山と登山技術

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■42 / 親記事)  明星山(2002/10/20)
□投稿者/ オジサン -(2002/10/20(Sun) 18:24:49)
    第┃ 109┃回┃寒くなりました2(2002/10/20)  
    ●明星山「左岩稜」(N) (▲:新保)  
    初めて本ちゃんを登ることになった。危ない山登りは久しぶりなので、出発の日が近づくにつれてだんだん緊張してくる。行ったらおもしろいのはわかっているけれど、落石やうっかりミスでとんでもないことをして落下していく自分の姿が頭から離れない。
    (10月12日)思っていたより遅く起きて取り付きの河原におりる。まだ誰も見あたらない。1p目、ブッシュを登る。2p目、ようやく岩登りが始まる。3p目、セルフビレイのクローブビッチが片手でできないことに気づく。家で練習したときはできたのだが・・・。(最後、ザイルを)引くのは自分のじゃないほうであることを教わる。また、ルベルソの使い方がまだよくわからず、もたもたしてしまう。さらに、うっかり確保している手を離してしまうことも1度だけあった。登りは、あぶみを使った人工登はんで、新保さんが色々残置してくれたので、(アブミ)2回目だったけれども、そんなに困らなかった。いい景色のなかでやるあぶみはなかなか面白かった。(▲:一緒に行かれた方の本チャンの緊張感が疎いと凄く感じました。常にトップがどういう状態なのかという事を把握する必要があります)ただ、無意識にぬんちゃくかスリングを回収してしまったらしく、3番手のUさんには大変な迷惑をかけてしまった。ごめんなさい。また、あぶみを使うのをやめてフリーで登るときは、体勢が落ち着かず、あぶみの回収にとまどった。どこであぶみをやめるのかが難しい。4p目、なんとなく登る。失神テラスに着く。ここは狭くて落ち着かない。5p目〜大岩、今までかなりもたおもたしていたので、急がされて登る。睡眠不足もあってか、あまりよく覚えていない。浮き石がたくさんあったのと、枯れた松の木がとても印象的だった。下降路は、結構危なくて、楽ではなかった。登れたけれど、あまり緊張感が持てなくて、反省ばかりの一日だった。
    ・フリースピリッツ(10月13日)
    今日は4時に起きて取り付く。すでに先行パーティーが取り付いている。1p目は草付きのトラバースで、落ちたらまずそうだ。朝一番ということもあってか、ここが今回で一番怖かった。2〜3?p目、昨日練習したかいあって、ビレイもスムースにできた。4p目、左へトラバースし、うめぼし岩?より右にむかう。うめぼし岩付近では、トップの新保さんがしばし行き詰まってしまう。予想外の展開にわくわくしてしまう。どうやらルートを間違えた?ようである。戻るのかと思っていたら、経験豊富な新保さんはハーケンを打って突破した。ハーケンて便利だと思った。(▲:エート登ったのですが残置が無く、しかも終了点が2・3メートルも下の方にあったのでラインを間違ったと思ってしまいました。が・・・、これが正規のルートでした・・・ハーケンを一本残置してしまいました。ラストが回収をしていただけたら良いのですが・・・此処で時間をロスしてしまいました。)次に僕が登る。うめぼし岩に行くまでもちょっとおっかない。核心のうめぼし岩では、登ることはできるのだが、プロテクションをかけかえたり、回収したりするのが難しい。こんなとこをトップで登った新保さんはすごいと思った。うめぼし岩をやりすごしてからの右へのトラバースも、かなりおっかなくて、普通のフリークライミングみたいだ。(▲:このピッチはセカンド・サードの「力」も要求されますし、核心部でした。)しかし、ちょうどいいところに、残置のスリングがあったりして、迷わずつかんでしまう。(▲:エート現在、2カ所合る「残置」の内、昔は一カ所しか無かったのですが・・・増えていますね・・・)いま思うと、ここは落ち着いていけば、スリングをつかまなくても行けたような気がする。5p目、となりのルートを登っている人が見える。なかなか格好良くみえる。我々もそう見えるのだろうか。6p目〜中央バンド、だんだん浮き石が多くなってくる。時々落石が落ちてくる。弁当箱ぐらいのやつが音もなく直接我々の後ろに激突して、谷底に落ちていく。セルフビレイの範囲しか逃げれないので、怖くてしかたがない。後続のパーティーが追いついてくる。僕と同じ位の歳の2人組で、なんだかとても楽しそうだ。けれど、彼らはヘルメットをかぶらず、ATCを使っていて、トップはロープがかなりたるんだままなかなかセルフビレイをとろうとしれない。あまり岩登りのことが知らない感じだ。でも、よくわからないけれども、自分らであれこれやりながら遊ぶのはとても充実感がある。大学時代を思い出し、いい仲間がいる彼らがうらやましくなった。やがて中央バンドに着く。(▲:時間的・パティーの状態で此処までとしました。上部は「マニフェスト」に続けているパティーが多いようです)ここからは、浮き石が多いと聞き、また充分満足していたので、ここまでとする。下降は、昨日とほぼ同じだったけれども、充実感があったので、昨日より足軽におりれた。今日は、どういうわけかとても楽しかった。ルートによって面白い、つまらない、というのがあるような気がした。また、もたもたする僕らを辛抱強く見守ってリードしてくださった新保さんには本当に感謝しています。また、Uさんにも色々とお世話になりました。ありがとうございました。
    ところで、ビレイの時に、ロープがこんがらがって何度かトップの人を引っ張ってしまいました。また、用意ができていないのにトップが登りだしてしまって、確保なしの状態が1回ありました。どうすればうまくいくのでしょうか。(▲:ビレーヤーの役割は「確保」を安全にする事です。確保が安全に出来ない状態ならトップに動かないよう指示をすることが大切です・・・それと、パティーの役割ですがトップは、「落ちない」事が大切です・・・セカンドは「早く」登る事が大切です。それぞれの役割を理解し、実践する事が「本チャン」の時は大切ですね)

