山と登山技術

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Nomal 「アイスクライミングへの誘い」 /オジサン (02/04/17(Wed) 07:26) #14


親記事 / 返信無し
■14 / 親階層)  「アイスクライミングへの誘い」
□投稿者/ オジサン -(2002/04/17(Wed) 07:26:44)
    第┃5┃回┃「「アイスクライミングへの誘い」(2000/11/26)
    穂高の屏風岩の小話です。
    その一:右岩壁「ルンゼ状スラブ」を登っているときのことです。夏だと右側の凹角に打たれているピンを使って人工で行くところですが左側のフェースに氷が発達してダブルアックスで抜けることができました。その後の三〜四級のピッチで40メートルにランナーが2〜3個(一個は自分でセットしたトライカム;ナットの一種)しか取れず、外形テラスにたどり着いたときはホッとして座り込んでしまいました。登攀中は、悪天候で・・・座ったままのビバーグとかしたのですが結局、終了点手前で下降しました。雪崩に怯えながら、横尾の小屋に戻ったときは充実感に満ちていました。横には「右岩壁の明峰ルート」を登りに来ていて風邪のため一人寝込んでいた吉尾さんが居ました。(冬は営林署の小屋を開放してあります薪もあり大体煙突の調子が悪いので煙たいのを我慢すれば最高です上高地の冬景色は一度は体験して欲しいです。・・・心に残ります)右岩壁は悪天候だったと言うこともあり強風の中ずっと塵雪崩の中を登っていました。僕らとすれ違いで登りに行った「明峰ルート」のパーティは晴天で冬季初登しました。
    その二:東壁の冬の人気ルートは「雲稜ルート」です。フリー有り人工有りでなかなか面白いです。扇テラスから人工登攀で登っていくと段々氷が発達してきて氷を穿ってピンを探すようになりました。此処からダブルアックスで行きました。いろんな人に聞いてみましたが、氷が全然ないときもあるようです
    が・・・ダブルアックスができる状態も有るようです。最後の東壁ルンゼは雪壁でした。(「東壁ルンゼルート」と言うのが有るのですが実際に東壁ルンゼに出るのはこの雲稜ルートです)左上の樹林帯のテラスに出てルートが終わりますが、ザイルはまだ取れません・・・
    「冬山(壁)にはドラマがあります」登れなくとも、登れても・・・何時までも心に残ります。
    感じたこと。
    ・夏は楽に行ける傾斜の寝た部分は残置が(雪の下で)見つからなく勢いランナウトしてしまうため難しく危険、逆に傾斜の立った部分は夏は難しくても支点があるためエイドで行けてしまうのでこなしやすく安全。
    ・岩登りばかりでなく、「氷」を処理するのが上手いクライマーが強い:ダブルアックス技術を取得する必要性。
    日本の場合「アイスクライミング」を学べる期間は本当に短いです。最近の暖冬のせいか、今年は例年より一ヶ月程「冬」が遅れているように感じます。「アイスクライミング」の世界は道具の発達と共にテクニックが変わってきています。シャフトが曲がったりしている物を見かけると思いますが、それに見合ったテクニックを学ぶ事によって使いこなすことが必要です。

