山と登山技術

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■51 / 親記事)  「CAUTION!!」
□投稿者/ オジサン -(2004/07/29(Thu) 07:15:46)
    懸垂でザイルガ解ける事故発生(第157回(2004/7/28)
    労山の地方登山学校で2ヶ月前ぐらいに「事故」がありました
    講師2名、生徒1人、ルートは3人とも経験済み。生徒が懸垂下降のつなぎ合わせを間違ってセットし、懸垂中ザイルが解けたため生徒の死亡事故です。ロープの連結方法は束ねたザイルを8の字結びで連結しました。その末端を8の字結びの『目に(ザイルの末端の)手を入れる』と言う殺し方をしましたが間違った入れ方をしてしまい。解けたと言うことです・・・

    それから一〜二週間もたたないときに谷川岳南稜を登攀して(ルートは異なるかもしれません)六ルンゼ下降を開始したK山岳会のメンバーが同じミスをしました。幸い下のテラスで止まり肋骨を折る程度で(悪運が強い人ですね)二週間ぐらいの入院ですんだそうです・・・(六ルンゼの下降ポイントの最初の所の下のテラスに血がありました。多分その時の物と思われます)

    この方はこの末端の「殺し」をどこかのガイドが教えていたのを(横でうろ覚えして)まねて「実践」して「事故」をおこしたと言うことが分かっています。(しっかりとした指導者・先輩の下で学び理解と練習が何でも必要ですね決して「本」だけで学ばないで下さいね)

    ザイルの連結にザイルを束ねて八の字結びを使用することが一般的になっています。
    8の字結びだけで不安な場合は、『目に(ザイルの末端の)手を入れる』のでなく、更に末端に一重結び(オバーハンドノット)にする事を薦めます
    八の字結びの『目に(ザイルの末端の)手を入れる』やり方はヒューマンエラーをおこしやすいので使用しないよう呼びかけをします
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■52 / 親記事)  黒部・丸山東壁「緑ルート」
□投稿者/ オジサン -(2005/09/13(Tue) 22:45:29)
    2005/09/10.-11  メンバー:オジサン・ユカリン・よっちん

    前夜、約束の集合時間を少し遅れたが、20時には出発できた。23時半に扇沢に着き、長いトンネルで黒部ダムについた。「ポチ」はお利口でした。それにしても、トンネルでのビバークは寒かった。インパクトありました。翌朝、快晴!1ルンゼ押し出しからヤブを抜け取り付きに至る。見える東壁はあまり大きく感じなかった。むしろ、「楽勝じゃん」と思いました。これが、大間違えで有ったことは後で自ずと分かることでした。登攀装備をするとザックはずいぶんと軽くなった。沢登りでザックを背負いるので、不安はなかったです。オジサンがフリーで登りだし、途中からエイドになるが、見ていてキレガ悪い。「水が重いので降ろします。」とコールがきた。あまり調子が良くないみたいだ。前夜、運転してくださり、睡眠時間も短かったので疲れが取れてなかったのかも知れない。本当にご苦労おかけしました。降ろした水は僕が背負う。ユカリンの1Lも僕が背負った。自分のも含めて6L以上になる。セカンドで登る。出来るだけフリーで突破しようと思ったが、さすがに重く、すぐにアブミを使った。太陽が容赦なく照りつける。ユカリンとビレー、ラストを入れ替わり、人工で登っていく。登るにつれ、内蔵助谷と下ノ廊下や、北アルプスの切り立った稜線がよく見えてくる。アブミは奥多摩・岳嶺岩で5回の練習とスクールでの越沢・広沢と瑞牆山・オオヤスリ岩での実戦で技術的には問題なかったと思う。気がつくと、三日月ハングを越えていた。日差しも陰り、ツバメが群れをなして飛んでいる。雨の降る前兆だそうだ。残り3ピッチであれほど快晴だった空に雲がわき出す。谷から吹き上げる風が冷たい。ぽつぽつと雨が落ちてきた。見る間に視界が消え、雷が鳴り出した。そして、本降りになった。条件の悪くなった中、ルートファインディングが難しいらしく、時間がかかる。残り2ピッチで暗くなった。ヘッ電を付けて雨の中の夜間登攀。もちろんどちらも初めての経験だった。スタンスやホールドは有るのだろうが、ヘッ電の光では判断できない。A0、アブミを使い分け、ユカリンを励まし、すぐ下からギアを回収しながら登っていく。「焦らないで良いから、落ち着いて慎重に登って」と、声をかける。ただ、気分は高揚しているので、きれい事の言葉だけではなかったのも事実です。夫婦なので良いかなと思うも、彼女は怒っていました。最後の草付きを抜けるとバンドにでた。真っ暗なのでよく様子が分かりません。オジサンがホテル丸山の偵察がてら、ロープをフィックスしました。ホテルは3人が横になれる洞窟でした。洞窟内でもセルフビレーは付けたままで、道具はなるべく吊すように指示されました。乾いた服に着替えて、シュラフカバーに入って、座り込み、ロウソクで、水を温め、コーンポタージュを作り、パンを食べました。暗闇に光りが見え隠れしています。向こうの山の灯だと思うも不思議でした。ヘルメットとハーネスを付けたまま、窮屈で寝付かれないかなと思ったが、あっさり熟睡しました。朝、雨は小雨、携帯電話が通じるので、インターネットで天気をしらべると、立山は終日小雨。降りて帰るだけなので、少しのんびりしました。文明が恋しかった。たった1日なのに。縦走で何日か山に入っても平気だったのに、蟻と蜘蛛しか居ない洞窟では精神の消耗が激しいのでしょう。同じ山登りでも、尾根歩きとは別物です。下降は問題なくスムーズに行えました。ダムへの帰り道で本降りとなり、川を渡ってからの登り返しは土砂降りでした。黒4ダムの放流シーンは迫力でした。バスターミナルに着くと観光客の方々でごった返していました。さっきまでの環境とのギャップがすごい。2日間を通して、初級の登攀技術や、岩場での高度感の慣れは今までの訓練のおかげで、問題は無かったと思います。ただ、朝、トイレをするのに、フィックスロープから離れて、ノンビレーで行ったのはまずかったと思います。すみませんでした。迂闊な行動でした。本格的な、アルパインクライミングを初めて経験して、思うことは多々あります。今の段階では、上手くまとめることが出来ません。今年から、岩登りに取り組み、岩と沢しかやってこなかったので、ほんの少し休憩します。憧れのアルパインクライミングとは、装備の軽量化、アプローチ、山道でのルートファインディング、岩場のルートファインディング、悪天での判断と行動、夜間登攀、岩場でのビバーク、そして下降と、大変困難な事だと分かりました。スクール生として、連れて行ってもらっただけですが、身になる事は多かったです。帰りに寄った食堂のトンカツは実に美味かった。二晩、ほとんどアルコールを飲まなかったので、ビールも最高に美味かった。それと、「葛温泉」も静かで良い温泉でした。今度は、どんな体験が出来るのだろう。

    2005/09/13 よっちん記
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