山と登山技術

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Nomal黒部・丸山東壁「緑ルート」(0) |



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■31 / 親記事)  アイゼントレーニング
□投稿者/ オジサン -(2002/04/19(Fri) 07:38:52)
    第┃4┃回┃「「アイゼンとアイゼンワーク」(2000/11/25)
    一般的には靴と相性のいいアイゼンが前提です。アイゼンバンドを締めなくても、ワンタッチをしなくても靴を持ち上げたときに靴からアイゼンが離れない様に工夫が必要です。(靴側をナイフで削るとか、アイゼン側をテーピングで巻くとかしてガタツキがないようにする事です)アイゼンの好みは個人差が結構あります。一般的でないかもしれませんが私の好みで話しますので参考にして下さい。なお、出っ歯アイゼン前提の話ですが、アイゼンワークのための簡単な岩登りのトレーニングは簡単な岩稜歩きでも役に立ちますから、冬が始まる前に必ずおこないましょう。

    アイゼンは「目で(スタンスを)拾い、爪で立ち込みます」

    決して足や爪でスタンスを探したりしてはいけません。「爪で立つ」ので、基本は一本の「爪」です。(歩きづらいですが、「爪で立つ」には一本アイゼン=モノポイントの方が機能的です)フロントが二本ある場合、傾斜が緩い場合、フロント内側の爪で立ちます。傾斜がきつくなるとフロント外側の爪でも立つようになります。また、内側のセカンドの爪でも立ちます。フロントの二本歯と内側セカンド爪、この三つの「爪」がアイゼンの命です。この三本にマニュキュアの様にカラーペインキングして・・・どの爪で立っているのかを自覚しながら練習をする必要があります。慣れてくるとフロント内側の爪とセカンド内側の爪とで「ピンチ(挟む)」やフロント爪の「フリクション」もできるようになります。
    どんなアイゼンが良いのか?・・・
    フロントの爪で立つときセカンドの爪がマカールリキッドの様に前に出ている物は(通常「氷壁用」と言われている物は大体これになります)不向きです。セカンドが出ているので踵を下げるとセカンドをテコにしてフロントが外れやすい。又、私はフロント歯が長い物を好みます。短い方がふくらはぎが疲れないから岩登りに良いと言われますが、上から登山靴の頭越しに目で爪を確認する場合爪が長い方が楽です、脹ら脛は「膝をチョト壁につける」テクニックを覚えると楽になります。(いずれにせよ使っていると短くなりますからあえて短いモノを選ぶ必要はないと思います)。内側セカンドの爪が真上から見たときに見える物(昔のシャルレのアイゼンがそうですが残念ながら最近は昔ほど横に出ていません)は使いやすいです、ただしこうしたタイプは歩くときに横に出ているのでズボンの内側を引っかけやすいです。

    アイゼン爪を研ぐ時、スタンスの面に当たる下の部分が丸いと滑ります。でも間違っても厚みを薄くするように削ってはいけません。

    第┃ 57┃回┃ 「秋 紅葉のクライミング」(2001/10/24) 
    後一ヶ月半で・・・すぐ冬が始まります。12月初旬に一本落とすには始めるのが遅くなりましたが「アイゼンワーク」を行います。アイゼントレーニングは「日和田」からです。毎年、「アイゼン」は本当にここから始めるという感じですね・・・装備・道具(登山靴・アイゼン・チェストハーネス・冬用ハーネス・実際に使用する手袋・軍手×2・ピッケル・バイルを持参して下さい。)の点検、段々レベルを上げていきます。岩場の岩稜歩きから登攀までの基本になる「アイゼンワーク」は、実際にトレーニングする回数が少ないため(ラバソールを履いている回数と比べてください。)とてつもなく難しく感じます。でも、最初の一歩は何時も大変ですが「集中」して行うことにより自分のものになります。さらに「人工壁」でトレーニングしている人は「ボルダー」で「軍手」を付けてやってみることを勧めます。

