山と登山技術

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Nomal黒部・丸山東壁「緑ルート」(0) |



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■26 / 親記事)  「初めにゲレンデありき」
□投稿者/ オジサン -(2002/04/19(Fri) 06:49:42)
    第┃ 26┃回┃「初めにゲレンデありき」(2001/4/11 )
    ●生徒
    ▲ 講師

    ●(4)立ち木を支点にビレイするとき?
    ▲タイオフ等が必要な場合があります。
    ●(5)ボルト(・)にはリングボルトとRCCボルトが在りますが、RCCボルトにシュリンゲを掛ける場合注意が有りました。RCCボルトの形状を考えてシュリンゲをかけるやり方?
    ▲RCCボルトはエッジがたっていますのでシュリンゲを直接通すには不向きですが、懸垂の支点を作ったりする場合のやり方があります。リングボルト時もリングに直接セットしないで根本にあのやり方でやった方が良いです。特に下降用のシュリンゲのセットの時、そうすればリングのセットミス(打ち込み時角度を間違えてしまっているような場合)をカバー出来ます。
    ●2、懸垂下降をするときの必要なことは?
    ▲懸垂下降時は事故が起きやすいです。必ず三つの確認を手で指してしましょう。ハーネスの確認(折返し)・支点の確認・エイト環(下降機)の確認
    ●懸垂下降中の注意事項?
    ▲上と下の確認をして下さい。上の確認は忘れないでくださいね。
    ●(3)長い懸垂の注意事項?
    ▲セルフビレーはメインザイルが基本ですが・・・
    支点を連結しているポイントにセルフビレーを直接かけない場合は必ず二カ所から取ってください。懸垂下降する場合はテラスが悪いと上記の事が良くあります(ボルトに直接かけたりする事が有ります)・・・懸垂下降時でないときでも連結ポイントに直接かけない場合は、(支点が良くないような)古いルート・冬等長い懸垂の場合はセルフを二カ所から取ったが良いです。私自身の体験なのですが直接ボルトにセルフを取ってテンションしたところリングが伸びきって抜けたことがあります・・・この場合掛けたところのリングボルトのリングの部分が切れているにもかかわらずわからなかったのです。・・・運が悪い場合が有るのです。「セルフビレーはメインザイルが基本」という事を理解してください。ディジーチェーンはあくまでも補助でしか有りません。元々はエイド時のアックス(道具)の一つです。製造元のフォレストという会社が作ったのが始まりだったのですが、その先駆性は、会社が無くなってからようやく認められています。
    ●(4)先に降りた人は、下降点の支点にビナをつけロープを通しておくと良いのは何故?
    ▲ 懸垂支点にザイルをセットしトップが下降をしているときはセカンドは軽くセットされているザイルを押して下降の状態を察知して下さい。声が届かない場合でもわかります。懸垂下降は上から水を落としたように降りるのが自然なのですが・・・時々斜めに降りようとして振られてしまう方がいます。どうしても斜めに降りなければならないときは必ずランナーを取りながら降ります。最後にザイルが手元から離れてしまうことをさけるために上記のことが必要です。
    ●(5)懸垂時のザイルセットでの注意は?
    ▲懸垂下降を始めるとき、大きく言って二通りがあります。
    ・ザイルを投げない
    下に人がいる場合や傾斜が緩いときや引っかかりやすい場合は投げません。身体に振り分けでぶら下げて降ります。
    ・ザイルを投げる
    ザイルの投げ方が有ります、下の方の状態で空中に投げる場合と、流す場合があります。ザイルの末端がエイト環をすっぽ抜ける事故がありますので、末端を連結しないとき末端処置は「変形」八の字が良いです。ザイルの結合はヨーロッパ方式がこれから一般化になると思いますが、径の異なる場合はこうしています。なお、真っ暗なときの下降・登り返しが想定される場合はザイルの末端を連結した上1m以上に、もう一つ結びを作っておく必要があります。
    (注)・カラビナのグリップビレー
    カラビナにザイルを通し、手のひらで折り返してにじる・・・強くにじると止まり、弱いと流れる。(手袋を付けていることが前提です)
    ・ボルト(リング、RCC)
    ボルトの形。○「リング」か、顎のついた「RCC」(メカー名)が所謂本番では一般的です。

    第┃ 59┃回┃ 「冬の足音」その1(2001/10/31) 
    ●スリング強度実験
    (多人数でスリングを引っ張って切断されたときの強度を計った)
    a.. 2mm    シングル(ループではない)      39kg
    b.. 3mm    シングル            119kg
    c.. 3mm    ループ(ダブルフィッシャーマン)  400kgオーバー
    d.. 4mm    シングル           318kg
    e.. 4mm    ループ(フィッシャーマン)  318kg 
    f.. 6mm     シングル            532kg 
    g.. 6mm    ループ(フィッシャーマン)   740kgオーバー
    h.. 6mm(中古)シングル             309kg
    i.. 15mm(テープ・中古)ループ(ウォーターノット)483kg
    j.. ディジーチェーン              350kgで3つの縫目が裂ける 
    k.. *ループは全て結び目から切断された。
    ウォーターノット=リングベンド、テープ結び、ふじ結びの事。

    上記のデーターが労山の機関誌に載っていました。凄いデーターですね。エイドの為の「道具」として開発された物なのに「セルフ」用又はレスキュー用としてこの頃は使用されているディジーチェーンが3mmのループ(ダブルフィッシャーマン)よりも強度が落ちるというのは注目する必要があります。 