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■46 / 親記事)  アイスクライミング講習会(2004/1/20更新)
□投稿者/ オジサン -(2002/12/06(Fri) 10:46:06)
    ●第149回 やっと『アイスクライミング』シーズンです(2004/1/20)<長文>
    ━┛ ━┛ ━┛ 
    アイスクライミングの道具が注意しないと分からないのですが、ものすごい勢いで変わってきています。
    シャルレのアイスツール「クオーク」が「アイス」では現状でもスタンダードと思いますが、刃が二年前と昨年のモノとでは明らかに変わっています。そして、替え刃に「アイス専用」「ミックス専用」と言う物が出ています。「アイス」用、「ミックス」用という物に代表されるようにテクニックもそれぞれ分化し始めています・・・
    ブラックダイアモンドの「フュージョン」をデザインしたWill Gaddが「ICE & MIXED CLIMBING : Modern Technique」という本で明らかにしているのは道具・テクニックの分化と使い分けです。特に注目して欲しいことは「ミックス」専用の刃の作り方が、これまでジョフ・ローが「アイスワールド」(と言う本)で明確にした刃の作り方とも明らかに異なります。カッターナイフ型というか・・頭が丸く下あごが釣り針状になっている様な・・・

    ●アイスクライミング講習会報告(第114回冬の本番2(2002/12/6)<長文> )
    基本的な事、「歩行」について学んで貰いました。(ノン・アイゼンで)
    > ・がにまた歩き    
    >  足を平行に置くと後ろ爪を引っかけない・・・知りませんでした。意識しないと
    >  なかなかできなくて、後ろからの指摘がありがたかったです。慣れると同じペー
    > スで歩けて疲れないような気がしました。
    これは意識しないと身に付きません・・・又、疲れてくるとすぐ「さぼってしまいます」のでしっかり練習をして身につけましょう。

    基本的な「アイゼンワーク」について学んで貰いました。
    > ・フラットフッティング
    >  小さな氷の斜面で谷向きで歩きました。とてもおっかなかったです。繰り返し練
    > 習すれば大きな斜面でも谷向きで歩けるはず?バイルを打ち込んで手すりにすると
    >あまり怖くありませんでした。
    アイスアックス(ピッケル類)は、フラットフッキングを補助する事です。基本は漫
    然とアイゼンを置くのでなく「フラットフッキング」をしっかりみにつける事に尽きます。

    > ・滝登り
    >  前回よりは楽に登れましたが、まだまだ腕が張ってしまいます。しっかりバイル
    >を打ち込まないと気が済まないからでしょうか。過重していない方の足の置き所が
    >わからず、大分無駄な力を使っているような気がします。身体の振り方もいまひと
    >つよくわかりませんでした。バイルの違いはなんとなくわかりました。手袋はただ
    >のウールのやつが一番暖かかったです。結構楽しかったです。
    70度位までの傾斜ですと参加している方の道具をどう使用するかを練習します。
    バーチカルアイス(垂直の氷)は、専用の道具の方が楽に登れますので、参加者がご自分のものを購入をする資料として、私の手元にあるお金で道具を買いそろえました、8万円もかかりましたシクシク。(「尾瀬トレック」さん、ありがとうございます)。
    BVの「Viper」・グリベル「トップ・マシン」(昨年モデル)・シャルレ「エルゴ」のテストをしました。
    グリベルの今年度モデルは予算的に購入できず、昨年のモデルしかテストできませんでした・・・シャルレの「クオーク」が判断のベースになります。

    ★シャルレ「エルゴ」
    持ち方が多様に使えて、フリーをしている感覚により近くなりますが、取手が滑る?
    ためにコンペ(海外)の参加者のように何らかの工夫(滑り止め)が必要です。「取手」のプラスチックはネジ3本で繋ぎ固定しています。このプラスチックの部分は、BVの様にゴム系にするとか(BVの取手は素晴らしく工夫がされていて感心しました。)改良が必要で、初めての方は、一度持っただけで他の種類を選びます。又、取手が二段になっているという事は使っていれば「多様なテクニック」を可能にする事ができると感じさせられました。この部分が改良されれば、「引っかけ」だけでなく、打ち込みでも十分使えると思います。
    ★BVの「Viper」
    この値段で評価は文句ないと思えます。あえて言えば、刃がコブラのものを使っているのですが(コブラ持っていないので比較はできませんが)、この刃の下刃が抜くときに引っかかり、石突き側で上下に抜くよりもピック側を持つと簡単に抜けるのが気になります。ピック刃を鋭角にするという事と下刃の2番目を少し落とした方が良い様に思いました。
    ★グリベル「トップ・マシン」(昨年モデル)
    シャフトの細さは凄く良いです。二つある大型のフックは「上下の位置」が大切で、シャフトに吹き付けていた粉(滑り止め)が取れるので今年のモデルからはテープが巻かれているようになっていると思います。ただ、二つある大型のフックは、「エルゴ」の二段よりも多彩な使用は限られます。が、「リーシュ」を不用にする位楽です。この刃は、3本の中ではロック「フック」(ピックを岩に引っかけるテクニック)では、一番良いと思います。初めてアイスクライミング(バーチカル)をした方が、3本の中ではこれを一番気に入ったようです。

    ▲手袋はお持ちのものを色々試して頂きました。

    > 講習会で使用させて頂いたグリベルを購入検討しているのですが、これは石突きが
    >ついていなく、コンペ用だそうですが、どういった不具合がありますか。
    石突きがプラスチックです。刺したりはできません。
    又、アルパインクライミングで使う「スタンデングアックスビレー」等か゛出来ません・・・シャフトが弓形に曲がっていて、滑り止めがじゃまをして雪の中に差し込めないです・・・
    アプローチで石突きを使わないような所は問題ないと思います。ウォーターアイスクライミング(凍った滝)だけなら問題ないと思っていますが・・・
    今年のグリベル製品はフルモデルチェンジになっています。私の持っているのは昨年のモデルで「トップ・マシン」(「トップウイング」というのが今年のモデルです)と言うのですが、石突き部分がプラスチックでないのは(滑り止めの出っ張りがついてはいますが、)「テックウイング」というのが今年のモデルです。