    第┃ 12┃回┃「八ガ岳は楽しいな」(2000/12/4)
    土曜日は日帰りで「八ガ岳」に行きました。美濃戸口からは「林野庁」の管理している林道で、「一般車両通行禁止」ですが、奥(美濃戸)で生活をしている人の「生活道路」として扱われています。奥で生活をしている人たちが・・・「一般車両通行禁止」で入車してくる車の「駐車代」(今年から一日千円になりました)で生活をするというのもおかしいのですが、「林道」を勝手に駐車場としているのは酷いですね・・・
    八ヶ岳「裏同心ルンゼ」に谷川の中央稜に行ったIさんと行きました。中央稜の時は「講習生」でしたが今回はパトナーです。氷もバッチリで、今回は新しい「氷のアックス」シャルレ「QUARK クォーク」(昨年迄のモデルと今年モデルと二種類有りますが新型の方です)を試すためです。使用感は・・・今まで色々な物を試しましたが正直言ってこれ程「完成」された優れものは有りません。アイスクライミングと「ドライフッキング」(・)には最適の一品です。重さが650gです。私自身はアックスは軽い方が良いと思っています(被った所や長いルートを登るとわかります)、歯も最高です。改造なしで此処まで「完成」している物は、アイスクライミングの「グレード」を下げ、テクニックを押し上げてくれます。アイスクライミングの歴史は「道具」の歴史と言って良く、テクニックが道具によってスパイラルに変わってきています。
    傾斜の緩いところでベーシックな「シングルアックス」から始まって「バーティカルアイス」(垂直の氷)で最近のフリークライミングテクニックを応用した「フッキング」までやると「氷」は面白いと感じます。打ち込むときは「アックス」と手首と肩が直線になるようにします。一番簡単な練習方法は林の中で木の前に立ち間隔を30cm未満にしてアックスを打ち込むと効果的です。(隠れてやって下さい)傾斜が緩いと「誤魔化しで」登れてしまうのですが「バーティカルアイス」だとムーブが洗練されて、フリークライミングをしている感覚になります。ぜひ一度やってみませんか?
    大切なことは、氷でも岩でもやっていれば上手くなります。大切なのは「何が危なくて」「何が安全かを」学び理解することです。
    (注)・ドライフッキング 
    壁(氷ではなく「岩」)をピッケル・バイルを引っかけて登るテクニックです。

    第┃ 20┃回┃「先週の山行報告」(2001/2/1)
    大雪がすごいですね・・・現在(1月31日夜)の松本の積雪は50cmを超えているそうす。茅野の駅前あたりで70〜80cmの積雪があると思われます。
    先週の土曜日、松木沢に「K登山講師」のNさんと行きました。一癖も二癖もある方で朝は起きないわ、朝飯は「食べない」と言いつつ食事か゛終わった頃食べ始めるわ・・・ウーン「山屋」かな?と思ってしまいました。(朝は早立ちが原則ですね・・・)人はいい人なのですが口が先に生まれたような人で思ったことをストレートに出してしまうような人ですが反面教師して学ぶことが多かったです・・・
    「アイスクライミング」が好きだと言うことでしたので「学ぼう」と思いましたが、逆に宿題を一杯出して来ました。ここしばらく講習生が少なく暇を持て余して困っているのですが、こうした講師同士での学び合いは必要ですね。「技術」その物がドンドン変化したりしていることを自覚できなければ教える内容も干からびた物になってしまいます。
    翌日曜日は講習の予定でしたので6時間かけて「袋田の滝」に行きました。「袋田の滝」は悪天候で水量が増えたため氷はすべて溶けてしまったようです。袋田遊歩道を登って「袋田の滝」の上100m位上に有る「生瀬の滝」(25m)で、講習を行いました、ベーシックなシングルアックスから初めてバーチカルなフッキング迄やるつもりが場所が狭い上に足場が悪く中途半端になってしまいとっても残念です。
    現在最もテクニカルな「シャルレ」のアックスコンビーネーションシステムを学んでもらうことをメインにしましたが、講習生に「氷は道具」と言う原則を理解してもらうことも出来たかどうかも疑問で、今回は色々考えさせられました。アイゼンが最悪で丸まった短い歯のアイゼン・道具を色々試して自分の物を改良していくことを認識してもらいたかったのだけども、そこまで出来たか?・・・