    第┃ 29┃回┃「初めにゲレンデありきーその4」(2001/4/23 )
    講習会に参加された方との会話等です
    ● B君 ▲私

    ●エイト環を落とさないための工夫など、いろいろありました。どれもまだスムーズにできず擬古地ない動作で、モタモタやっているところが多くて駄目ですね。
    ▲繰り返しおこなって身に付けることが大事ですね・・・
    ●ナッツやフレンズなどを購入していくにあたり教えてください。
    ▲エイリアンは#1・#2・#3(キャロメットのスモールサイズはエイリアンと同じサイズがありますが、座りが悪く外れやすいように感じます・・・エイリアンは「壊れ易い」のですが外れにくいです)、キャロメットは#0.5・#0.75・#1・#2、ナットはメカーは問いませんが同一メカーの物をフルセット(#1~#9)そろえた方が良いです。あと、「ローボール」#1・#2・#3辺りまでそろえると楽です。この辺をそろえておくと大体のことが出来ます。
    ●今まで、何気なくやっていたこと(懸垂でテラスに下りてきたところで、すぐエイト環のロープを少し緩めようとしたことなど。)、まず自己確保であること。教えていただきました。自分だけではできないなと、思ったことは、懸垂のときのロープをセットするところでしょうか。 
    ▲頑張ってください。今回はやり方を説明するにとどまっています・・・みなさんに(懸垂のセット)やってもらって覚えてもらうというところまで出来ませんでした。ぜひ今度やってもらいます。

    第┃ 30┃回┃「初めにゲレンデありきーその5」(2001/4/26 )
    講習会に参加された方の報告です
    ● C君 ▲私

    セルフビレー。トップの確保。制動確保。エイト環の変形チョンボかけ。ATCの限界?リングボルト支点の上手な利用法。ボルト打ち。懸垂下降。仮固定。ほか。
    ●15日越沢バットレス(セカンドです。) 本年最初の岩がいきなりのマルチピッチ。ヒーヒー言って登りました。4プラとか5マイナーだって。小さいですがハングも登りました。パンプが生きてる?本物の岩は怖いです。人工だとかなり気安く?落ちています?が、こちらは落ちると本当に痛そうで、高度もあるし、気合が違ってきますね。講師は登るのは回数をこなすうちに上手くなるよという人で、テラスごとにランナー支点の取り方、確保支点の取り方、制動ビレーの仕方、セルフビレーそして懸垂下降での諸注意・技術などの実戦講義でした。午前中に2本。午後からは3本でした。足下に散り遅れの桜を見てツツジ、かたくりの花?に満足。チーパーTWOシーター(車)はオープントップでたいへん気持ちの良いドライブ日和でもありました。隣席はザックとロープで色気が欠けてはおりましたが。
    学んだことの確認です。PART1
    きっちりとした支点が作れるようになること。(残置)ハーケン。(残置)ボルト。立木。ピナクル。フレンズ類。引かれる方向への対応。きちんとセルフビレーがとれること。確保をする時(メインロープ)とその他懸垂下降の時。きちんとランナー支点がつくれること。ダブルロープの振り分け。懸垂下降の前段。支点。三つの確認。末端結合。結合しないときの末端処理(ダブル8の字の端末はめこみ)。下が見えないとき、暗いときの上下二段の結び。流す。投げる。ぶら下げ。懸垂下降。上方と下方の両方面への注意。引き側へカラビナや結び。振られ防止のランナー支点。皮手袋。確保器。8環チョンボ掛け。制動確保。支点が危ないアルパインと落ちることを恐れない?フリークライムーの相違を理解しておくこと。まだ色々なことが頭の中を回っています。各アイテムに肢があり枝もありその一々に注意点や知恵があります。幾度も幾度も試して確認してやっとトップをあまり怖がらせない程度になったセカンドと言うところなのでしょう。基本を繰り返して身につける。道具であれ、技術であれイメージが描けるようになること。思わずため息がでそうなほどまだまだ先がありますね。ルートのイメージができるようになるなどいつのことやら。
    PART2。
    ランナーの掛け替え。3人で登るときセカンドは、ロープの流れや引きの方向などを考えてラストのロープのランナーを調整してやる。自分のロープのランナーも状況では全部回収しない。お互いが見えないルートでのロープによる合図など。ホイッスルを常時首からさげて携帯しておく。小ナイフも一緒に。片方のみを一定距離引くなど。懸垂のとき次の人はロープを軽く押してみる。緩んだときはテラス到着など懸垂中の状態を予想する。荷揚げシステム?Oさんと最後に登ったルート。なんとかの肩へ右の懸垂終了地点から登り右の滑り台の左のハングを直上したときのこと。(私はやや直上して行き詰まり左手の根っこを掴んでグレードを下げて登りました。)
    上のテラスではOさんが立木に固定支点で確保していましたが、Dさん?の体重を立木確保器からハーネスのカラビナで折り返し、さらにもう一回立木にカラビナの折り返し。Oさんは腕力でなく自分の体重を利用して引き上げてしまいました。これは3分の1(システム;吊り上げを行う時のやり方)ですか。懸垂支点。残置支点のシュリンゲ。耐えられると判断してそのまま使用するときでも回転させたりしておく。(ザイルとシュリンゲの擦れるところをずらす)実戦教室のインスボン、ヨセミテ。いつか挑戦してみたいですね。報告終わり

    第┃ 41┃回┃≪ 私の課題 ≫  (2001/6/14)
    先週は大学の山岳部の人を対象にした「講習会」を行いました。
    ●9日、10日の復習をします。
    9日
    ハーケンをうちました。岩の色々な部分をたたいて浮いている所を探しました。どっちなんだろう、という所がけっこうありました。岩を見たら叩きたくなりました。ハーケンをうったり、回収したりするには、あごの部分を有効に使うのがポイントでした。また、最低のアイスハーケンが沢などでは使い勝手がいいと知りました。名前はなんというのですか?
    ▲昴メールに書いています。リスらしい所に「釘」を打ち付ける感覚で使えるます「ICI/クロモリスパイラルハーケン(「MOTIZUKI」の名前で出ていることもあります)」
    ●ボルトをうちました。リングボルトです。1個350円だと寂しそうにおっしゃっていました。フリーのルートも登らせてくれると思っていたので、パンプしないようにうっていたら、ハンマーの違いがとてもよくわかりました。Nさんのハンマーはうち慣れればいくらでもうてそうでした。名前はなんというのですか?
    ▲ペッツル製です。リストループがあった方が疲れにくくていいですよ
    ●また、11ミリのボルトなんてたいへんでとてもうてそうにありませんでしたが、Nさんは、ここ一番のときはこれを使うとおっしゃていました。ここ一番のときとはどんなときですか?リングボルトではだめなのですか。
    ▲この頃は本ちゃんでもビレー用に打たれる事があります。前進用としてはフリーのルート以外はタブー視されていますが・・・ただしハンガー部分を回収することが有るのでそう言うルート(アメリカンエイドを意識したルートが大部分ですが)の場合はハンガーが必須です。リングはもちろん使われています。
    ●懸垂下降しました。ロープは末端を結びます。降りる前には3つの確認をします。支点の確認(目でみる)、エイト環の確認(ロープと、カラビナのロックも)、ハーネスのバックルの折り返しの確認、です。また、エイト環をセットするときは、カラビナかロープにくっついているようにして、落とさないようにします。(ロープをかけて、裏返します)降りていくときは、上方と下方、両方見て確認します。
    ▲支点の確認は目で見るだけだと不十分です。隠れたところ・・・例えばリングが切れている等ありますから手でいじって確認してください。