    > コンペ用のものは、これからまだまだ発展するでしょうから、
    > これが、通常のバイルのモデルにもこれから反映してくるでしょうね。
    私はコンペモデルがウォーターアイスクライミングでは(当たり前に)使用されていくのではと思っています。「リーシュ」を使うかどうかは別としてです。本当に楽ですし、クライミングのムーブの面白さも感じる事ができる気がします。
    又、一度でも「リーシュ」(コンペ用モデル使用という事が前提ですが)を使わない経験をされた方は、フリー・クライミングの楽しみを味わう事ができるように感じます。バーチカルアイスですと「リーシュ」で手首が締め付けられて血行が悪くて手の感覚が無くなる経験をしていると思いますが、こういう事は無いです、手を下に下げて回復するという事もできます。

    ★ハンマー部分
    BV以外は取り外しても大丈夫でした。グリベルのモデルはもう少し使い込んでみないと分からないのですが、結果、この事によって「エルゴ」のバランスは改善されると感じました。むしろ私はこのシャフトが曲がった形のものはハンマー部分がバランスとの絡みだけで取り外すかどうか判断すればいいと思っています。(力の無い方はむしろ取り外した方が良いように思います)。ハンマー部分は「実用的」とは言えず私は打ち込み用ハンマーを別に携帯しています。
    グリベルの今年度のモデルはピック・ハンマー部分の取り付け部分を(昨年度のモデルから)大幅に変更をしているように思います。そのためにハンマー部分を取り外して使用できるかどうか分かりません・・・昨年モデルの取り付け部分はこれら3種類の中では一番アバウトな感じでトラブルが起きやすかったです・・・(錆びたらオスネジとメスネジを押さえ外すのが理想ですが、一ひねりしないと・・簡単ではありません)

    ★「リーシュ」について
    グリベルの今年のものは使用しませんでしたが、「良いもの」と思います、ただ、実際使用してないのでコメントは・・・シャルレの「クオーク」用のワンタッチのタイプも今年度は、外れやすいところが改良されて出ると聞いてますが、使用はできませんでした、旧型のワンタッチのトリガー部分に4mmの幅のテーピングをして使用していますが今のところ大丈夫です。
    BVの「Viper」の専用のものは、12月中旬に入ってくると聞いています。既成のBVのワンタッチのタイプの改良と思いますが、シャルレの方が手首の周りの感じは良いです。ただ、取り外して、手首に着けたままで、プロテクションをセットするときは、BVの方が邪魔になりにくく感じました。

    >いづれ甲斐駒「黄連谷」を登りに行きたいのですが、そのときも使えますか。あ
    >と、今後のアイスクライミングの予定はどんな感じですか。1シーズンでどのくら
    >いうまくなりますか。
    今の感じでは、12月最終の28-29に甲斐駒に行けるかもしれません・・・
    氷は単純ですからワンシーズンみっちりやればリードまで出来ます。ただ、アイスクライミングは「道具」だと言う事を理解して下さい。良い道具で有るという事が前提でそれを使いこなすトレーニングは必要不可欠だと思います。

    ●アイスクライミングについて(第115回アイスクライミングの習い事(1)2002/12/19)
    1 初めに
     私の「アイスクライミング」の端緒は講習会です。自分で学び始めたらイボン・ショイナードの「ピオレトラクション」がバイブルになりました。フランス式のフラットフッティンキングとフロントポインティングを学ぶ過程は今でもインパクトを覚えています。この時はシングルアックス等も学びました。
    2 冬壁
     色んな壁を登る内にアイスクライミングのテクニックが役に立ちました。でもアイスクライミングと言うよりは冬季登攀の一部でした・・・ 谷川の第三スラブ・幽の沢のノコ沢の大氷柱などはまさにその代表ですね。
    3 アイスクライミングが独立し、ウォータアイスの方に目が行きました。
     アプローチはそれほど危なくなく気象条件も悪くなく、「バーチカル」と氷の質に視点がいきました。
    4 フリークライミングの影響
     3〜4年前辺りからフリーの影響が入ってきています。ジョフロウの「アイス・ワールド」が新たなバイブルになりました。それと共にプロテクションを予めセットして(電動ドリルなどで)ムーブを洗練するという方向にも向かっていてアイスフリーから「コンペ」の方に向かっています。

    アイスクライミングのプロテクションで印象のある事を羅列してみます。
    ○1984年「MOUNTAIN」No,94の「ピットシューベルト」著「アイススクリュウとアイスピトンのテスト」
    私が知る範囲では日本の雑誌には紹介されず、輸入本を見た人たちの間で話題になる位でしたが、内容は既成の「アイスプロテンション」を実際にテストしてデーターとしてショックな「結果」を出しました。この記事の影響は以後の「アイスプロテンション」を変えました。、「アイスピトン」はスナーグの式のもの以外は一掃され、「アイススクリュウ」の品質の統一がされ現在の、「アイススクリュウ」の基礎が出来たと言っても良いと思います。
     ここで初めて「アイスクライミングにおけるプロテクションの型」と「そのセットの仕方」について実験的な端緒が出来ましたが、「そのセットの仕方」について提起されたのにもかかわらず、未だに日本の中に根付いていません。
    ○1999年頃にブラックダイヤモンド社の「アイススクリュウ」の品質管理部門のChris Harmston等が雑誌に発表した「New Info on Ice Protection」は、「アイススクリュウ」のセット時の角度が「氷の質」によって「常識」が間違っている事が明らかにされています・・・、未だに日本の中に根付いていません。詳しくはロストアウロー社HPのサポート> 製品使用上のTips > ウインタークライミング >スクリューセッティング時の注意
    http://www.lostarrow.co.jp/support/index.html