    第┃ 22┃回┃「美濃口角木場地区氷爆」(2001/2/21)
    T山岳連盟の「冬山初級教室」の手伝いで八ガ岳「美濃口角木場地区氷爆」に行って来ました。「冬山初級教室」との関わりは、私に「氷」を教えてくれたK先輩が「冬山初級教室」の担当でしたので声が掛かったというわけです。今回、Oさんと二人で手伝いに行き2月17日(土)〜18日(日)同場所にて「氷」の教室を行いました。
    T山岳連盟は「事業」という事で「教室」を行っています。加盟団体の分担金が年度初めになかなか集まらなかったので「運営資金」(T山岳連盟独自財源)を捻出する為と「中高年」の事故対策という事でやっているようです。(日山協共済から独立したT山岳連盟「共済」という山岳保険も、「日山協」の山岳保険だと利潤がT山岳連盟に入らないためです;この結果「競合」が起こり保険内容が改善され保険料が安くなりました)以前は初級→中級というコース(最終的には山岳会を作ってT山岳連盟に加盟させる)があったのですが、今年は初級教室でお終いになったようです。生徒が大変残念がっていました。
    2月17日(土)、カッキング(・)・フラットフット・シングルアックス・ダブルアックスのトレーニング
    18日(日)この場所は私達が発表したのですが、美濃戸口バス停から徒歩15分という近場に拘わらずまだまだ知られていないようで貸しきりでした。20m近い氷柱(大同心「大滝」より難しくて長いです)が見事に三本出来ていて、此を前日に初めて「アイスクライミング」した講習生(7人)が全員三本とも登りきりました・・・勿論「自分の道具」を持っている人は少なく借りてですが・・・良いゲレンデは良いクライマーを育てます。
    傾斜が寝たところだけで「アイスクライミング」を教えるとアックスをチャンと決めることなく誤魔化しで登れてしまいます。
    (注)・カッキング
    氷を「カット」します。ピッケルのブレードを使って・・・

    第┃ 24┃回┃「ひな祭」(2001/2 /27 )
    ☆ 一月〜二月は天気が悪いので頭を切り替えてフリーとかアイスクライミングとかにした方がいいように思います。(荒川出会三ルンゼ夢のブライダルべール95.3)
    ☆ アイスクライミングのテクニックは冬壁のテクニックにとって必須です(唐沢岳幕岩S字状ルート93.2)   10:30〜3:30

    第┃ 67┃回┃ 「冬2」(2001/11/29) 
    ●八ガ岳に11月の連休に行きました。以下報告(H記)
    23日から25日までの連休を八ヶ岳にこもり、楽しんできました。23日は、先生二人と私、生徒一人というすごい環境の中で、小同心クラックを快適に横岳の頂上まで登りました。 しかし雪が全くなくて少しがっかりしましたね。
    24日は、生徒が二人増えて、皆で裏同心の氷を登りました。久々でしたが斜面が立っていないので、感触が心地よく意外と快適に登ることはできました、・・・・・がフリークライミングの登り方・・・・打ち込んだピックの下に体を入れる、そして上半身を少し斜めにして次の手をできるだけ高めに打ち込んでいく・・・・・・はまだまだスムーズにできませんでした。また左手が不得意で、どうしてもブレるので数回振り下ろさなければならないのがいつもながらいやになります。今年の冬は、左手の一発を決められるようにしたいと思っています。
    この時期、2日間も氷に触れることができて嬉しかったです。ただ余りにも暖かな連休でしたので、寒さ対策、手袋対策が自分なりに真剣さが足りなく、その点反省しています。2日間のテント泊の中で、冬山テント生活のちょっとした工夫や、注意すること、他に山の体験話を沢山聞かせていただけて大変有意義な、楽しい3日間でした。