    ●10日
    まずNさんがトップで登り、次に僕がNさんと僕の後続のセカンドの両方に確保されながら、2本のロープをランナーにセットしながら登りました。2本を交差しないようにセットするのは難しく、Nさんに指示をうけながらでないと、うまくいきませんでした。今でもうまくやる自信がありません。また、下で確保している人間に緊張感が全く感じられず、ロープがとても重かったり、たるみすぎていたりと、怖かったです。
    ▲これはトップは確保者に注意を喚起するよう言わないと駄目ですね・・・
    緊張感がないのはトップロープのせいもあるのですが・・・どうしなければいけないのかわかっていないせいだと思います。ゲレンデといえども参加する人は緊張感を持続させないといけないと思います。
    ●次に、僕が下の2人を確保し、2人が同時に登りました。2人は登っていいよ、と言う前に登りだしてしまい、あせりました。無知は怖いです。2人を同時に確保するのは難しく、どちらかのロープはときどきたるんでしまいました。
    ▲これはセカンドにロープがたるんでいるときは登らないように注意し、又、そうしてもらわないといけません。
    ●次に役割を交代して、さっきセカンドだったB君がトップで登り、残りの2人がセカンド、サードで登りました。A君がテラスについたとき、セルフをとっていないのに、B君が確保している手を離してしまい、ヒビリました。
    ▲私もヒビリました。「安全」を確認するという動作を慣習化する必要があります。また、登ることだけが頭にあるとき疎かになりやすいですからお互いが相手の「安全」を確認する習慣を身につけるよう心がけましょう。
    ●最後に、さっきセカンドだったA君がトップ、残りがセカンド、サードで登りました。僕が登りだそうとしても、いくら登るぞ、と言ってもロープはたるんだままで、困りました。終了点近くでは、ちょっとこわいところがあり、楽しかったです。ここでも2本のロープが交差していて、2本のロープのランナーをとるのは難しいと思いました。
    ▲難しいです。ザイル二本の時はそれぞれ弛まないようしなければならないので気を遣い細かく操作が必要です。慣れていても交差することが有ります。セカンドがなおしながらしないとサードが困ります。外してしまうといけません(一部)付け替えることです(効率よく)
    ●感想、他
    10日の登りかたはアルパインクライミングというのでしょうか。その楽しみが少しわかったような気がしました。ハーケンやカムをセットしながら、だましだまし登るのは、それはそれで面白そうです。奥多摩方面への格安のアプローチテクニックは今後も大いに役に立ち、勉強になりました。まったくの岩登りはじめての講習生達を相手に、感情的になることもなく、適格なアドバイスをしていただき、感謝しています。ただ、僕達にはあまりに緊張感がない場面があり、もう少しきびしくしていただいてもよかったです。
    ▲あれでも感情的になってしまったことが有ったと思っています。
    ●次に僕達だけで10日にやったようなことを練習するとしたら、どこがいいでしょうか。三つ峠を考えているのですが。
    ▲最初はワンピッチのところが良いです。三つ峠は梅雨時は天気が悪いです。マルチピッチの練習には良いですが、最初は日和田山・つづら岩とかの上下にテラスがあり、すぐ歩いていけるところが良いです。ザイルの送り出し、操作等はこぢんまりとしたところの方が目が届いていいです。土日は混んでいますが・・・平日ならベストです。
    ●確保するとき、体の向きやアンカーの高さ、ボデイビレイはどういうときに適していないのか、いろいろなパターンがあると思うので、わからないことが多く、困ります。
    ▲確保はドップが落ちたときにコントロールしやすい様にするように考えてください。今回は三ヶ月位の内容を「浅く」広くしました。掘り下げが必要と思います。

    第┃ 59┃回┃ 「冬の足音」その1(2001/10/31) 
    10月27〜28日日和田山にてロッククライミングを行いました。
    27日はフリークライミング。28日はアイゼントレーニング。28日はあいにくの雨でしたので「講習会」は中止して来た方と雨の中、昼近くまで遊びました。

    以下、感想。 ( S 記 )
    10月27日(土)に日和田山に行き、初めてボルト打ちをしました。最初、道具の説明をして下さったのですが、名前を全部覚えきれず、使い方や特徴だけで精一杯でした。次に打つ場所を決めるために岩を叩いた時、すぐ隣りなのに全く違う音に驚き、また浮いた岩を登っていたことを知り複雑な気分でした。実際のボルト打ちは、釘を打つのもままならない私には想像以上に大変でパワーと集中力と忍耐力が必要となり、周りからは真面目にやっていないように見られ、かなりショックでした。さらに、「本チャンではこういうこともやる」という言葉を思い出し、まだ行ったことのない本チャンがもっと遠い存在になってしまいました。今回は二の腕が筋肉痛となり、2日後の今日もまだ筋肉痛です。体力不足を実感させられた山行でした。今度、日和田山に行った時は、今回登れなかった女岩を登ってみたいです。

    第┃ 83┃回┃ 「山は豪雪です」(2002/2/7) 
    今、教えて頂いた
    ことを纏めている最中なのですが、疑問がでてきました。以下のように認識しています。間違っていますでしょうか?(S)
    ・懸垂下降後、ロープを抜く時は内側(壁側)を引く。
    理由:外側を引いた場合、内側のロープを押さえつけテンションがかかる場合がある。
    ・2本繋げる場合は、結び目が内側にくるようにする。
    理由:上記・より
    私:「理由」の通りです。