    ○アイスアックスのテストの報告2です。
    BVの「Viper」・グリベル「トップ・マシン」(昨年モデル)・シャルレ「エルゴ」についてですが、材質等について専門家でないので「感覚的」にシャルレよりグリベルが堅い、と言う具合に断定していたのですが・・・気になって、色々試していました。
    問題意識は。ピックの先の「高さ」はシャルレが一番短いです、それとその高さの1.5倍のグリベルを単純に比較することがまちがいだと気づいていること。氷に適する「刃」は、刃先が「点」で氷にあたると言うことだと思いますが、その後はやはりピックの「高さ」なのでシャルレが一番氷に相性が良いと思っています。
    グリベルをシャルレの「高さ」まで削ってテストするのが一番わかりやすいのですが、その勇気はないので、少し使い古したシャルレの刃とグリベルの刃を使いました。BVは柔らかいので、使用する気にはなれなかったので・・・クラックにジャミングをするという練習中にシャルレの刃は折れて、グリベルの刃は曲がっていました。私の持っているものがたまたま、そう言うもの(金属疲労等)だかもしれませんが・・・もう一本テストする気にはなれませんが、感覚的にはシャルレの刃の方が焼きが入っていて堅いのではと思います。
    ★シャルレ「エルゴ」
    最終確認が出来ていないのですが、軽量化モデルが出るようです。(来年度?)ワンタッチ「リーシュ」のニュータイプは年明けか、来年度に出るようで、上から掛けていたものが横から引っかけるものに変わるようで(外れやすいと言うことでの改良だと思いますが、現行タイプの方が良いように感じるのは私だけでしょうか?)、現行タイプは「製造中止」?。現行モデルも2代目になっていて細かく変更になっているのですが、先週、都内の店で初代タイプのものと2代目を一緒にを売っている店がありました。
    ★新しいアイゼンが出回ってきています。シャルレのコンペモデルなど・・・靴に直接着けるものなども(ボルト等で)入ってくるようです・・・

    ●アイスクライミングの習い事(2)(第┃ 117┃回┃『今年もよろしくお願い致します。』(2003/1/4)<長文>より)
    >  アイスクライミングですが、参加するには道具を揃えなければなりませんが
    >  どのメーカーのどのような物を選んだら良いか判りません

    講習会に参加する場合、今お持ちのものを持参していただけたらいいです。此方では最新のアックスを購入して揃えています。使用されて結構です(ピックなどの破損などについては実費をお願いします)、使用していただいて気に入ったものをお店で購入される場合、私なりに手を入れていますので、講習会での使用感とは異なると思いますが、一つの目安になるとおもいます。又、最近の昴メールで代表的なもの(アイスアックス)については参加者のレポートしていますので一つの目安して下さい。

    >  前回のメールで御説明がありましたが、初心者には一式揃えるには
    >  余程の決心がいります。
    アイスクライミングは「道具」の世界です。
    ロッククライミングをするのに素足で登る事と専用靴で登る事ぐらいの違いがありま
    す。初心者の方は最新式のものを使うことが上達のコツですよ。又、気に入ったものを自分なりに使いやすいように手を入れてアレンジし、使いこなせるようにしていくこと
    が次のステップに繋がります。

    > クォークのピックはちゃんと研ぎましたよ。
    難しいですよね・・・研ぐ(研ぎ方)という事は・・・
    ドライフッキングをする時、アイスをする場合以上に研ぎ方が難しいです。
    具体的には、私のHPのリンク集のLost ArrowのHome>Support>製品使用上のTips>ウィンタークライミング>ピックのメンテナンス に「先端の角度」が45度〜90度の説明。
    それと HIGH MOUNTAIN SPORTに掲載されている
    http://www.planetfear.com/climbing/highmountainmag/equipmentnotes/november2002/nov02.html
    の様に NEW PICKを MODIFIED PICKに改造 又は EXTREME PICK に改造する仕方は参考になります。

    > 他のガイドの方の講習を受けた事がないので比較出来ませんが登り方については
    > 目から鱗という言葉がぴったりでした。
    > 今までの登り方は何だったんだ〜と言う程腕の負担は減りました。
    > 講習を受けた甲斐があったなぁと思いました。
    そう言っていただいて嬉しいです。

    > フィフィとギアラックについては自分でも前からどうしたものかと悩んでいる
    > 状態でした。フィフィは1個にし、落下防止紐はゲレンデでは外して・・・
    個人的には、(フィフィを使う場合は)フィフィは二個あった方が良いと思います(アックス二本に均等にテンションを掛ける様にする方が良いと思いますから・・・あと、ブラブラはまずいので携帯方法は工夫が要りますよね)、お持ちのフィフィはあまり実用的ではありません・・・(私の使用している改造フィフィをエキスパートジャパンさんに製造してもらえないか現在検討してもらっています;それまでに欲しい場合は個人的に連絡下さい。作成しますから)
    ギアラックは冬は必要です。ハーネスに直接色んな物をぶら下げるとアイゼンに引っかけアクシデントの基になりやすいです。
    落下防止ヒモはリーシュを締めるという習慣を付ければ不必要です。(冬壁を除く)勿論、ワンタッチの「リーシュ」がベストです。ワンタッチが嫌いな場合は宮崎さんの考案されたような「リーシュ」輪っかに手を入れて一回、廻して固定・解除する方法が良いです。

    > 要望としては最後に今日1日登って何処が良かったのか悪かったのかを
    > その場で言って頂けたらと思いました。
    完璧には難しいので感想・要望をいただいて答える形で補強出来ればいいと思っています。

    > リードした時の状態やスクリューの打ち方はあの様で良かったのでしょうか?
    > 改善すべき点等有りましたらこ教示ください。
    「リーシュを締め」て・・・形としては、(フィフィを使用しない場合は)右手にぶら下がるのなら、右手と左足が一直線になる方が良いです(手は伸ばしますが体がのびきらない様にします)右足はバランスの関係だけになります。

    > 今回の小滝はボコボコ状態で特に苦労もなくスクリューが入って行きましたが
    > 普段はもっと大変なんでしょうか。
    氷の状態にもよりますが、スクリュウを廻す道具がないと硬い氷は大変です。

    > ゲレンデとロングルートのどちらが好きですかと聞かれましたが
    アルパインの(氷)ルートとアプローチが問題ないウォーターアイスとどちらが「目標」なのかなと思ったのですが・・・それによって道具も若干工夫が異なってくると思います。