    第┃ 69┃回┃ 「冬3」(2001/12/3) 
    ●八ガ岳に11月の連休に行きました。以下報告( N記)
    24日から25日までの連休を八ヶ岳で、楽しんできました。普通に赤岳に登る予定だったのが後輩が乗り気でないのと、何度も登ったことがあるので、急きょNさんにアイスクライミングを教わることにした。立て込んでいたので、赤岳鉱泉に着いたのは02:30、さらにテントのポールが折れていたので、寝袋に入ったのは04:00頃になってしまった。 土曜日は裏同心に行きました。最初の滝の少し手前でアイゼンを忘れたことに気付く。情けなかった。いつもと違い、しっかりした人がいるとどうも気が緩んでしまう。アイゼンをとってきて、最初の滝を登る。アイスクライミングは滝登りであることを知る。NさんとOさんにいろいろ教えてもらう。フリークライミングと同じようにホールドを握る手の下に身体をもってくると登りやすいと教わった。ところが慣れていないので、スタンスが乏しく、効率的な動きができない。あれこれ試すうちに、水涸れに着いてしまい、ここで遡行修了となった。途中、御岳や遠くの山並みが見渡せ、いい景色が見れた。こういう時間が好きである。水が無くなってから下降までは、やっぱりだるく感じる。有意義に過ごせないものか。
     日曜日はまた裏同心でOさんに色々習いました。リードの練習をした。アイスハーケンは意外とすんなり入る。どのくらいの支持力があるのかさっぱりわからない。最初、バイルにぶらさがってハーケンをセットしようとしたが、腕がパンプするので、バイルのひもにぬんちゃくをかけ、ハーネスとつなぐこと
    を教わった。ちょっといんちきくさく感じた。また、バイルのうち方を何通りか教わった。ポイントは、手首を固定して打ち込み先に集中することでした。でも、最後の方は疲れのせいか、左手の打ち込みがぶれて思うようにいかず、ふがいなく感じました。トレーニングが必要だと思いました。 初めてのアイスクライミングはとてもいい経験になりました。帰ってから、ルート集をみていたら、実は氷登りはすごい面白いのではないかと思うようになりました。今年はもう行けないけれど、新しい楽しみが増えました。今度は垂直の滝というのを登ってみたいです。

    第┃ 75┃回┃ 「山だより4」(2001/12/19) 
    今年も後、一週間あまりです。
    12月15〜16日八ガ岳南沢に行きました。寒気が厳しくて寒かったです。
    ●八ガ岳南沢
    寒波到来かと怯えながら入った八ヶ岳、南沢でした。2日目の日曜日は、風もなく穏やかな氷登りにぴったしの一日と言えども、やはり寒かったですね。今日もまだ手をしっかり握れない状態ですが、2日間の氷との格闘がその両手にじんわりと感じられてすごーく心地よいです。
    1日目は、寒さに震えながら小滝での練習・・・・15m位でしょうか、でこぼこ状態で登りにくーい・・・下手な上に文句言ってる・・・・。
    2日目の大滝は、見るからに素晴らしい、十数mの大きな斜面の上に更に15m位の垂直の壁がそそりたっていて、登ってみた-い、と生意気にもすぐ思ってしまいました。まさにマンツーマンの指導を頂きました。
    1、氷の上り方、2ランナーの取り方、3、道具類の重要性 3、手入れ 4、氷斜面の下り方 等々講習内容盛りだくさんで、しかも本チャンの中での指導は、その場ですぐ結果が見える状況なので、氷の初心者としてはどれもびしびしきました。
    〇課題がいっぱいです。
    登り方・・・バイルの打ち込み方が、肩から腕の一体で振り下ろしていないので、左右にブレてきれいに決まらない・・・これは特に左手・・・腕を伸ばした状態で足を上げていく・・・フリーと同じ・・・何度も注意あり・・効いている方の手が(゜o゜)の前に(※私注:顔の前)来るようにすると次の手が打ち
    込みやすい(特に立っている壁は、そうしないと振り下ろせない)※マスターしたいものばかりです。ランナー・・・今回フィフイをバイルに引っ掛けて、両手を使える状態でハーケンをねじ込む練習をしましたが、このやり方をスムーズにできるようにしたいです。(※私注:二通りあります・「牛の尻尾」という
    フィフィを使うやり方 ・フリーを意識して片手を伸ばしてぶら下がって、ぶら下がっていない方の手で腰の辺りに取る)道具・・・今回、氷の登攀用に靴を新調しましたが、軽くて、フィット感があ
    り気に入りました。(※私注:スボルティパ社のジョフロウデザインの革靴は寒いですがもっとも最適な靴の一つです、価格が高いのが玉に瑕ですが・・・42000円?!)アイゼンのつけ方も覚えておきたいです。(※私注:ワンタッチアイゼンをセットする場合セットの仕方があります) ・・・アイゼンやバイルの選び方・・・。
    今後も更に道具が変わっていくだろうとのこと。(※私注:新型のものが最もベストですよ・・・)ちょっとした小物の工夫に・・・「ワァーいいな、これは便利!!」と見せてもらって感動、・・・絶対欲しいお助けマン・・等々。(※私注:手製のフィフィとランナー用アイススクリューハーケンのセット器)手入れ ・・・・これは怠ったら最低!! どんなにいい物持っていても、役立たず。常にやすりを携帯のこと。(※私注:ピッケル・バイル・アイゼンの研ぎ方)    
    氷斜面 ・・・・下手でしたねー。氷が硬くてアイゼンが効かない気がして怖かった。怖がれば更に後ろに体が引けて実はもっと危ない状態になるのに。(※私注:フラットアイゼン/フランス語の「ピェアンカナール」(アヒルの足)というテクニック)このほかにもNさんの豊富な知識・常識など、随所で沢山おしえていただきました。南沢大滝の硬い氷は、一振りごとに氷が欠けて落下し、下にいても緊張がとれませんでした。もちろん自分の顔にも降りかかり、こんな危ないことなんでやるんだろうって思うのですけれど・・・・ね。氷に思いっきりぶつけた手の甲が赤く腫れていますが、この様にならなくなる
    のは何時の事でしょうか。 ・・・・・・・・・・・・・H