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■25 / 親記事)  ≪私の課題≫
□投稿者/ オジサン -(2002/04/18(Thu) 07:43:07)
    「第┃ 13┃回┃「冬山一年生の頃」(2000/12/15)
    初めて「冬山」に講習生で行ったときのことを思いだしています。行動食としておにぎりをコンビニで買って持っていったのですが・・・。当時確かおにぎりが60・70円位でしたか?!・・・うーん、安かったですね。講習の合間のお昼ご飯は楽しみにしていたのですが、「おにぎり」が「ポロポロ」で食べれませんでした・・・冬は「おにぎり」が凍ってしまうんですね、しかも「ポロポロ」に・・・無理に食べたのですが、消化不良でした。

    学生の時、地下鉄の階段を上がると息が切れる状態で・・・「此ではいけない」と思い「山歩き」を始めました。ハイキングの会に入って楽しむうちに「山」に様々な「顔」が有ることに気づき、魅せられ年間100日位山に入っていました。北岳に秋に行き「肩の小屋」で宿泊した翌朝、白く雪化粧した「山」に会
    い、新雪の下り道にビビリまくって、無事、下山出来たときは本当にホッとしたものです、でも暫くすると「白い山」の魅力が鮮明に蘇ってきました・・・「あの山」に会いたい!!・・・某「登山学校」に入りました。

    冬山は「夏山」と違うと思い知らされたのは、おにぎりからです。そして、「ラッセル」に驚きました。講師のお尻の後とはいえ南国育ちには「無我夢中」の境地。学ぶ事がどれも新鮮でインバクトがありました。「冬山は危ないから絶対やらない」ということで入会したハイキングクラブから自然と足が遠のきました。その上「岩登りの技術が冬山に入るには絶対必要」ということで、あれ程「危ないからやらない」としていた岩登りにも手を染めてしまいました。

    根が臆病で「岩」が怖く、その上不器用なのでなかなか上手くならない。毎週のように日和田や三ッ峠の岩場に通いました。当然ハイキングをする余裕が無くなり・・・
    ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                 ・.o・. 。・.。. .Д 。・. ・.。
                ・。・ ・ 。.・ . (‥)・ 。.・ .
                 ・. 。.・ 。・.(  ).・ 。・
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
    講習生から講習を行う側の立場になりました。教えることは難しいなと感じています・・・「ピッケルの持ち方」(例えばピックを前の方に向けて持つか、逆に後ろの方に向けて持つか)一つとっても時代(流れというか)と共に微妙に変わります。前のやり方が「間違っている」ということではなくケースバイケースだ、という事なんだと理解しています。講習は一つの「ステコン」(基礎)を教えると言うことがメインになります。その上で自分風にアレンジしていきましょう。

    第┃ 27┃回┃「初めにゲレンデありきーその2」(2001/4/12 )
    ゲレンデで学んで欲しい事は何かという事を初めにハッキリさせたいと思います。岩登りはやっていれば上手くなります。大切なのは「何が安全で何が危険かを理解」してもらう事だと思っています。私の心構えなのですが「自分の世界」が始まったとき(私の手を離れた時)の事を想定して教えたいです。登り方、ムーブの課題の解決方等よりもそういうことにポイントを置いています。岩登りは危険な事です、それを理解して初めてエンジョイ出来ます。所謂アルパインからフリークライミングを体験するときはすんなり入れます。でも、逆は「ギャップ」の存在を理解することからです。

    ┃ 28┃回┃「初めにゲレンデありきーその3」(2001/4/18 )
    先週サロン"昴"の立ち上げがありました。講習は土曜日岳嶺岩、日曜日は越沢バットレスでおこないました。岳嶺岩では人工主体でアメリカンエイド等も経験してもらいました、ユマールとフッキング等は時間の関係で出来ませんでしたが、全員ハーケン・ボルト打ちを経験してもらいました。
    日曜日は「本チャン」ぽい越沢バットレスでおこないました。初めての人も有る程度経験している方も学ぶことが多かったと思います。ゲレンデでただ攀るだけでしたら友達と登ればいいと思います。得る物を吟味していかなければ講習会の方も内容が薄っぺらな物になると思いますのでぜひ疑問や要望・感想をお願いします。

    第┃ 29┃回┃「初めにゲレンデありきーその4」(2001/4/23 )
    講習会に参加された方との会話等です
    ● B君 ▲私

    ● 「ネコのシェイプアップ」は、すごかったです。中間のあの上がりがきつくて・・・怖さの中にもここで下りることができない以上、上がるしかしかない・・・弱音の自分 にいいきかせて、何度目かでそこを越えた時、すごくうれしかった。
    ▲ランナーを掛け替え・回収しながら攀る事を体験してもらいたかったので・・・マルチピッチ(長いところ)は、あーした登り方になりますので慣れてもらうことが大切です。実践教室は「ヨセミテ」・「韓国(インスボン)」等です。ぜひ行きましょう。
    ●(講習)たいへんな刺激を受けています。すこしづつしか消化できずに歯がゆいのですが、・・・自分のためにがんばってみようと思います。
    ▲最近のテクニックを教えるよう努力しています。私自身学んでいる過程です・・・わからないこと、未理解のことがあると思いますが一緒に勉強すると言うことでやっていきたいと思っています。その上でゲレンデから本ちゃんへ一緒に行きたいと思っています。教えることがなくなればサロン"昴"での私のパトナーになってください。
    ●実践講習で話があった「ルート」、トライしてみたいです。気持ちは・・・。
    ▲不帰1峰はどうかなと思ったのですが・・・
    今、反省しています。基本は連れて行くのでなく「育て」・「手助け」が基本だから・・・Bさんの中に「思い入れのルート」を作ってからの方が良いと思います。自分の「課題」を探してみませんか・・・壁でも雪稜でも良いですから・・・本などを見て自分自身にネジを巻いてみてください。
    ●あるルートに行けたからといって、そのルートを自分でいけるようになったわけではないのはよくわかります。アドバイスしてもらいながら、自分でと言う部分を取り混ぜながら登っていければと思います。
    ▲自分自身で「何が大丈夫で大丈夫でないか」をクライミングの中で「判断」出来れば・・・言い換えれば突っ込むのも敗退で戻って来るも出来るようになれば、「昴」の目的は8割達成されたと思います。