    第┃ 60┃回┃ 「冬の足音」その2(2001/11/6) 
    11月3日土曜日は八ガ岳でも雪が降ったそうです。
    以下、感想。 ( O記 )
    10月28日(日)に日和田山に行き、雪も氷も無い所、それも岩場でのアイゼン、情況が想像出来ず、非常に不安なまま参加してみました。クライミング用のピッケルやアイゼンは、縦走用の物とは、先端刃の付き方が違うを始めて知りました。(※先端がポジィとネガの二種類がありますが「岩」の場合ネガでないといけないです)アイゼンでの岩の乗り方、片歯で乗って、もう片歯でバランスを取るのは非常に難しかったです。靴が大きめなので、前歯に乗ると踵が浮いてしまいました。靴下を1枚しか履いていなかったせいもあるのですが。。。。。(※プラ靴の場合靴下一枚が当たり前のように思いますし、二枚も重ねると大きいと思いますが・・・)

    冬山用の靴は、厚手の靴下を重ねるので、靴はやや大きめ、と思ってましたが、縦走用とクライミング用は区別した方が良いのでしょうか。(※区別するする必要があります・・・踵が浮くなんてクライミングを難しくします)それと、私のは固定アイゼンなのですが、皆のアイゼンはベルトで締めるタイプでしたベルトの方が良いのでしょうか?。(※私はワンタッチを使用しています、靴にピッタリすればいいです、靴底がしなる物はクライミングに向きませんしワンタッチに不向きです)先生のビレイの時には、バランスを崩して尻餅をついてしまいました。ロープを放すことが無くて良かったです。(※知りませんでした良かったです。ボティビレーはセルフビレーを作ってからしましょうね)
    ホールドの掴み方は滅茶苦茶だし、筋力不足で身体は持ちあがらないし、、、、道具の心配をする前にやらねばならない事があるな、と反省しながら帰路につきました。とても楽しい1日でした。(※は私記入)

    第┃ 61┃回┃ 「冬の足音」その3(2001/11/7) 
    11月3日つづら岩にてアイゼン・クライミングを行いました。途中からあいにくの雨でしたが夕方まで頑張りました。

    以下、感想。 ( H記 )
    > アイゼン、手袋をはめての岩上りは、緊張しました。(その緊張感がいいんですが)手袋のこと・・・すごく大切だということわかった気がします。あれより厚いと、岩の感触が難しくなる・・・オーバー手袋は薄めのミトンですね。あの感触がとれなかったら、登る気がしません。

    二種類のトレーニングが必要です。「毛手袋」と「薄手袋+オバー手袋(ミトン型)」です。前者は言うまでもないことですが、後者は「風」「融水」対策です。いい手袋(の品物)が無くなっていますね。最低、一日三個位は必要です。5個ぐらい用意していただきたいのですが・・・ゴム紐を付けるのを忘れないで、脱脂していない物で厚くなく(「ハンガロテックス」は岩登りに使えません)縮みますのでツーサイズ位大きい物が良いのですが・・その代わり直ぐには「使い物」になりません・・

    > 何本か登っているうちに、内側一本で立つ場面が実際出てきたり、セカンドとはさむということもあって、教えていただいてよかったです。まだセカンドだけで立つということが、できてなかったなと思います。 

    アイゼンのフロント歯とセカンド歯のコンビーネーションはアイゼンの「種類」等に左右されます。が・・・基本は・フロント歯一本・セカンド歯一本・フロントとセカンドでピンチ(挟む)この3通りがアイゼンの基本動作です。

    > 23日から連休の八ヶ岳ですが、大同心に行ってみたいなどと言いましたがなんだか怖くなってあまり行きたくない気がしてきています。先日は、雪がなかった、けれど雪つきの傾斜ある岩に手袋、アイゼンで登るのは今の私には、まだ無理ではないかと不安がつのっているんです。寒さ、冷たさが加わって体が固まり状態になるでしょうし・・・・Nさん、やっぱり怖いですよ。雪つき岩のゲレンデ練習ってないでしょうか。

