山と登山技術

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Nomal 「谷川岳」 /オジサン (02/04/17(Wed) 22:57) #17


親記事 / 返信無し
■17 / 親階層)  「谷川岳」
□投稿者/ オジサン -(2002/04/17(Wed) 22:57:44)
    第┃7┃回┃「ガチャ」2(2000/11/28)
    ★ツエルトは大きめの物を持っていく。谷川岳「烏帽子奥壁のルート」は冬壁を志す人にとってはさけて通れない課題です。夏は中央稜・南稜→中央カンテ・変形チムニーと言う順番で難しくなりますが、アイゼンワークを体験すれば、アイゼンは真っ直ぐ攀るのに適していますが、横に行くのは難しい事が理解できます。南稜の夏で言うところのチムニーの上の3P目「・+」の逆くの字状に攀る箇所の為、冬は奥壁のルートの中で南稜を一番困難にしています。中央カンテは難しさが均等に続きます、変形チムニーの部分はピンを穿り出して人工で行けます。凹状は夏の核心部までルートファンリングが難しいです。どのルートを登っても快適なビバーグテラスに辿り着けるとは限りません・・・むしろ腰掛けるだけのビバーグの思い出しか残っていません、そんな時ツェルトを逆さまに使ってみてください(無論空気穴は縛ってくださいね)。底が上になるのですが袋状になるので楽です。

    第┃ 9┃回┃「谷川岳一の倉沢「中央稜」」(2000/12/ 4)
    *12月1〜2日に谷川岳一の倉沢「中央稜」に行ってきました。
    この時期は寒くなく登りやすいです。今年は例年以上に雪が少ないため取り付きまでは夏と同じラインでした。例年ですともう少し雪があるので、楽なのですがスラブ主体のテールリッジが悪いです。冬季初パーティの運命でずっとラッセルで「ショングリの滝」も高巻きます。この高巻きに帰りの事があるので(45mの)ザイルを残置して置きます。(昔残置した私のザイルはボロボロになってもまだ有りました。)のっけからザイルを着けて、スラブにアイゼンを軋ませながら、取り付きにやっと昼の12時に着きました。暗くなるのが早いですね4p登って座ったままビバーグとなりました。連れていった二人は「大男」でツェルトに私は入ることが出来ませんでした。幸い夜中にパラパラと降雪がある位で暖かかったのですが・・・同行者のサイズを良く考えなければいけないと一人納得しました。回りの景色は雪の薄明かりでよく見えます、暗く冷たく人間の存在を拒否しているようでした。吸い込まれそうな闇の中でたった三人しかいない・・・夏の騒雑が嘘のようです。新品のツェルトは(ヨーロッパ・アイガー北壁を登るときに使おうと思い買ったのですが)同行者のビバーグ地が悪くぶら下がってしまう状態のため重さで隅っこが破れてしまいました。翌日残りのピッチを登りブッシュ帯手前で終了とし、同ルートを懸垂下降し取り付きに戻りましたが、テールリッジも殆ど懸垂で降りました。「神々のトラバース」に春、残置した私のザイルはまだありました。中央稜基部から一の倉沢出会いまで4時間かかりました。暗い林道を、同行者は歩きながら「寝てしまう」事があったそうですが指導センターに夕方6時頃着いて長い二日が終わりました。
    *ビバーグをいかに楽にするのかは経験が必要ですが、誰でも出来る工夫は「マスク」をして寝ることです。シュラフの中に顔を入れて寝ると息で濡れてしまいます。マスクをすると濡れにくく暖かいです。