    > ガイド山行で本ちゃんに行くというのは やはり抵抗があります。
    我流ですと時間が掛かります。講習会は「体験」という面と、レベルアップという面と二つあると思います。
    アルパインの場合、1つのルートを登るという事は様々なテクニック・判断力等総合的な経験を要します・・・
    ウォータアイスの場合は、ゲレンデの延長で良いと思います。
    技術レベルを上げるには、「トップロープ」が有効です。
    傾斜の寝たところでのごまかしではレベルを上げる事は出来ないと思っています。

    リードの場合、氷の場合は、その危険性をつまり「質」を理解する事が必要です。
    しっかりとした氷の場合どんなにたっていても「プロテクション」を取る事は可能です。
    思い切ったムーブも出来ます。でも、一般的には氷柱の集合体で脆弱なプロテクションしか取れません・・・それ故にテクニックのレベルを越える所の領域については、講習会のレベルをはみ出します・・・(テクニックを取得する事は前提ですが)この部分は個々の経験の積み重ねだと思います。「ゲレンデでちゃんとリードが出来る様」という事は以上の事を考慮してただきたいと思います。
    今は、山岳会ではテクニックを学ぶ事が難しいと思います・・・又、学べても、一昔のテクニックを(現代のテクニックから見て)を平気で教えています・・・
    フリークライミングがクライミングの歴史を変えたように、アイスクライミングのテクニックを正しく理解する事が必要だと思っています。私自身、そう思っていますので最新式のアックスを買いそろえました・・・
    道具がアイスクライミングの場合テクニックを学ぶ事と同じ位大切です・・・

    > パートナーが見つからない時はガイド山行も考慮したいと思っています。
    "昴"の場合はガイド山行なのか個人的には?です。
    私も、一緒に登ってルートをエンジョイします。リスクも分かち合います・・・そんな感じです。

    第┃ 144┃回┃  『氷、まだですね』(2003/11/27)
    氷、まだですね・・こういうときはフリークライミングですね
    マー、「氷」テーマで今年の冬は行こうと思いましたが・・・チョトがっかりですが
    ・・・
    道具等も出回ってくるので「興味」で色々書いてみます。

    バイルは前評版でブラックダイヤモンドからのコンペモデル(フュージョン 690g)が注目されています・・・取手はいいです又、刃形状はこれからは「このタイプ」(フュージョンピック 先端・上に刻みが付いている)になると思います、ただ、個人的に重いと感じています。昨年出たバイパー(645g)はやはり刃の形状で抜けやすかったと言うことも有り、今年は「刃」が「コブラピック」から「レザーピック」にアップバージョンしています。刃だけ買おうかな・・・
    グリベルから出るモデルは取手がウッドになるようです・・・(まだ現物見ていません)
    私としては今の段階では、・B
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■47 / 親記事)  「アクシデント2」(2004/2/24更新)
□投稿者/ オジサン -(2003/11/29(Sat) 04:58:54)
    第┃ 151┃回┃. 『ヘリ救助 有料化』反対!!(2004/1/27)<長文> 
    一部の安易な救助要請をあたかもそれが恒常化されているかのように装いそれを利用し、県の財政赤字を遭難救助の有料化によって遭難者に転嫁しょうとしている長野県(田中知事)の安易な行政としての責任放棄・反社会的・反人道的『ヘリ救助 有料化』に反対の声を上げていきましょう!!

    ○以下新聞発表
    県有ヘリ救助 有料化 山岳遭難で知事が方針(1月22日(木)) 長野県の田中知事は二十一日、現在は無料の県有ヘリコプターを使った山岳遭難救助を有料化したい考えを明らかにした。登山者に自己責任で登山することを自覚してもらい、「タクシー代わり」の安易な救助要請を防ぐとともに、有料の民間ヘリとの格差を是正する狙い。実施時期は未定だが、有料化されれば都道府県で初めてとなる。
     県内の山岳遭難では、救助要請が消防署に入った場合は県の消防防災ヘリ、県警に入った場合は県警ヘリが、ともに無料で出動している。一方、県有ヘリが出動できない場合や現場の地形によっては、県警の要請で有料の民間ヘリが出動する。松本市の航空会社の主力ヘリの場合、料金は一時間約五十一万円という。
     二〇〇二年の山岳遭難でのヘリ出動は、県警ヘリが七十九回、県消防防災ヘリが二十九回、民間ヘリが六十一回。人件費を除く年間維持経費と燃料費は、消防防災ヘリが一億三百万円余、県警ヘリが約一億円だった。
     山岳関係者からは近年、複数の県に要請があり、有料の民間ヘリが来ると「要請していない」と開き直られる、といったマナー低下も指摘されている。県会も二〇〇二年九月定例会の総務警察委員長報告で、県の財政状況を理由に有料化の検討を求めていた。
     県危機管理室は、本年度内にも専門家らで組織をつくり、有料化の在り方を検討する予定だった。知事が有料化方針を明確にしたことで、今後は、徴収する金額や対象地域、遭難者以外から救助要請があった場合の対応などを検討する。有料化でヘリを呼ぶのが遅れ、深刻な遭難につながる可能性もあるため、登山者の理解をどう得ていくか、無料で対応している隣県の富山、岐阜とどう調整するか―といった課題もある。

    ○この問題について都岳連の救助隊のM氏・都労山の救助隊のK氏とやりとりをしました。

    K(都労山救助隊隊長)さん、新保@C.C"昴"です。
    都岳連の救助隊の隊長(?だったと思いますが)のMさんと長野県の「ヘリ有料化」について意見をしていますが、都連盟の救助隊としては「反対」の申出でをしないのですか?、都岳連救助隊が動かないのなら、都連盟(労山)救助隊が都岳連の方に反対の共同の申入れをしませんでしょうか?

    ○:都岳連の救助隊の隊長(?だったと思いますが)のMさん
    > 新保さんこん○○は。
    > このことは21日か22日に骨子が決まったばかりなので経緯を見てから、必要なら対
    > 応することとなると思います。

    ○都岳連の救助隊の隊長(?だったと思いますが)のMさん
    > > Mさん、新保です。個人メールで失礼します。
    > > 新聞の発表をそのままのせるということはともかくも、都岳連「救助隊」として
    > >は こうしたことに反対をしないのですか?
    > > 一部の「安易なヘリ要請」を全体まで拡大解釈するという事に対して「見解」を
    > >持って行かない限り、遭難者に対して「安易なヘリ要請は結局自分たちの首を絞める
    > > のですね。」ということになりそうで?