    アイゼンのトレーニングはやればやるほど身に付きます。フラットソールの回数と比べて圧倒的に少ないのが皆さんの現状だと思います。それ故の不安はよくわかります。さらに、雪が付いた岩場は「雪払い」と言うしんどい作業があります。手袋の消耗は激しいです(手袋の個数が多いのはそのためです)し濡れます。(上越のようにドカ雪の降る谷川などは特にしんどいです)八が岳は雪は少ないですが、風が冷たくて・・・体感感覚は実際よりも寒く感じますし、体が固くなりますね(羽毛の軽い嵩張らないベストは「クライミング」に使えますよ)・・・「小同心」あたりで様子を見てみます?実際に山に行くと「衣服」「装備」等指導できるのではと思います。大切なことなのですが、寒さに体を慣らすことが必要だと思います。23日から連休の八ヶ岳、「岩」だけでなく「岩稜」「氷」等もやりたいと思っています。参加していただいてステップを積み上げていただけると良いなと思っています。

    > 手袋ですが、丁寧に洗ったのですが、きれいにならなくて不満足なんです。

    綺麗にならなくて良いですよ。丁寧に洗うと「脂」が取れてしまい「軍手」になってしまいます。水で押し洗いが全てです。

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■30 / 親記事)  冬装備
□投稿者/ オジサン -(2002/04/19(Fri) 07:36:04)
    第┃1┃回┃「冬山の服装」(2000/11/10)
    二月に宝剣岳「中央稜」を攀りに行ったときのことです、メンバーは後輩がいきなり連れてきた「拓殖大学JAC(日本山岳会学生部)」の二人を入れた総勢6人です。トップの後にザイルを数珠つなぎで登り日没寸前に完登しました。トップが終了点についてからラストが登り切るまで1時30分かかるという状態でしたが・・・
    縦走主体のJACの人たちは歩くと汗をかくということで冬のアンダーウェアーを着けていませんでした。アウターが結構暖かく良い物が手に入る為もあるとおもいますんが・・・アンダーウェアーは寝るときに着けていました。
    登攀等はじっとしていることが多いのでアンダーウェアーは着けていないと天気が急変したときにダメージを受けます。服装も重ね着が基本です。
    冬でも「雨」に会う日本の場合(冬の穂高で、屏風岩では雨、滝谷では吹雪という事がありました)水を保含しやすいシンサレート(*)などの物は近場・日帰り等以外は良くありません。
    取付までは結構汗をかきますが登攀が始まれば急激に体温が下がります。人間の体は内臓を守ろうとしますので、体温が下がると手足が「凍傷」になりやすいです。このとき羽毛のベストとか一枚着るだけで凍傷を防げます。特に八ガ岳等冷たい風がある時は冬山の経験が浅いと注意が必要です。新品の手袋は風を防ぎません、予め編目を詰まらせると凍傷をより防ぎます。

    PS.「宝剣岳中央稜」は南面で明るく開放的です。登攀中はフリー、人工、雪・氷等そこそこに体験できます。終了点が山頂付近と言うのも気持ちがいいです。ただ、ロープウエイ代がべらぼうに高い・・・天気が悪い場合はロープウェイをやめ近場の氷のゲレンデへ行けます。(1月下旬以降ですが)現地「山岳協議会」があります、登山届出はしっかり出しましょう。
    (*)シンサレート自体は15年ぐらい前に「売り出し」(発明)になった新素材で、「保温材」の一種です。「形」は綿です。綿、故に保水性で水に濡れると膨らみます。(「綿」状の物はほとんど保水性です、ポリプロピレンのように水を吸わない物でも綿状に作られると「保水性」が出てきます)用途は、靴の中の保温材、通常はゴアテックス等と組み合わされて山用の洋服(アウターウェア)等の「中綿」として活用されています。保温材としては、暖かいです。シンサレートの使用感ですが、「鏡」のような物で、体が暖かいときはより暖かく感じるのですが、一方、体温が低下すると冷たくなります?!これが「水」吸って、冷え込むと最悪の「ビバーグ」になります。日帰り・アイスクライミング・「ヒマラヤ」等の様な場合は良いのですが、冬でも「雨」が降る日本の冬山ではペラペラの「中綿」のないゴアテックスだけの物の方がよいようです。 