    第┃ 15┃回┃「谷川おじさん」(2000/12/19)
    日曜日、天神尾根経由で「谷川岳」に行ってきました。「谷川岳」という山はなく、「トマの耳」「沖の耳」総体を指しますが、途中「谷川おじさん」の二千回登頂達成に遭遇しました。すごいですね・・・記録を伸ばすために住まいも通いやすい所に転居したりしているようで・・・
    土曜日は、みぞれぽい荒れ模様の天気だったのですが、嘘のように晴れて風一つない穏やかな日で、大勢の登頂者で賑わっていました。
    谷川岳はその置かれた位置のためきわめて得意な気象状況になり「悪天候」が屡々有るために気象遭難が起こりやすいです。荒れやすい山の頂上に2千回・・・他の山ならいざ知らず「谷川岳」の2000回登頂は「すごい」です。昔のように悪天候が一週間続くと言うことはめったになくなりましたが(私自身1泊2日の予定で6泊7日閉じこめられたことがあります)・・・肩の小屋の広場は吹雪かれると迷います。ザイルが有れば一人を中心にザイルで円を描いて避難小屋か指導標を見つけます。指導標(鉄塔)に一人が立ちザイルの方向を指示しながら伸ばします。吹雪かれていると斜面と風に逆らうように歩いてしまうため方向が狂ってしまいます。西黒尾根の場合ザイルを二本つないで、さらに2P伸ばして、「懺悔」岩を見つけたら正規のルートです。後は迷う所は有りません。指導標は雷の影響で磁気を帯びていますので注意してください。・・・

    第┃ 24┃回┃「ひな祭」(2001/2 /27 )
    一年で一番攀るチャンスの三月が始まります。自分自身にネジを巻きましょう!!
    ☆春一番が吹いたら(二月下旬以降)移動高から眼をはなさない(滝沢第三スラブ91.3・幽の沢正面右95.3)
    ☆ 谷川岳のルンゼ登攀は雨のあと冷え込んだら最高の状態になります。(3月)

    第┃ 37┃回┃「夏が来る・・・」(2001/5/17)
    もうすぐ夏が来ます。みなさんどのようなプランお持ちでしょうか?夏の前に谷川岳の本チャンルートをトライしましょう!!(易しい所から難しいところまで自分の課題は探せば有ります。ただ、グレードで探して見てはいけません!!人があまり行かないルートはグレードが低くても難しいという事を理解してください。グレードが低いとピンは有りません、総合力がそれだけ必要になります。グレードが高くても人気ルートはピンがありルートも安定しているので総合力は少しですみます)
    秋に「谷川」を目標にしている人は、「春の谷川岳」が一年で一番アプローチが楽くで日が長い(明るい時間が長い)と言うことを心に留めてください。。特に、私の経験から言えば6月第一週は天気で登れなかったと言うことが有りません・・・出来れば休みを取って、秋の分まで登り込みたいですね。ただ、春先はピンや岩が緩んでいることが多いので、人工ルートは気を付けて。そして、落石が多いので他のどのパーティよりも早く取り付けば、落石からは安全です。(又は遅く取り付くかです。)
    6月中旬から7月前半まで天気は不安定ですからその時は天気をよく見てゲレンデか本チャンとしたら北岳バットレス・丸山・唐沢岳「幕岩」にアタックしてはいかがですか・・その為に今ゲレンデを登り込みましょう!!

    第┃ 40┃回┃≪  谷川の課題   ≫  (2001/6/6)
    6月2日(土)一ノ倉 中央カンテに登りました。 お天気は、時々パラつきましたが、いい一日でした。数年振りの谷川で、雪渓を登っているとき、かなり緊張していました。本チャンとなれば、
      ・ 自分が安全にしっかり登ることはもちろんのこと、
      ・ 仲間との連携プレーを上手くやらなくてはいけない、そして
      ・ 落石を起こしてはいけない
    などと思いながらテールリッジを登りました。その間堪えず安全に登れるよう足の置き場所にもNさんの指示を戴きました。岩は、思っていた以上にグズグズで、触ってグラリというのがいくつもあり確認を怠ることができませんでした。 また先行の人からのそういった忠告は本当に有り難く思いました。快適なところもあり、正直コエー!! という個所もあり、Nさん、トップのロープが15分位動かなかった所は、まさにそれでした。私のこの度の課題は、懸垂下降で何回も出てきて、何回も忠告を受けました。
    ・ 下降して着地して直ちに自己ビレイをとる前に、少しロープを緩めようとする   
    ・ 自己ビレイのとり方で、支点のシュリンゲへのかけ方がしっかり確認できていない
    ・ 支点にかけるときは、ロープの下からかける
    ・ 懸垂下降時のエイト環の使い方がスムーズでない(実際エイト環を落としています。)
    ・ 懸垂下降時の安全確認、ハーネスにつけている環つきビナの閉め忘れなど
    ・ 懸垂のロープの結び目は、下側になるように
    どれも完璧に身についていないとわかりました。登れても、下ることの難しさが身にしみました。下降中、頼りない支点個所で、Nさんがその場でボルトをうち、手持ちのシュリンゲで支点を作って下降した時、いろいろな技術をもっていなければならないことの大切さを痛感しました。またそういった時に必要な様々なもの(シュリンゲの長さ、太さも)をも持ち合わせることの大切さも知りました。私などは、ただボーとしているだけで何の役にも立たない状態でした。
    今回、事故があって頭上を県警へりが飛び交い、三人もの人が吊り上げられていったり、南稜を下降中に、真下の雪渓の大雪崩があり、そのすさまじさに震えました。
    全体に、前回来たときには怖さも知らず、快適な印象だけでしたが、今回は、いろいろなところでなぜか怖さを感じた谷川でした。 H記