    第┃ 80┃回┃ 「小春日和」(2002/1/16) 
    ●1月12日(土)南ア・長谷村・巫女淵の恵美之滝に行きました。林道が全面凍結の上に私の4WDの車の底を擦る雪積で轍はあるのですが、雪崩の跡に出くわして、引き返してきました。翌13日は美濃戸口の氷柱でトレーニングをしました。例年よりやせていていい状態とは言えませんでしたが、南沢大滝より難しいので中味が濃かったと思います。リードの練習をメインにしました。14日は御坂の千波の滝を偵察しましたが、全体に薄く下部が切れていて登攀不可能な状態でした。
    以下感想
    ・今日は一段と小春日和になりました。氷を求めて三泊四日の旅、結果的に中一日だけのトレーニングとなりましたが、有難うございました。馴染んできたアイゼンを変えたのですが、一回目からもっといい感触があるに違いないと安易に思っていただけに、ズルズルと足が決まらなかったことに、あれあれ・・・・って感じでした。もちろんアイゼンのせいではなく、技術的な問題なんですけれど。「氷は怖い」、言いながらもっと神経を使わなくてはいけないところが確かにあると思いますが、無知がゆえ・・・それがどういうことにつながるかということがわかってないんだと思うのです。こんな私ですから、Nさんの慎重さは、本当に信頼でき安心です。氷登りの万全を考えると更に装備が増えることは確かな上、その他自分なりに装備工夫もあっていいかな、などと思ったりしました。氷は時期が短い上に回数が少ないので、考えていると終わってしまいそうです。 また氷登攀の場合の支点の取り方(氷、雪を使って)など教えていただきましたが、その支点は2tまでは大丈夫ということですが、半信半疑の私でした。氷の世界は、全て氷と相談ですね。本当にまだまだ経験が浅い私には、危ない世界です。・今回の感想としては、道具の工夫が、重要だと思いました。フィフィも作らなければ、成りませんね。

    第┃ 83┃回┃ 「山は豪雪です」(2002/2/7) 
    先週末八ガ岳に入ってみました。土曜日は摩利支天を目指しましたが一本手前の沢の右俣の滝を登りました。ラッセルがきつく三時間掛かりました。氷もガラスのように硬く手つかずという事もあり難しく感じられたと思います。摩利支天は次回ですね・・・
    ●2/3(日)、八ヶ岳でアイスクライミングを体験しました。冬山自体初めてなのでかなり不安でしたが、アイゼンやピッケルの基本的なことや、アイゼンは少し外側にずらして履くことなどの工夫も聞けてとても勉強になりました。見た目も(私なりに感じた)危険度もまったく違いますが、氷はクラックを登る感覚と似ている気がしました。終わってから、今回の登り方以外の登り方、利いている方の手(?)の下に身体をもっていって次のホールド(?)を取りに行くこと、
    また、氷がクモの巣状になるような場合は2,3回軽く打って少し深くなったところで強く打つと良いことなどを教えて頂き、次回チャンスがありましたら試してみたいと思います・・・・次回はせめて話が通じる(言葉で理解できる)くらいに勉強をしてから行きたいと思います。