    第┃2┃回┃冬山の用具ーその1「手袋」 (2000/11/10)
    前回を補足しながら装備の事について書きたいと思います。最初に手袋です。五本指より三本指、二本指(ミトン型)の方が暖かいです。つまり肌同士が当たる部分が多いほど暖かいです。(登攀を前提にしたとき)科学的な説明ができませんが、「毛」が絶対です。脱脂していない物がベストですが、五千円以上もします・・・3千円位の物で十分です。(**)(ただ、脱脂していなくあまり縮まないフェルト状のミトンは少し高くても購入を勧めます)。と言うわけで、フリース等の化学製品の手袋は勧めません。どんな良い物でも「デッドエアがない(手袋の指先が余って居ない)物」、ピッタリすぎる物は軍手と同じになり使えません。サイズは縮むのでワンサイズ(又は2サイズ)大きい物を買って「編目を詰まらせ」ておくこと、私は冷水に漬けてからチョコチョコ使いながら「本番」に備えます。使っていると結構穴が空きますが「毛糸の糸」で穴を編んで塞ぎ、長く使っています。手袋にリストループ用のゴム輪を付けておくことは必要です。落としてからだと遅いです。あと、手袋を携帯する場合一対毎、「空気抜きしたビニール」に入れておくと嵩張らず濡らさず使い易いです。水が流れていたり、風が酷いときはオバー手袋と併用して薄手の手袋を使うこともあります。(オバー手袋はゴアテックスがいいのですが、滑ります。ナイロンの方が掴みやすいです)手袋はどうしても濡れますが、セカンドの時は濡らさないようオバー手袋を活用します。又、濡らさないためアプローチは軍手を活用しています。
    トレーニングとして岩場では手袋と薄手プラスオバー手袋の2種類の訓練が必要です。
    (**)手袋ですが、何回か色んな毛糸の物を使い比べてみましたが「脱脂していない」手袋(嗅いで見れば油っぽいのでわかります、ただし凄く縮むので大きめの物を買わないとだめです)はやはり優れもので濡れても暖かいです。(「ハンガロテックス」の様に)厚手はまずいですが薄手の物があったら価格は張りますが持っていたいですね・・

    第┃3┃回┃「手袋」その2(2000/11/17)
    穴が空いた手袋を使っていると「凍傷」になります。もちろん濡れた手袋もそうです。「どの位」濡れたらというのは経験を積み重ねて理解するのですが、初心者の方は「手足の感覚」が無くなったら即「凍傷」と思った方が良いです。
    風があるときはこまめに変えるかオバー手袋を活用してください。(登攀中替えるのは難しいので、雨蓋・内ポケットに替えを入れておくこと)谷川岳の場合、登攀ルートの有る一の倉沢奥壁・幽の沢等は無風ですが、壁を流れる水・湿った雪に悩まされ、濡れます。国境稜線に出た途端、冷たい風に叩かれバリバリと音を立てて凍り付きます。風が有るところでは穴が空いたり濡れた手袋は「凍傷製造機」です。
    凍傷について、医学上の事等は専門の本等を参照して下さい、あくまでも私個人の考えですが・・・一度かかると、その部分が「変質」してしまい元には戻りません。低温化(すぐ冷たくなる)・親凍傷(凍傷になりやすい)になります。凍傷になってしまってからでは、「知らなかった」ではすまされないと言うことです。{私自身、足が靴に合わないとか、(穂高のパチンコ{継続登攀}中、屏風岩でびしょ濡れになり、滝谷の吹雪で足が凍ってしまった)悪天候等で過去四回ほど凍傷にかかっています}
    冬山は危険で厳しいです、様々な経験・知識が必要です。だから、「グレード」で計れないような気がします。でも、基本的な技術・知識に裏打ちされた経験の積重により、冬山は「岳人」の物になり、私たちは「冬山」の虜になります。
    日本の冬は短いです氷・雪稜・雪山を学べる時にやらなかったらできません。
    その基本の一つに「アイゼン(ワーク)」があります。