    第┃ 41┃回┃≪ 私の課題 ≫  (2001/6/14)
    遂に梅雨の季節を迎えました。これから毎日のようにジメジメしたお天気が続くと思うと嫌になりますね。しかし梅雨時期ならではの雨の作り出す美しい情景を楽しみたいものです。アジサイの葉の水滴、雨の波紋、葉の上をのんびり散歩するカタツムリ、雨におぼれる植物など心を動かされたりするものです。
    お願いがあります。"昴"の目的はガイドする事ではなくみなさんのレベルアップが目的です。今の自分自身の状態を認識して「課題」を明確にしていってもらえれば良いと思っています。(トップをやれと言うことではありません、安全・危険を自分で判断していける様になることが大切だと思っています・・・)又、"昴"メールが購読者の方にとって事故を少しでも無くするのに役立てたらいいなと思っています。そういうことで「追体験」してもら得ればと考えているので・・・講習会に参加された方に感想をお願いをしています。
    ガイドという事は否定しませんが・・・最終的に自己鍛錬は自分自身にきます。サロン"昴"を離れたときにもう少し、学んでほしかったと言うこと無いことを私自身は何時も思っています。

    第┃ 62┃回┃ 「冬の足音」その4(2001/11/12) 
    "昴"ニュース創刊は2000年11月7日です。あっという間に一年経ちました・・・これからもよろしくお願いします。 これを機会に皆さんの感想・御意見を是非お寄せいただきたいと思っています

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■24 / 親記事)  八ガ岳三又峰ルンゼ
□投稿者/ オジサン -(2002/04/18(Thu) 06:18:58)
    第┃ 70┃回┃ 「山は冬景色」(2001/12/4) 
    12月1日(土)八ガ岳三又峰ルンゼに行きました。山は冬景色で大同心は真っ白でした。
    ●八ガ岳三叉峰ルンゼ 
    鉱泉手前から真っ白な岩峰が、見えて来ました。(^-^)
    取り付きから雪の薄ら被ったスラブをトラバースして登り左岸に、薄い氷柱が、在りNさんが、華麗に、登って行くキョンを使ったりヒールで、バランスを取ったりと高等技術を見て自分が、登れるか不安になりながらも登りだす。2回テンションを掛けてしまい登る事が、出来るか不安に成りましたが、どうにか、抜ける事が、出来ました。途中空洞に成って居てバイルを引っ掛けて登り岩が、出てきて、ミックスに成りとても難しく感じました。その後は、滝を何個か、登り。最後は、岩峰を縫うように稜線に、無事に出る事が、出来ました。
    ☆所により雪が、乗っかつて居るだけで、下は、八ッ特有のボロボロ岩で、沢登りの泥壁を登る様に登りました。
    ☆最初の滝で、ミジクなせいか、指を叩いて途中で、感覚が、無くなり手を擦らせて元に戻し登る事が、出来ました。
    ☆ルートは、最後まで、緊張の連続で、楽しめました。
    ☆ランナーを取れなく支点も不安定な所のビレイは、グリップビレイを教わりました。確かに、長いランナウトで、落ちれば、止める事は、出来ませんから(補記:私/滑落停止の感じですグリップでゆっくりにじっていく・・・絞っていく感じです。冬ですから手袋をしているのが当たり前で、確保支点が悪い場合はエイト環よりもショックが掛かりにくいです)
    ☆後続パーティが、居たのですが、姿が、見れませんでした。多分F1が、登れなかったのでしょう。
    ☆下山の途中で、足の指が、痛く歩くのが、辛く成りました。(軽い凍傷に、成った見たいです)
    ☆まだまだ修業が、足りないと実感しました。    S (*^_^*)
    (補記:私)下段の大滝12mが難しい、今年は幅が1mしかなく、スクリュー3本の後は空洞で引っかけになりました(3回)。残置のハーケンでランナーをとると同時にドライフッキングのテクニックの岩登りになりました。残置ハーケン計3本。(トライカムの小さい物又はエイリアンの下のサイズが合った方が良かった)上部の二俣のうち左俣の氷は繋がっていなかった。右俣の氷を越えると同ルートを下降は出来ない。(二俣の手前から同ルートを下降する場合50mザイル×2本必要)稜線に出る途中一カ所悪いところがある。(残置ハーケン1本有)抜けてからは地蔵尾根下降が早いが2時間は見た方が良い(行者まで)

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■23 / 親記事)  「確保」と理論(2002/8/13更新)
□投稿者/ オジサン -(2002/04/18(Thu) 06:16:02)
    第┃ 26┃回┃「初めにゲレンデありき」(2001/4/11 )
    ●A君 ▲私

    A君 から質問。
    ●ゲレンデで、教えていただいたことをメモってみました。はっきりわかったと思っていたことが、書き出してみると既に何故そうするのかが曖昧になっている点が出てきました。再度、確認したいので教えてください。
    1、確保に関わって
    (1)支点がしっかりしている場合
       <確保機でエイト環を使用する>
       ダブルザイル使用時にチョンボ掛けの変形=大き目の安全環・小さ目のビナを使う:方法 
       <ハーネスにつけたビナにトップから来ているロープを通しターンさせる>
    ▲チョンボ掛けの変形はザイルが流れてしまうと言うことを理解してください。(フリーには向きません)カラビナでターンさせるのはザイルの向きが一定のため操作しやすい。(ザイルが持って行かれない)ただし、エイト環とターンするハーネスの間が有る程度ないと窮屈・・・その時出来ればセルフを取っている支点にテンションをかけている状態がベスト。なお、ボディに直接確保機を付ける場合は、セルフビレーの取り方(ディジーチェーン不可メインザイルでとること)・長さ(手が届く範囲にセルフポイントが在ること)に注意する事が必要です。(衝立岩の宙づり事件)
    ●(2)支点がしっかりしていない場合?
    ▲実際の岩場・沢等では最悪の事態の確保支点しか得られないことがあります・・・その場合、確保支点では自分自身の確保(セルフ・ビレー)のみにします。トップの確保は自分のハーネスの確保機(カラビナのグリップビレーがベスト(注・)。ATCは最悪!!)にならざるえないこともあります。
    ●(3)ATCがアルパインには不向きと考えられる訳?
    ▲アルパインでの支点の不安定性を無視して急激に止めてしまうため。「ダイナミックビレー」にむかない。ランニングの支点には墜ちた人の重みと引っ張っている(確保)力の二重の負荷がかかるので急激に止めると負荷が大きいのでランニング支点が破壊されます。
    ●(4)立ち木を支点にビレイするとき?
    ▲タイオフ等が必要な場合があります。