    第┃ 84┃回┃ 「山は冬」(2002/2/10) 
    先週、T山岳連の冬山教室の仕事があり、講演しました。テーマは「アイスクライミング」参加者は例年20人位なのに本年は50人もの参加者があるそうで、来週はジョウーゴ沢で実技で、講師が20人に3人位ですかね・・・チョト大変です。T山岳連事業部で動く金は3百万を越えるようです・・・

    第┃ 85┃回┃ 「冬ヤマ」(2002/2/19) 
    T山岳連の冬山教室でジョウーゴ沢と南沢の「小滝」に行って来ました。生徒が50人いて、講師が7人というのはどうしても無理があります・・・赤岳鉱泉をベースにした今回、実働講習時間は入山日は半日、最終日は解散時間2時半頃のため半日という事で効率が悪いです。入山日のジョウーゴ沢はほとんど
    埋まっていて・・・あまり「フラットフッキング」に適しません・・・それでも何とかやれてホットしました。「事前」に上の方に行くなと指導を受けていたのですが「埋まっている」という事で「ナイアガラ」の滝まで行くのを黙認して貰いました。(ナイアガラまで行ったのは7人位ですが・・・)。赤岳鉱泉の夕食あまりに豪華で「テント」泊はしたくなくなります。(一泊2食で8000円は安いですね、しかも鍋とカレーライス・サラダで美味しかったです。)「小滝」は体験をして貰うと言うことがメインでしたが・・・テクニックを一人一人にあわせてすると言うところまでは出来ずそれでも一人最低でも8回位は登れたので体験は十分出来たのではと思います・・・
     
    第┃ 86┃回┃ 「山岳共済保険の更新時期」(2002/2/25) 
    ●美濃戸口「角木場地区」の氷爆群が注目されてきました。雑誌に発表した立場で何点か注意をお願いします。一部にボルトを打ってリードの支点を作るという方も出てきました。トップロープの支点部分が過去2回位崩壊しています。壁のハング下の部分は流水口になっていて(ボロボロです)そこからの水流で氷柱が出来るという構造上「支点」の位置は細心の注意がいると思われます。私はボルトを打つことをあきらめました。又、河原から向かって左側の氷柱は直径1メートル位まで成長する事が有りますが、下まで届くことは希です。気
    温が上がると前触れもなく剥離落下します。(左側がチョトした「ピエ・ア・プラ」の練習に適しています。又、写真を撮るベストポジションになるようで過去に何度もあわやという場面を見ています。)これから使用者が増えると思われますが左側におられる方を見かけたりしたときは危険ですので、注意していただけませんでしょうか。

    第┃ 87┃回┃「摩利支天沢」の大滝(2002/3/5) 
    3月3日ひな祭りに日帰りで八ガ岳「摩利支天沢」の大滝に行ってきました。此処暫くの暖さと、雨で大分発達したようです。登りやすくなっていました。取り付きの摩利支天沢は慣れないと解りづらいです。阿弥陀の北西稜のアプローチの沢になっていて、樹林帯の中の登山道から入ります、出合の木に「黄色」テープが巻いてありました。入るとすぐ沢床が開けます。沢がくの字に曲がるとハング帯から20mの滝がドーン落ちていてインパクトがあります。滝の落ち口のすぐ右の木で懸垂した跡がありましたが危険だと思いました・・・他の支点は雪壁を15m登ったところにあります。ダブルザイルが良いですね・・・
    アイスクライミング2回目(T山岳連の講習で知り合った方でC.C"昴"に入会)の方が登りました。道具の進歩は初心者でも「6」級の氷を可能にしてしまうという事ですね・・・