    ○メーリングリストに流れたM氏のメール
    とうとう決まってしまいました。
    安易なヘリ要請は結局自分たちの首を絞めるのですね。
    > 県有ヘリの山岳救助を有料化へ 
    > http://www.asahi.com/national/update/0122/019.html

    第┃ 118┃回┃『今年もよろしくお願い致します。2』(2003/1/16)<長文>
    ●労山の山岳共済
    > 会員で何人かは日山協・都岳連の保険にダブって入っているのですが・・・
    > 労山の方では労山の山岳共済との兼ね合いで捜索費め死亡金等の制限はあるので
    >しょうか?
    労山の山岳保険(遭対基金)について、死亡・入通院・後遺症などに対します給付は、他の保険に入っていられても、まったく制限はありません。生命保険の扱いといっしょです。
    救助・捜索費は(損害保険と同じでしょうか)、実費支給ですので、何処か一つの山岳保険を使われるとこになります。遭対基金はかなり優位だと思います。
    日山協と労山の山岳保険にそれぞれ入っていました2名が遭難して(G山想の谷川でした)、救助捜索費が発生したケースがありました。
    認定金額を折半して(2名でしたので)、それぞれの山岳保険から支給されました。(このカッコ内は新保記:例えば3人の場合はかかった金額から認定できる金額を確定後、共済保険の対象は3分の1になります。残りの2人が保険に入っていない場合もです。保険又は山岳共済に入っている方と山に行きましょうね)
    遭対基金の担当の私と、相手の保険会社の担当者とやり取りをして、お互いに処理しました。スムースでしたよ。 労山遭対基金:桑村

    第┃ 144┃回┃  『氷、まだですね』(2003/11/27)
    ●先日、日和田で二件の死亡事故がありました。
    一件はテープスリングが解けると言う原因で・・・。
    もう一件は、単独で登っていて(松の木の10m右のカンテ)。末端を固定しランナーを取りながら、終了点について、終了点にザイルを通して、ランナーを付けない方のザイルで懸垂をして末端処理をして無かったのですっぽ抜けてグランドホールして亡くなられています。

    1、ソロで登るときと懸垂をする道具が「グリグリ」を使用しています。グリグリの場合すごく流れすぎます(バーを操作すると言うため)直接には末端処置をしていないためですが、エイト環等の場合ならあるいは手前で・・・「気づいた」かもしれません。
    2、日和田の常連の1人と言うことで「30m」のザイルを使用していた。
    3、カンテを登っていたのでラインが弓状になり、もう一方の方が松の木の方になるため「末端」が見えづらかった・・・確認をすれば・・・

    日和田の「事故」は、岩登りは危険な事と言うことを再確認し、「危険」を理解し、対応すると言うことが如何に大切かと感じます。
    謙虚に学びヒューマンエラーを無くする「処置」することをお互い確認し、実行することだと思います。

    提案です。

    1 懸垂をするときは、たとえザイルが届いて有ろうともザイルの末端を縛ること。(習慣づけることが必要に思います、特にフリークライミングをしているときはマルチピッチでないと、無頓着になりやすいですね)
    2 懸垂をするときは時間がかかっても、パックアップを取ること(私の場合はマッシャーで下降器の下にセットし、レッグループに安全環を付けてつなぐ方法を取っていますが、やり方は色々有ると思います)
    3 「セルフビレーをとる」という日本語は「作る」と「解除」が同じなので、「セルフビレーをセットする(又は作る・構築?等)」と「セルフビレーを解除」という(様な)言葉を使うようにしませんか?


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■37 / 親記事)  登山教室(2002/5/17更新)
□投稿者/ オジサン -(2002/04/25(Thu) 21:11:49)
    第┃ 91┃回┃「登山教室2」(2002/3/22) 
    登山教室でパトナーを育てるという事をメインに私は関わりたいと思います。教室の方も間をあけず、短い期間に集中的に登り込むことで自分が何年もかかった事を効率よく学んで貰えると思います。

    第┃ 97┃回┃無雪期前期登山「教室」の内容(2002/5/6)
    _「教室1・2・3の感想文」 H記 (▲は私が記入)
    基本的なことをしっかり学び゜たいという思いで参加した登山教室、復習のつもりで整理してみました。
     1・ ボルト、ハーケンの打ち方
     2・ 支点のセットのしかた
     3・ セルフビレイの取り方
     4・ トップのビレイ(ダブルロープ)の仕方・・・エイト環で
     5・ ダブルロープでのリードの仕方
     6・ ランナーの取り方
     7・ 終了点に着いた時のトップの仕事・・・声が届かない場合も・・・
        セカンドのビレイまでの段取り
     8 ・ つるべの上り方
     9 ・ 懸垂のセットの段取り・・一人で全てできるようにする
    10 ・ ロープワーク・ブーリン・ロープを張る・デージーチェーン
    11 ・ ブルージック・ユマールを使っての上り返し
    12 ・ 仮固定
    13 ・ 携行品

    内容
    1・「ボルト、ハーケンの打ち方」
    ボルト・ハーケンを実際に打ってみましたが、特にボルトがスムーズにはいらなかったこともあり、今後も機会を設けていただきたいです。
    ▲はい、時間の関係で途中でやめてしまいましたが(道具が一個しかなかったという事もあり)打っていない方は次毎回交代でやらせます。受け取っているリングボルト持参して下さい。

    2・「支点のセットのしかた」
    (確保支点やトップロープ支点は必ず)2個所以上からとる・・・(流動分散形式でなく)下の方で(シュリンゲを束ねて)結ぶのが最近の主流になっている。(必ず)支点角度60度以下に。RCCボルトはエッジが有るので必ずカラビナを使用する事。リングボルトの場合は、ボルトにシュリンゲを直接かけてよい。(トップロープのカラビナが環付きでない場合)カラビナを2個使用する場合は、向きを変える。

    3・「セルフビレイの取り方」
    (セルフビレーは)メインザイルでインクノットする・・・。(重要)インクノットは、ハーネス側を引かない。
    ▲ディジーチェーン等は使わない。テンションを掛けて、体を安定させ、カラビナのインクノットを締める事(締まる事によって環付きビナでなくても良くなる)。また、セルフビレーを取る長さは手が届く範囲にする事!!