    第┃ 48┃回┃「夏山シーズン」本番です(2001/7/30)
    梅雨明け10日間は天気が安定すると言うことで「登山」に最適と言われてきました。それでおおむね「夏山合宿」は(例年の梅雨開け日は7月20日頃なので)8月1日頃に行われるのがベストですね。でも社会人だとどうしても会社の「盆休み」に当たる8月15日辺りにならざるえないのですが、この頃は天気も不安定で山も混みます。天気の安定しているときにチャンスを掴んで攀るようにしましょう。

    7月29日谷川岳「中央稜」北稜下降〜衝立前沢〜出合に行って来ました。「ショングリの滝」はまだ出ていなく・・・七月の終わりで雪渓が割れていないなんて、記憶にないです。しばらく割れる気配がありません・・・。割れるとアプローチが大変ですね。テールリッジの「神々のトラバース」に去年張ったザ
    イルは一部切れて3m位ブランクになっていました。北稜は慣れていれば中央稜を降りるよりも快適ですね。先週の谷川岳は雷雨で「鉄砲水」が出て出合のテントが流されたそうです。不安定な天気には呉々も注意。

    前日の日も攀る予定でしたが前夜の雨、夜明けの雨で中止しました。マチガ沢の出合にある「マムシ岩」でスラブ登りとクラックをトレーニングしました。
    何年ぶりなのでしょうか十年?ぶりかもしれませんハング帯をリードしましたがなかなかのっこしできず苦労しました。昔の人は此をドタ靴で登っていたのだからすごいですね。
    そんな昔の人たちが集まり「グループ山想」という団体ができています。(東京都山岳連盟に加盟しています)通称「G山想」でその名の通り母胎は「緑山岳会」です。
    緑山岳会から様々な会が生まれました。稜峰会・G登攀クラブ・・・アルピニズムを実践していた人たちが年に一度、「谷川」に集まろうと様々な人たちに呼びかけ本年は7月29日の日曜日に集中登山を行いました。29日は集中登山の岩場の方の「警備」「事故対策」も頼まれていました。

    マムシ岩で「マムシ」に出合い、(もう少しで落ちそうになりました・・・)丹沢の沢登り「小川谷廊下」では大量の蛙に会いあげくの果ては蛙を口にくわえた状態の蛇に会いました。今年は異常気象ですね・・・

    第┃ 50┃回┃「秋の予定」(2001/ 8/24)
    いわゆる谷川岳は説明はいらないと思います。10月中旬以降は入山を控えましょう。みぞれでやられることがありますので天気には要注意です。

    第┃ 54┃回┃10-11月の予定(2001/9/23)     
    9月22日「富士山」が白くなったそうです・・・ここ2・3日朝晩が寒いですね・・・いよいよ冬が始まります。冬壁を一本落とすというのは大変です(私自身は初めての谷川岳烏帽子奥壁の冬壁は「凹状」です、冬壁を初めてから5年位掛かっていますその後「南陵」「中央カンテ」「変形チムニー」「正面ルンゼダイレクト」「中央稜」と経験しています)・・・冬山には「アイゼンワーク」は欠かせません。一度じっくりやってみませんか。