    第┃ 88┃回┃「摩利支天沢」の感想(2002/3/8) 
    ●<アイスクライミングは面白い>
    3/3日 アイスクライミング2回目にして無謀にも八ヶ岳「摩利支天沢」の大滝にチャレンジしてきました。私がアイスクライミングに出会ったのはつい最近の事です。 私はいまT山岳連が主催している冬山教室で学んでおりこの講習の一環としてアイスクライミングに出会いたちまち虜になったようです。そんな訳で「昴ニュース」から目敏く今回の機会を得ましてチャレンジしてみました。
    3/3 日 空気がピーンと張り詰めた美濃戸口「八ヶ岳山荘」前お仲間2人と合流美濃戸まで車で出発です。車の輪立ちがすごいです。もうパリパリに氷結しています。前回の講習時歩いた事を思えば楽チンなのであります。途中歩いている人に出会い同乗させました(優しいんだナ〜と感心してしまいました)美濃戸から南沢を摩利支天沢めざしてスタート右岸左岸と渡り歩いて南沢大滝入り口で一呼吸、更に進む事20分位かな? 待望の摩利支天沢に取り付きました。かなり深い積雪が有ったりしましたが頑張って進むと10m位の滑滝が有りロープでフィックスしてもらいながら事通過しました。更に登る事20〜30分ぐらいかな? 途中夥しい量の氷の塊が堆積しておりました(かなり深かったです)見えた〜!!大きいです。とてもBigです。更に近ずくと20m以上はあろうかと思われる大きさで 両岸とも垂直に切り立っています。氷壁も中央はややこんもりしておりますが 左右は氷柱状で滝全体の1/3ぐらいを占めています。氷柱左サイドから取り付いたNさんのテクニックをじっと観察しておりました。やがて私の番になり お仲間に促されながら前回習った事を頭と手と足とに確認させながら取り付きました。「左足はもっと左」「右手はもっと上に」「右・右・もっと右に回れ」等と適切な指導を受けてやっと登りきりました。更にもう一度チャレンジし 成功させましたが本当に充実したクライミングでした午後3時ごろ終了足取りも軽く帰路につきました。少しの自信を土産にして。これもNさんとお仲間の適切な指導のお陰と感謝しております。ど素人の私に正に手取り足とりでハーネスの装着・クランポンの正しいはき方・ロープの結
    び方歩き方まで、親切丁寧に指導していただきました。そして 私に楽しみを一つ下さったのですから。これからも 機会あるごとに指導を仰ぎ 少しでも技術の進歩を学びたいと思っています。以上超ビギナーの摩利支天沢大滝クライミングの顛末です。(K)

    ●摩利支天沢大滝・・・良い経験になったと思います。
    Nさんの工夫されている・長さを調整できるフィフィと・スクリューを回しこむハンドルの付け方(私:手製)は、感動しました。今回は使わせていただくチャンスもなかったのですが、是非試してみたいと思いました。打ち込んだバイルを握っている手を顔の前にもってくるよう体重を移し、手と対角に足を置くというのも、やってみるとバランスがとれて、非常に安定し且つ安心して登ることができました。でも、まだまだそのバランスを保ちながらずっと登っていくことができるほど摩利支天大滝は甘くはありませんでした。私にとっては、あんなに固い氷は初めてでした。でも、右手のクウォーク(Nさんに借りた)が決められないのに、左手のカジタ(自分の)が決まると言う不思議な現象を考えると今回の固さは、それほどでもなかったのかもしれませんね。クウォークは最高とも聞いていますが、私にとっては長さ的に合わないのかも知れません。(カジタは短くて軽い)正直、今回「アイストレーニング」のつもりで参加したので2本しか登れなかったのは残念でした。あの難しさでは仕方ないのでしょうが。もう数本、のぼりたかったです。せっかく教えていただいたことを、取り込みながら登るのは2本目に少しできただけでしたから。ルートとして登るなら、詰めて稜線まででるとか、ピークに立つとかしてみたいです。それでも、一月ぶりの山で嬉しかったです。でも、現段階の私にはトレーニングとしては難しかったです。加えて、2本しか登れなかったので教えていただいたことを繰り返し練習することが思うようにできませんでした。(K)(以下、私記)八ガ岳の氷(南沢大滝等)は4月初旬位まで可能です。(場所によっては雪崩の危険有ります)暮れの11月下旬からトレーニングを積み重ねて、一応、今回締めくくりと考えていました。参加される方との「ギップ」が有ったので今後は出来るだけテーマをハッキリさせるよう努力します。
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