    第┃6┃回┃その他「ガチャ」(2000/11/27)
    ガチャというのは装備の俗語です、音がガチャガチャするのでそういっています。ヘッドランプは、「テッカリ」「ヘッデン」とか言います。
    *ハードギアから始めます。
    ★ハンマー・ピッケル・ジャンピング(・)等のグリップ部分は手袋をしても持ちやすい太さに削ったり・滑らないように段差を付けて刻みを付けたりして工夫をしています。
    ★壁が主体の場合はピッケル、アイスバイルに肩掛式の紐を連結しています。(長さはテンションを掛けていいように調整するーこれがなかなか難しい)冬の丸山東壁に行ったときです。夏は扇沢からトロリーバスで「黒四ダム」に行きますが冬はダム保守の車(何故か、時々止まってくれますが決して乗せてくれません、「頑張れや!」と声を掛けて走り去ります)しか通りませんので歩きます。トンネルの中は迷路のように枝分かれしているのですが黒四ダムまでは天井のトロリーバス用の電気配給線を目印に歩きます。トンネルの中は真冬でも生暖かいです、扇沢から2時間未満で着きます。(夏と異なり)トンネルから外に出るところは限られています帰りのために出入口を覚えておきましょう。外に出ると黒部川まで急な斜面を降ります、この斜面を私は密かに「涙坂」と呼んでいるのですが、雪崩が起きやすいです。雪の下の樹林の位置関係を考えながら慎重に降ります。(・)帰りは地獄のラッセル斜面です。(ジグザグに上らないこと)・・・悪天候の中「冬将軍ルート」を開拓したとき、ピッケルを草付きに打ち込んで連結した紐にテンションを掛けてプロテクションを作りました。
    ★ハンマーを左右の手で打てるように練習をする事は必要に迫られたときに理由がわかります
    ★ロックハーケンについて(・)その適正をよく理解することが必要ですが・・・冬はリスを探すことが大変です・・・白い筋のリスらしい所に「釘」を打ち付ける感覚で使えるので「ICI/クロモリスパイラルハーケン(「MOTIZUKI」の名前で出ていることもあります)」を愛用しています。これはアイスハーケンとして売られていますがアイスとしては最低ですがロックとしてはボロボロの壁でもきく最良の一つです(ただ欠点としては回収の時折れやすい)。凍った草付用としてはショイナードの旧タイプの短いスクリューハーケンが良く効きます(岩があると歯をやられるので注意)。セミチューウブタイプの打ち込み式の物(NEWALP製日本ではあまり売っていませんがすごく良い物です)も使っています。
    (注)・ジャンピング 
    ボルトを打ち込むためにハンマーで叩いて穴をあける道具です。先端は「キリ」と言って交換できます。現在8ミリ径のもの(たばこと同じ太さ)、以外に「ペッツル」から11ミリ・10ミリの物も出ています。
    ・ ハーケン(ロック、アイス、スパイラル、スクリュー、セミチューブタイプ)ロックというのは岩用のハーケン、アイスというのは氷用と言う意味です。スパイラル、スクリュー、セミチューブタイプは「タイプ」です、スパイラルというのは「棒状」にイボイボがついているようなもの、セミチューウブはパイプを二つに割ったようなもの、スクリューウというのはパイプの外側に螺旋状に「背」がついていてスクリューウ状のもの
    ・>トンネルから黒部川まで下る時、雪の下の樹林の位置関係を考えながら降りる。雪崩との関係ですか?
    雪崩との関係です。木が斜めに生えているところは「冬」雪の流れるところ(雪崩)です・・・それでも生えていないところよりはよりはまし・・木の生え方をよく見て降りるラインを考えることが必要です。
    >帰りにジグザグに登らないこ ととは?急な斜面ならその方が楽のように思いますが・・
    ジグザグ登る方が楽です。(歩くのも「ビエ・ア・プラ」が基本なのでジグザグになります)雪崩が起きやすい斜面は斜めに歩くと切れてその部分から雪崩を誘発します。

    第┃7┃回┃「ガチャ」2(2000/11/28)
    *トレーニングの時の「手袋」について
    素手ではやる意味がありません、軍手の一枚というのはあまり役に立つように思えません。大切なのは、実際に使用する毛手袋でやる事です。やってみると驚くほど掴めないことがわかると思います。易しいところで、素手と異なり「何処までできるか」を体感し、認識する事、これが大切です。