    4・「トップのビレイ(ダブルロープ)の仕方・・・エイト環で」
    ダブルロープでの確保の場合、ザイルをエイト環にチョンボがけし、別のビナに一本のロープをかける。ロープの方向性と、ボディクッションを考えてハーネスにビナを掛けロープを掛ける(リターン)。ルベルソの場合も(リターン)同じ。
    ▲操作はルベルソの方が良いです。エイト環のチョンボ掛けはザイルが流れてしまうので、注意としてセカンドが登るときザイルが弛まないようにするという事と手袋を使用して下さい。(指の間にザイルを入れますから流れたりするとやけどしやすいです)特にダブルロープの場合、操作慣れの必要があります。出来ればみんなにルベルソを使用していただいた方が良いと思っていますが両方使いこなして貰った方が良いと思い敢えて統一していませんが、今後ルベルソを積極的に使用します。セットは常に絵の通りにセットする事。常に環付きビナを2個付けた状態にしておく事。大きい穴には「HMS」ビナで大きい物を、小さい穴には小型の環付きビナを。

    5・「ダブルロープでのリードの仕方」
    リード時・・・・逆クリップに注意 ex.アクシデントは上側のゲートが開く場合と下側のゲートが開く場合がある。クリップするロープを常にハーネスの元から掴む事(小指で押さえて)、クリップ方法は主には2通り有る・・・これはまた講習させてください。
    ヌンチャクは、ビナが固定されていない方を支点にかけ、固定されている方にロープをかける。

    6・「ランナーの取り方」
    ランナーはカラビナを直接掛けられない・掛けてはいけない場合がある。シュリンゲを利用してランナーをとるとき片手でセットできるようにする・・・ランナーのシュリンゲはタイオフにしない。タイオフは回収に手間取るので出来るだけさける。
    シュリンゲ・ヌンチャクのセット(持運び)方法
    ▲シュリンゲは長い物はビナかけにする。普通の物は「ヌンチャク」仕様にする。中途半端の物はビナに掛けてぶら下げ、片手で操作出来るようにする。また、肩から掛ける場合は結び玉を揃えておく。アルパイン時はハーネスにぶら下げず、「ギアスリング」を必ず使用する事。

    7・「終了点に着いた時のトップの仕事。声が届かない場合。セカンドのビレイまでの段取り」
    トップは、終了点についた時、(重要)最初にまずランナーとる・・・・確保支点は、2箇所以上からとり、対等に荷重がかかることを考えて、ひねること、結ぶ事等。(2・「支点のセットのしかた」参照)そこにメインザイルでセルフとる・・・インクノット・・ハーネス側を引かない。声が届く場合・・ビレイ解除!!・・・。届かない場合、ダブルザイルの内の一本のロープをとにかく5〜6m引く。(実際5〜6mも一本だけが一遍に引かれるという事はあり得ないので)ビレイヤーは解除の知らせと取って良い。その後両ザイルが引かれる事を確認する事。 
    トップはセカンドを上げる時に(ビレー解除をコール後)ロープ手繰りよせるが・・・最後、必ず弛みを取るために一本づつ引く・・・そしてセカンドの確保態勢に入る。ルベルソの場合・・(セカンドの確保は)小さい方の穴をビナで支点から吊るし・・・ロープは(通常のセットで)登って来る方を上にして、ビナをかけてセット後、「登っていい」とコール。 (重要)わかったこと・・・ルベルソは、常に一定方向からロープをいれればよい。登る方向でひっくり返せばいい・・・・なーんだ。登る人のロープを上にする・・懸垂の時もそれでよい複雑に考えすぎた!!
    (ルベルソの絵の通りにセット)

    8・「つるべの登攀」
    (ハーネスにビナで)ロープをリターンすることで即、登る人の確保ができる(エイト環のみ。ルベルソは小さい方の穴から大きい方の穴にチェンジ)同じ人がトップをする場合・・・セットしている確保器を掛けなおすのでなく、トップに自分の確保器を渡し、セットしている確保器をそのまま使用。・・・・セカンドの役割はいかに効率よくトップにランナーなどを渡すかにかかっている。

    9・「懸垂のセットの段取」
    懸垂のセットは更に重要。メインザイルを解除するので、シュリンゲとビナでセルフとる(2箇所が望ましい)。カラビナは、環付きが望ましい。
    懸垂ロープの末端を結ぶ(結び方・・2本一緒の8の字、場合によって更に上部にもう一回8の字結びをする。(夜間懸垂や登り返しがある場合)1本づつ小さく8の字こぶ状にする場合あり。
    2本のザイルを連結させる場合、ハーネスからメインザイルをはずす、末端をインクノットで仮固定し、その2本を結ぶ。ダブルフィッシャーマンノットできっちりと・・・結び方は他にあり(ザイルの径が同じ場合は8の字、インクノット。径が違う場合、スクウェアノット&ダブルフィッシャーマンノット。(注意)スクウェアノットはザイルの端が互い違いにならないように)・・・引くロープを下側にすること(ザイルの結び目も)・・・ロープを大小に振分けてまとめ(半分は足元でもよい)ロープダウンを叫び、上に向かって投げる。ザイルの仮固定を解除する。
    ロープセット動作、ハーネスに確保器セットする(ロープを足で押えるとよい)。(注意)セットしたら、いったんロープを引き、体上げ、テンションかける。(テンションをセルフからザイルに。)セルフを解除する前に、必ず3点確認!!支点の確認。確保器の確認。ハーネスの確認。が重要!!確認が終わって初めてセルフを解除し、セルフ用のカラビナを懸垂ロープの「引く方のロープ」にかけて下り出す。
    懸垂中の注意事項。一つ常に上を見てロープの流れ、クラックなど入らぬよう見ること。二つ降りる方向をみること。
    下に着いたら支点を作り、セルフを取る(日本語は難しいセルフを取ると解除が同じ同音なので注意!!)。確保器をロープからはずし、引く側のロープを一度引き(ロープがチャンと回収できるか確認をする)、(確認が出来たら)戻す。(声が届かなくても、それで合図となる。又、下降中の動作を「感じるために」次の下降メンバーはザイルを軽く触っておく)。この時、支点に解除したロープをヌンチャクなどで連結しておく事。
    何回かの連続した懸垂の場合、支点にロープを通しておくことですが、最後の人が下りた時点ですればいいのですね ・・・・不確認 ←質問:支点にロープを通す=次の懸垂セット?
    ▲いいえ、最初の時に懸垂支点に引く方のザイルを通して、引かない方のザイルもヌンチャクなどで連結した方が良いです。