    第┃ 27┃回┃「初めにゲレンデありきーその2」(2001/4/12 )
    ●(6)ダイナミックビレーとは?
    ▲フリークライミングの広がりに伴って「死語」化している様な感がします。ランニングポイント(ハーケンとか錆びたボルト等)にかかる墜落のシッョクを緩和する方法を制動確保つまりダイナミックな制動をかけながらビレーすると言うことです。感覚的にはグリップビレーをしているときに強くあるいは弱く掴む事で制動をコントロールしますよね・・・つまり急激なショックを与えないでブレーキを掛けながら繰り出して墜落を止める事です。文部省の登山研修所から出している文献が詳しいですが・・・東京都山岳連盟の救助隊もATCを使っているそうです・・・本当にダイナミックビレーて「死語」になってしまったようですね・・・

    第┃ 51┃回┃「クライミングの面白さ・多様さ」(2001/9/3)     
    ボディビレーと支点確保ビレー
    制動を掛けることを前提に墜落距離が1m程度の場合はボディビレーは有効ですが、墜落距離が4m程度の場合は、落下率が小さい場合でも、制動距離1mで確保点のザイル張力は100Kgf程度となるために、ボディービレーでは体が浮き上がってしまう・・・その体制で制動を掛けることが難しいため。ランニングビレーに対する負荷を軽減する事が難しくなる・・・ボディービレーは不向きで、支点ビレーが安全。支点が確実で1ピッチのみ、又は支点(ランニング)間隔が非常に近い場合はボディビレーは有効。マルチピッチの場合は支点(ランニング)間隔が遠い様な場合があるのでボディビレーは有効とは言えない。固定支点による制動確保にするべきです。

    第┃ 65┃回┃ 「確保」について(2001/11/20) 
    ●"昴"メールへの質問
    _ >かなり前(9月3日)になりますが、ボディビレーと支点確保ビレーについて昴メールで拝見しました。先日、アルパインのロープワークを会の先輩から習ったの ですが、ボディビレーは行わず支点確保ビレーで登る方法でした。アルパイン関連のある本に、支点確保ビレーは「トップが墜落した場合、その衝撃 が直接、支点にかかり危険なうえ、支点の位置によっては確保機器が上にはね上げられ、アッパーカットを受けたり、腕や手がもっていかれ骨折する可能性があります。非常に危険ですので、いますぐやめるべきです。」と書かれていました。昴メールでは資料があると書かれていましたが・・・
    フリークライミングと・アルパインクライミングの確保がゴチャゴチャになりつつあります。「人工壁」で育った人にへ曲がった今にも抜けそうなハーケンへの配慮などありようもないですから・・・・アルパインの確保は条件によって様々な確保をするべきと思います。
    ・支点がしっかりとしたビレーポイントの時は「ボディービレー」は間違っています。支点確保にするべきです。
    ・支点が不安定の場合は支点確保は自己ビレーにとどめます。ただしトップの確保のボディービレーの仕方は(と、同時にセルフビレーの仕方も)注意が必要です。私の場合は「エイト環のチョンボ掛け」と言うやり方をしています、又、最悪の支点状態の場合(この場合は自己ビレーの支点が最悪だということになりますが)は、トップの確保のボディービレーの仕方はグリップビレーという形を取ります。
    資料は2つあります。一つは以下をみてください。
    ・「ザイルの伸びを考慮した制動確保モデル式による支点確保とボディービレイの比較他について」
    http://www.geocities.co.jp/Athlete-Crete/3778/kakuho/taniseki.htm
    を参照してください。

    > アルパイン関連のある本に、支点確保ビレーは・・・支点の位置によっては確保機器が上にはね上げられ、アッパーカットを受けたり、腕や手がもっていかれ骨折する可能性があります。 非常に危険ですので、いますぐやめるべきです。」と書かれていました。
    Hさんの「アルパインクライミング」と言う本だと思いますが・・・・(もう一つ・については)・・・ボディハーネスにカラビナをつけそれにトップのロープを通す形「リターン」する事により確保方向は一定に出来き、はね上げや持って行かれることは無くなります。(自己ビレーの確保はメインザイルで取ってください。間違ってもデージーチェーンで取らないでください。)それと一番大切なことなのですが、「本ちゃんや氷の確保」は「ATC」は禁止しています。ランニングビレーが破壊されます。講習会もこの辺のことを中心にしております。

    第┃ 86┃回┃ 「山岳共済保険の更新時期」(2002/2/25) 
    ●確保器 ATC
    :現在最も使われていると思います。フリー用としては最もシンプルで使い勝手がよいのですが、ダイナミックビレーには適しません。先日色々試してみましたが、通常のセットと反対向きにセットするとダイナミックに使えました。本チャン・アイスクライミング時は「逆」セットですね。

    第┃ 96┃回┃無雪期前期登山「教室」今月で終わり(2002/5/5)
    ●確保理論について 
    ボディビレイの有用さの大きなポイントとして「制動確保(ダイナミックビレー)ができない場合でも、ほんのちょっと体が浮けば、人体の緩衝効果で中間支点の衝撃が緩和される」との可能性が信じられてきていますが労山のHPに 「空中墜落するトップをボディビレイで止めるさい、ビレイヤ―の人体がはねあげられることによる緩衝効果の実測」が出ています。50cmくらいはねあげられたのでは中間支点での衝撃力はほとんど緩衝されず、80cmとか90cmとかはねあげられないといけないというデータです。この結果はこれまで「制動確保ができない場合でも、ほんのちょっと浮くだけで、人体の緩衝効果で中間支点の衝撃が大幅に緩和されるはず」と教えてきたことが誤りであることを示すものですので是非お読み下さい。
    http://www.geocities.co.jp/Athlete-Athene/6102/jwaf-7.html

