今のっているあぶみに立ちこみつつ、もうひとつのあぶみに入れた足でのりこみ、フィフィをかけかえます。これを繰り返しました。あぶみをかけかえるのに、回収するときは、頭を下にするとうまくいきます。
    ▲チョンボヒモ・フィフィ等の使い方を理解することが大切です。
    ●カムデバイスのセットの仕方を練習しました。トップロープで確保しながら、セットしたカムにあぶみをかけ、のっかってみました。まず少し体重をかけてからのっかったので、実際の墜落とは様子が違うのではないかと思いました。
    ▲ 基本的な動作は同じです。カムデバイスのセットに慣れれば残置のハーケン類より安心感が有ります。セットのチック方法を理解してください。ただ、乗っかっていると開いてくるエキンパンディングフレーク・リスは要注意です。
    後、リードしますからザイルの操作が(これが難しいのですが、時間が無く出来ませんでした。)加わります。

    第┃ 101┃回┃無雪期後期登山1「教室」鐙練習<長文>  (2002/6/27)
    ●「鐙」感想(S記)(▲私記入)
    1.鐙の操作方法 
    2.半マストでの懸垂下降
      (注意)下に引くロープがゲート側にこないようにセットすること。
    3.ルベルソを使用した場合の仮固定方法
    を行いました。以下復習

    鐙の操作方法
    1.リストループに手を通し、ボルトにかける。
    かけ方:手前からでも後からでも良い。但し、手前からかけた場合、ビナがテコになっ てボルトが抜ける方向にモーメントがかかる。(特にD環使用時)
    ▲あぶみ用カラビナは手で掴むときに楽なように大きめが良いです、又、ゲートの開口部の形状にも気を付けて選ぶ事が大切です。
    2.1の腕を伸ばして吊下がり、アブミに足を入れる。
    3.アブミに足で立ち、なるべく上にフィフィをかける。
    ▲鐙に引っかける細引きの輪っかを大小色々付けておくと楽
    4.次のボルトに手が届く所まで、アブミを登りフィフィを都度一番高い所にかける。(MAXリング)その際、フィフィにかかるモーメントでボルトが抜けないよう、常に足に体重を載せて下方向にモーメントをかけておくこと。
    ▲「巻き込み」は必要ですが、これは特殊な場合だけですので一般的にはやめて下さい。

    5.もう1つのアブミのリストループに手を通してボルトにかけ、吊下がり一番下段に足を入れる。
    ▲「下段」か又は「同高さ」が大事

    6.前のアブミに載せている足に体重をかけ、フィフィを外す。
    7.次のアブミに載せている足に体重をかけ、1,2段上がった所で外したフィフィをかける。
    ▲手をのばして足を上げる。

    8.頭を下にし、前のアブミを回収する。(リストループに手を通すこと)
    9.4~8を繰り返す。
    ☆ボルトにリングがない場合、3mmのシュリンゲを2周してそこにかける
    ▲黒部丸山等

    ☆トラバース時の注意事項:
    1.次のアブミに足を乗せる時は、前のアブミの足位置より低いところに乗せる。
    2.前のアブミを回収するまでは足を引っかけたままにし、遠ざかるのを防ぐ。
    ☆マルチの場合、トップがパーティ分のアブミを持って登り、自分以外のアブミをセットする。セカンド以降は自分のアブミのみ回収し登る。(時間の短縮)
    ☆持運び方法:リストループにアブミの輪を入れ、ビナにかける。
    ☆道具:アブミのビナはD環よりO環に近い方が良い。
    →テコによりボルトが抜ける方向にモーメントがかかる。
    ☆質問 懸垂支点です。確か、懸垂下降用に
    張ったロープの支点は流動分散されていなかったように思います。それは何故ですか?以前、ヨーロッパのガイドでは流動分散させずに結ぶのが主流になっているけど、流動分散させた方が良い!と仰っていたような・・・
    ▲はい、加重方向が一定の場合は「結んだ方」がいいです、一つの支点が破壊されたときに他の支点に一時的に負荷が(一時的にショクがかかるのは流動の方が固定よりも大きいと思います)かかりにくいので・・・ただ、加重方向が変わるような場合は流動の方が良いと思っています。「トップロープ」が考えられますが、ケースバイケースですね。

    第┃ 139┃回┃  『冬教室参加者募集中』(2003/10/21)
    ●先週の土曜日は早朝の雨のため、越沢バットレスが中止となり、岳嶺岩での「レスキュー&A1」に変更になりました。で、その報告をいただきました。
    【A1】報告です。
    K式A1(山塾の講師)と新保式A1。

    山塾には、アブミ好きが多いです、2人の講師どこが違うか、気になっていた、参加して、その違いを感じました。

    新保式A1では、岳嶺岩にある難しいハング(小ハングではなくて、誰がやっても届きそうにないところが、ありましたよね。垂壁の向かい側です。
    いつかAさんが、アブミ3台使って届いたところです)も、登ることができました。

    以下新保
    Yさん、感想?・報告読みました。チョトしたことですが、補足させていただきます。時間的な制約等で説明不足などが有るので、こうした感想・報告を出していただけると、技術を教えるという講師の立場からですと理解して貰う上で補足が出来ます。
    > 【A1】報告です。
    > K式A1と新保式A1。
    >違いを感じました。
    > 新保式はFefeで上るんですよね。 Fefeをはずしやすいようにちょっと、体を岩や アブミから離すような感じでたち込み始め、
    > たち込み完了の瞬間に伸び上がってFefeをかけてしまう・・・・。
    > でも、私にはこの動作がとても難しく、苦労しました。

    以下、新保
    チョト、理解が異なる方向に行っているので「補足」させて下さい。
    K講師さんの「巻き込み」式は、基本です。足の使い方等は人工登攀の時に大切な事柄
    です。でも、巻き込みによる支点の「引き抜き」方向のベクトルを無くするのが「フィフィ」による体重移動です。
    ただ、これも体をあげるときに、支点を中心にフィフィを使いますから「引き抜く方向」のモーメントが出来ます。これを出来るだけ殺すのがアブミにかけた足です。
    あと、フィフィの長さ調整、難しいです。
    人工登攀は道具です。自分のアブミを使用しやすくすることが大切です。チョト一言「かわいい色の物」が良いですが、左右別な色の物を使用しましょう・・・
    ヌンチャクと同じで、同じ色の物ばかりですと「そこ・あそこ」で分かりません。そこの「かわいい」緑色、そこの「派手な」赤色などという具合に・・・


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