    第┃ 61┃回┃ 「冬の足音」その3(2001/11/7) 
    11月3日土曜日は谷川岳でも雪が降り、上越は「冬景色」だそうです。

    第┃ 86┃回┃ 「山岳共済保険の更新時期」(2002/2/25) 
    ●谷川岳登山条例に基づく届出について
    谷川岳の「危険区域」の登山届出は遭難防止条例で「登山規制」がしかれています。
    > 以前、どこかで谷川岳登山条例に基づく届出がFAXで指導センターまでに2日前迄にすればOKというような記載を見たのですが、本当でしょうか?
    登山条例の対象は(12月から2月までを除いて)「3月」からになります。届出を(原則10日前まで提出し)2通提出すると受理印を押して、一通が戻って来るという事で携帯を義務づけられます(提示を求められると提示する義務があるとなっています)・・・。
    3月の条例適用日開始など微妙なことがある場合や、やむをえず(10日前まで提出に)間に合わない等の場合、登山者の利便を図って「FAX」を受けてくれるようです。(あくまでも運用です)ただし、「2日前迄」という事でなく出来るだけ早めにと言うことです。折り返し、提出者への「受理」の「FAX」が来ます。センターの電話0278723688がそのまま「FAX」ナンバーになります。

    > 岳連加盟者のみの特権制度(?)に関連するものなのでしょうか??
    遭難防止条例制定時、当時の日本山岳協会と群馬県の担当者で話し合いをして、日山協加盟団体については入山当日(会の承認の会印を押した登山届出書)を出せば受け付けると言う事にしました。上記(岳蓮加盟者以外の届出のFAX受理)のことは天気など不確定な要素があり、「十日」前までに提出できないこともあり得るという好意的な事での受理なので、出来るだけ早めに出す事に努めたいですね。

    > 直前の日程変更(悪天などで順延)の場合の手続きはどのようにされていますか?
    不条理な規制条例ですが、担当の方々も規制が目的でないという対応ですし、目的は事故の防止です。「登山届出」に関わる事については、センターに、電話で相談してみるのが良いと思います。

    ●谷川岳登山条例に基づく届出について「グループ山想」からメールいただきました。
    FAXで2日前云々は一昨年の「グループ山想」谷川集中前に、集中の際は不確定要素が多く、センターと話し合って最悪の場合はFAXで2日前なら大丈夫、と言う確約を貰いました。 「グループ山想」集中参加者にはその旨のニュースを流しましたが、それが他に流れたのでしょうか?(私:流れて、現在一般的にそういう処理がされるようになったという事のようです)

    第┃ 89┃回┃「3月」冬も終わり(2002/3/17) 
    17日谷川に行きましたが本谷を詰めるも、「本谷」が割れていて渡れず帰ってきました。雪は落ち着いていましたが、そろそろ底雪崩のシーズンですね・・・

    第┃ 91┃回┃「登山教室2」(2002/3/22) 
    3月17日に谷川に行き「敗退」しました。2月に広い範囲で「雨」が降り、千波の滝が登れなくなったという事態の中で、谷川の氷が発達する予感がしました。(ルンゼも落ち着くし)・・・そうした中、烏帽子奥壁の「大氷柱」が登られ・・・「自分が登っていないルート」へのクライミングの意欲が押さえようもなくなり、Oさんに同行をお願いして、アルパインの経験のあるKを誘って一の倉沢「六ルンゼ」を計画しました。出発前日まで、Oさんから連絡がなく(越沢バットレスに行ってた様です)、連日の深夜にまで至る「残業」でよれていましたが何とか二人で指導センターにたどり着き、明け方3時にセンターを出る時に夜中(午前0時頃)から行動をし、「5ルンゼ」を敗退し戻ってきた知人に色々情報を貰いました、出合は一の倉尾根からの底雪崩でデブリの山のようになっていました。明るくなる頃に滝沢下部辺りまで登り、目指すルートを確認することが出来ました。手こずるなと言う第一印象で・・・本谷が割れていてスノブリッジの一番狭いところが2m位で両側に亀裂が入っていました。
    頭の中で、ルートを登る装備・ルート敗退時の下降ライン、ルートの変更時の予想事態、天気は下り坂・・・気温が高すぎる事、翌日の仕事。リスクを背負う気力が無くなり、敗退する事としました。一の倉からの戻り道、パトナーとの信頼関係を凄く考えてしまいました。
    登山教室でパトナーを育てるという事をメインに私は関わりたいと思います。
    教室の方も間をあけず、短い期間に集中的に登り込むことで自分が何年もかかった事を効率よく学んで貰えると思います。

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