    ●ペッツルの確保器「ルベルソ(REVERSO)」
    ペッツルが「技術的な更新」というタイトルで自動ロックモード時のダブルザイル使用方法に警告を発しています。
    8.5mm未満の濡れたロープを使用してトップが二人のビレイをする際、オートストッパーが機能しないというものです。
    カラビナを横にした状態で使用すると、場合によってはリテイナー(丸いガイド部分)にカラビナが引っかかり、オートロックが機能しないことがあります。カラビナは必ず縦にして、常に確認しながらご使用ください。
    また、大きい穴に使用する環付きビナは「「HMS」(ハンマスト用)を使用するように。
    D型カラビナを使用すると、2人のビレイを同時におこなった時に1人テンションが入った場合、もう片方のロープのオートロックが機能しない。または2人とも落ちた時、先にテンションの掛かっていたロープのオートロックが解除される場合があるそうです。
    http://www.petzl.com/petzl/popup/reverso-en.htm
    http://www.alteria.co.jp/reve01.htm

    第┃ 106┃回┃モントケン2(2002/8/13)                
    文登研での北村氏の内容を纏めてみました

    ●「確保理論入門」  北村憲彦
    サブタイトル「ロープを用いた確保技術を高めるために」(一部新保の方で手を入れています)
    1.墜落による衝撃力の発生と緩和

    1-1,墜落の高さと落下速度
    高さが2mからの墜落なら問題にならないかも?しかし高さが10mからだと時速50kmの落下速度が発生する・・・・ランニングビレー支点は墜落高を減らす役割。

    1-2,弾性確保理論(バネのようなロープの性質、落下率)
    登山用のロープは、引張力に対して伸びる性質・・・バネのように
    ローブの長さ(クッションの厚み)に対する墜落距離(高低差)という比率が大切になってくる、これを落下率という。
    落下率=見かけの墜落距離÷張力がかかる直前の繰り出されたロープの長さ
    落下率が小さいほど衝撃力は小さい。当然、落下距離が小さい方が落下率は小さいから衝撃率も小さくなる、又、同じ落下距離の場合なら繰り出されたロープの長さが大きいほど落下率を小さくできるので衝撃力も小さくなる。

    1-3,落下率からみた危険な瞬間
    ランニングビレーを一つも取らずに登ることは墜落距離も大きく明らかに危険である、ところが登りはじめの数mの場合はどうだろう、たとえば地面に叩きつけられることのないルートの途中ならば問題ないように見えるが、その時の落下率は「2」になり、衝撃力は大きい。
    落下率で考えれば1m登り始めてランニングビレーを取らずに墜落して2m落ちる時の衝撃力と10m登ってランニングビレーを取らずに20m落ちるときの時衝撃力は同じと言える(注:これは最大の張力と言うことであって、落ちるスピードは2mでは時速23kmなのに20m墜落すれば時速70kmを越えてしまう、この速度は墜落しきった時のロープのスピードでもあるから、摩擦熱も無視できない。ロープが全部の墜落エネルギーを吸収するまでまでの時間も長くなる、一瞬なら堪えられても数秒の間、はたして持ちこたえられるのだろうか?)
    必要だと思うところでは決して手抜きせずにランニングビレーを取る事が、落下高さと落下計数を減らす事になる。リードする人が自らのためにリスクを減らすのが第1の基本である。

    2.摩擦による衝撃力の減衰
    2-1,巻き付けることの効果
    ザイルがランニングビレーのカラビナに巻き付くことでロープの張力は減衰して確保者へ伝わる。巻き付けの摩擦抵抗によって張力を減少させることは、ランニングビレーのカラビナだけでなく確保器具(ATC)への巻き付けについても同じ原理である。(この式をオイラーの式という)(巻き付く面は足し算で理解してもいい)

    2-2,制動確保
    墜落の衝撃力のエネルギーは、ロープとの間で摩擦熱として失われる、ロープの流れ出す量は少なくとも緩衝作用を発揮する、従って厚手の革手袋(綿手袋)で摩擦発熱に耐えられるように備える。また、態勢を大きく崩さないように常に力のかかる方向を気にして構える。たとえ、体勢が崩れてもロープを離してはならない。落下係数が小さければ、少しだけしかロープが流れなくてもかなりの緩和効果がある。ただし、実際には(ロックしてはいけないという事は当然だが)無理にロープを流すものではない。

    3.強固な確保支点の設置
    ハーケンやボルト、カム・ナット・立木、ピナクルなどあらゆるもの、パーティーの命を繋ぎ止める錨(アンカー)を下さねばならない。アンカーの構築には確実性の高く、強度のある支点を複数設置する事。残置支点が不十分ならば、自分で打て!!
    さらに、それらを連結する。連結する角度はできるだけ小さい方が良い。そうすればスリングと各支点にかかる荷重の分担をできるだけ軽減する事ができる。基本はできるだけ均等な荷重かかかるようにスリングで支点を均等流動分散方式で連結する。

    ●菊地敏之著「最新クライミング技術 }( 2002年5月発行)について
    P41からの「ビレー」(ザブタイトル「New Standad Climbing Technics」)については明らかに間違っています。スポーツクライミングの発想からアルパインの確保を考えるという・・・短い墜落のフリーとアルパインでの墜落とを同じレベルでとらえるという様なもので・・・しかも意図的にかランニングポイントにかかる負荷については無視をしています・・・人工壁の支点が本チャンにあるわけはないのに・・・

    支点ビレーかボディービレーかは長い歴史の中で意見が分かれるところですが、ボディービレーが良いという例にスポーツジムで支点ビレーをしているところはない等と言うにはびっくりです。アルパインで、フリー感覚で支点を確認するという作業をする人が少なくなったという事、補強したりするということをできる人が少なくなったという事があるのは事実ですが・・・・(そもそもハンマー等を持参しない等論外)アルパインの場合は支点を構築する事から全てが始まります。そうことを学ぶ場所が無くなったという事だと思いますが・・・