    10・「ロープワーク・ブーリン・ロープを張る方法・メインザイルのデージーチェーン」
    ロープワークは、また時々実施確認したいです。

    11・「ブルージック・ユマールを使っての上り返し」
    ユマールセット時、安全のためカラビナかける。ブルージック操作は片手でできるように団子を掴んで。ロープを整理してセット、三回巻きか。(下の方を特に綺麗に)

    12・「仮固定」
    確保者側・・・エイト環の場合・・・左手でロープを押え引くロープを小さい穴に通し、(でも止まる。カラビナをかける。) ハーネスの足ループにカラビナを取り付けそこに結びつける(カラビナでとめてもよい)ルベルソの場合も同じですが、また確認させてください。

    13・「携行品」
    _アクシデント時の為、必ず「ナイフ」提携の事!!(直ぐ取り出せるところに!!)(ビクトリノックス製で笛と一体になった「クラシックホイッスル」は便利。又は、シンプルで軽量の「スーベニアAL」がお勧めです)ザックの天ブタに小型・軽量の「プーリー」又は滑車を一個入れておく事。

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■50 / 親記事)  『アバランチ講習(検定)』(2004.2.26)
□投稿者/ オジサン -(2004/02/26(Thu) 15:44:55)
    第┃ 152┃回┃日本山岳ガイド協会主催の『アバランチ講習(検定)』(2004/2/26)
    13日に出て谷川→富山→西上州→谷川と回って12日ぶりに東京に戻ってきました。
    樋口ガイドを初めとした北海道雪崩研究会のメンバーを中心に日本山岳ガイド協会主催のアバランチ講習(平日4日間・参加費4万2千円)が17日から4日間行われた。私は国際ガイド検定として受講しました。
    北海道雪崩研究会というのはNPOですが、核になっている人たちは日本山岳ガイド協会加盟の北海道山岳ガイド協会の人たちです。
    この団体はアバランチの研究会・活動としては他の民間団体とは一皮も二皮も「色」が異なります・・・確か12年位の活動歴があります。
    また、国際規格?というか国際山岳ガイド連盟(UIAGM)に加盟しているカナダガイド協会の下部組織としてあるカナダ雪崩協会とう、との交流・研究もされています・・・
    他の民間団体の主催するアバランチ講習と比べると、学生の研究とプロとしての研究の違いとというか・・・これまでの実績等で社会的にも発言力があります。(国内ではカナダ雪崩協会のスタッフを招待しての日本雪崩ネットワーク主催の「JANTS・レベル1」(一週間・参加費15万)の白馬での講習とこの北海道雪崩研究会主催が「プロ」という感じです)
    北海道雪崩研究会主要活動家の方は兼価版のビーコン、特にアナログを講習では主に使っていました・・・これは、ビーコンは未だに高いので実際に購入しやすい物を使って行うということです。(アナログの方が距離は出ると言うのも一つの理由のようです)
    ビーコンは使いこなせなかったら高いおもちゃです。安くて、性能も今ひとつでも使いこなせれば、最新式のビーコンにまけず劣らずに使用できます・・・
    もちろんこれから買われる方には購入出来る範囲で性能の目安など説明することが必要ですが・・・
    私自身もアバランチについては講習を開催していますが、非常に勉強になりました。

    ビーコンについて無名山塾の皆さんに話したのですが・・・補足します。
    「ビーコンのオルトボックスX1」について、昨年北海道雪崩協会が推薦をしたと
    いうことでほとんどの方が右にならえということでした。(私も含めて・・・)
    > 以下、文登研で北海道雪崩研究会の講習を受けている新保さんからの連絡です。
    > 「ビーコンのオルトボックスX1は、性能のばらつきが大きく、みんなで一斉に
    > 使ってみると表示される情報が、それぞれ違っていることが、北海道雪崩研究会
    >の調べでわかりました。北海道雪崩研究会ではX1を推奨することをやめました。
    「ビーコンのオルトボックスX1」機種はあくまでもそれ自体としては個人で使う
    物ですがら個体の性能差はあまり問題にはならないと思います。ただ講習会等で使うとき「個体差」が出るのは?と言うことです。これから買われる方はピーブルという機種が良いと思います。これは私の講習会で使ったときの感想です。(デジタル6種類の最近機種を試しました)

    アバランチについては2月の雪質が一番勉強しやすいです。(色んな雪;新雪・こしまり雪・しまり雪・しもざらめ・こしもざらめ・ざらめ・表面しも・氷板。そして変態を確認するというとが出来るためです)
    雪崩に遭わないよう勉強をするという事と、雪崩に巻き込まれたときにどう対応するかと言うことは別なことです。まずは雪崩に遭わないことが大切です。
    ビーコンを持っていれば良いという物ではありません、不幸にして雪崩に巻き込まれたときスコップ・ゾンデ棒の三点セットを「セルフレスキュー」を主体として勉強し、繰り返しトレーニングすることはすごく大切です。実際捜索の時間が半分まで短縮できます。(命の重さの「時間」ですが・・・)今年のアバランチ講習は終了しました。来年もまた実施したいので皆さんの参加をお待ちしております。

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