    制動確保(ダイナミックビレー)を否定しスタティックビレー(静的確保)を正当付けるのは驚きで・・・(「新しいセオリーとなっている」との記述)。車の急ブレーキの危険性は理解できると思います。
    山岳会等が「確保の練習」等しないと言う事実に乗っかっての発想です。ブレーキ操作は「教習所」で訓練がいるように確保もそうだと言う事は理解できると思います。
    文登研の確保訓練所は誰でも申し込みさえすれば使用ができます。落下係数・支点にかかる衝撃なども測れます。もっと利用するべきだと思います。




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■記事リスト / ▲上のスレッド
■22 / 親記事)  越沢バットレス「すばる」ルート
□投稿者/ オジサン -(2002/04/18(Thu) 00:09:48)
    第┃ 35┃回┃「開拓」報告(2001/5/14 )
    5月12日(土曜日)サロン"昴"のメンバーで越沢バットレスにルートを造りました。場所は「天狗の踊り場」の右のフェースで通常下降ラインよりもっと右側です。ルートの長さは20mです。ランニングポイントはリングボルト13本+ハーケン1本です。
    ルートはジョードル状の所から始まります。結構悪いです。此処を右側から登り左側に行くと小ハング下に出ます。この小ハングののっこしが核心部です。ラインは二つ取れます、右から行くときは越沢バットレスのグレードでムーブは5.10a位だと思います。越沢バットレスでは珍しくアンダフレークのトラバースから立ち込みアンダーフレークを掴むという面白いムーブになりました。左からのっこすばあいは小ハング下のクラックを使って5.9位かなと思います。核心部を抜けると最後のフェースが出てきます。結構辛い状態が続きますので小ハングでよれていると此処が第二の核心部になります。左手は有りません右手が二つ続けてあります。最後は左手でのっこし端を掴んで終わりです。ルートとしては最初から終了点まで中間の小ハング下だけしか休めるところがなく。緊張が続くので5.10bとしました。終了点はトップロープしやすくしています。が結構擦れますので流れは悪いです・・チョト埃を落としきれなかったのでスタンスが滑りやすくなっているので一雨降った後が良いと思います。今度行ったときワイヤーブラシで掃除しょうとおもっています。名前は沖縄の海のイメージで「ネイビーブルー」としょうとしたらK君に笑われたので無難な「すばる」にしました。

    第┃ 36┃回┃「開拓団」感想(2001/5/15)
    ▲バットレスの開拓は、とても、楽しかったです。今も少し興奮しています。昔の人は、大変な思いをしてルート開拓をしていたのですね。ボルトラダーなどは、なん日もかけて築いた人が、いたから今のクラシックルートなども登れるのですから・・・右ラインで、登れるように頑張ります。とても、いいルートです。掃除に行きたいですね。S
    ▲2001年5月12日(土)越沢にて、ボルト打ちをするとのことで、見学がてら勉強しようと思い行ってきました。いざ行ってみると、ルート開拓しているじゃありませんか!私は、ウォールの掃除をすこし、しただけでしたが、懸垂中の作業は、結構大変だってことがよくわかりました。それと途中プルージックが、締まりすぎて動けなくなり、びっくりしました(結局プルージック切断)まだまだエイトノットを、度忘れするなど(/。\)イヤン!ハズカシイ)皆さんに、迷惑ばかりかけている始末ですが、地道に、がんばりますので、皆さんよろしくお願いいたします。「ネイビーブルー」いいと思いますよ!笑ったわけじゃないですよ……気にしないでください。『K』(C.C"昴")
    ▲"開拓"と言えば、「セッコクの花とボルト打ち」去年の6月のマコ岩で。途中、まさに高嶺の花のセッコクを、まじかに見られ大感激した。ボルト打ちをビレーしながら待つのはなかなか気長な仕事。時間切れで、数メートル開拓し既成ルートにつなげて一端上まで。
    今回、厳しい体勢でのボルト打ち(まだやってない)と、長いビレーを覚悟していた。ところが電動ドリルのおかげであっという間にボルトセットし「落石と泥んこと落ちてくるザイルと格闘」しながらも、後はクライミングを楽しんだ。
    開拓、とても面白かったです。開拓自体というより?のルートが・・・何とかなりそうなルートに挑戦できて楽しめました。
    今までにのぼっことのある越沢のルートは、頑張れば何とかなる感じが多かったような気がしますが「すばる」ルートはムーブを確実にしないと登れそうにありません。フリーの感覚が強いルートだと思いました。「すばる」ルートが面白くて、たくさん登りたくなってきました。 K
    ▲エートまだ汚れていてスタンスなど滑りそうでチョト怖いです。ムーブは面白いと思いました。アタックしてみてください。N(サロン"昴")

    第┃ 39┃回┃課題「すばる」ルート(2001/5/23)
    開拓ルートに挑戦してきました。(5/20)
    いやあ、指も手も腕も痛かった。開拓ルート挑戦は、いいのか悪いのか、力勝負?にして負けた。現在の実力では、うーん、仕方がないか。解決するには我慢することと、ちょっとつらい"MOVE"のようだ。どんなMOVE?ワッカリマセーン?くそっ。(ヒントらしきものは思いついたが、試してみても落ちるかも。ワッカリマセーン。)
    辛くなったので、室内壁式に降ろして下さいと言ったのですが、聞こえない振りをされてしまいました。「がんばれとか、汗を拭いていると聞こえてくるのです。空耳HOUR?仕方がないので、左へラインを読み替え高巻戦術にしました。この時何にも聞こえてきませんでしたので、そのまま直上を図ったとたんに「そこで右にトラバースして」だって。戻されました。この凹部へのトラバースも少し緊張しました。この私がズルをしようとした左の直上ルートは、今では廃れたクラッシックなルートなのだそうです。腐ったハーケンがありました。
    皆様が挑戦した時の感激を減ずることを恐れます。もう何も申し上げません。私は、最後もA0を使ってアルパインな抜け方をいたしました、とだけ報告します。口惜しいですがどうにも「固まってしまったビンの蓋でした(アキ・マ・セン!)」。核心部は全敗でした。まだクリーニングがそれほど充分ではないので、当分はゴーグルなんかも役立ちそうですよ。冗談です。
    私はルート名は「すばる/ネイビーブルー」がいいと思います。命名者はネイビーブルーをくっつけるのは止めようと言っていますが、私はよい名前だと思います。頑張って征服しようと言う気になります。おしまい。 U記

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