    *耐寒訓練
    冬山を始めた頃は窓を開けて寝る・布団を減らす・氷の浮いた水の中に素手を入れる・半袖Tシャツで過ごす等やってきましたが(今でも大事なことだと思っていますが)寒くなったら山(富士山・八ヶ岳)にトレーニングを兼ねて出来るだけ入るようにした方が効率的です。特に11月になったら風邪を引かないように気をつけながら山にはいることが(寒さへの順応)大事だと思っています。炬燵に入っていて寒いところにいきなり出ても体が言うことを利きません。

    ★冬用の鐙(あぶみ)はプレート式で自作する方がいいです。プレートの上と下に結び目を作る事がポイントです。八ガ岳の風は3000mクラスの山々に劣らず冷たく寒いです、「大同心」を攀っている時、強風で鐙が吹き上げられます、こんな時、鐙の一番下に錘としてハーケン類をぶら下げると良いです。
    ★チェストハーネスは必要です(チョット工夫すればギアスリングで作ることもできます)。冬用としては軽くシンプルなものがいいです。夏と異なり、ハーネスにヌンキャクとかシュリンゲを掛けてはいけません。アイゼンに引っかけ易いです。
    ★ザックは壁の中で担いだり降ろしたりするためにセルフ用のシュリンゲをつけておくこと。ザックを一度落としたことがあります。一個のシュリンゲの工夫をそれからはするようになりました。(墜ちて見えなくなったのは「私のザック」落としたのはパートナーでした)
    ★ハーケン用の打ち込み兼回収専用のヌンチャクをつくっておくとハーケンを落としません(テープの部分がテントポールのゴム紐が良いように思います)。
    ★ ハンマーホルスターをザック・チェストハーネス・安全ベルトにつけておくと便利です。(出し入れしやすい物をえらぶこと)

    第┃ 14┃回┃「重さ」(2000/12/18)
    色んな食べ物を「山」で食べるって本当に美味しいですね・・・楽しむという為に「重い」思いをする「山」も有ります。そうした楽しみ方は別なときに譲るとして、此処では「重さ」について、考えてみたいと思います。私自身は体力はない方だと自覚しています。「重さ」は敵!!と何時も感じています。

    山では尊敬している「O」さんの事を紹介します。中学生?の娘が入浴しているのを覗いて「すっかり大人になったなーと」感激し?、娘に「お父さんのH!!」と言われてしまう人ですが・・・朝は4時頃には起きてマラソン・・・、夜9時頃電話すると「お父さんはもう寝ました」と息子が答えます。月に一回は絶食・断水をし、もちろん通常のトレーニング・仕事をこなしながらです・・・「(体が)どの位までなら大丈夫」という事を理解し、(食料が足りない等)リスクが有ってもそれを克服できるので彼の荷物は軽いです。(登攀だと「ガチャ」が重くて「食料」を削るしかなくなるのですが・・・)通常のコースタイムが1時間で有れば30分位でこなしてしまいます。人が2日掛かるところは1日で済みますから重さが全然違います。かって冬の穂高に一緒に行ったとき(滝谷出会いから入り前穂高Dフェース〜北壁経由)北尾根の3・4峰のコルから一日で東京まで戻ってきました。彼の場合は「体質改善」による「重さ」の解決です。

    山の店に行くと、ピッケルケース・プロテクター等色々売っています。有れば「便利」という物が所狭しと売っていて「あ、此は便利・優れ物」とついつい買ってしまいます。しかし、山ですから「便利な物」を担いでしまわなければなりません。本当に必要な物かよく考えてみましょう・・・

    町ではピッケルケース・プロテクター等は必要だと思います。でも、一度入山したら「邪魔」ですし「喪失」しやすいものです(良く拾います)、山中ではむしろ着けていけない物だと思います。

    アイゼンケースは重く嵩張ります、私は会社等で使っている「国際郵便」用の「封筒」使っています。コーキングしていて破れず長く使えます。当然「尖り物ガチャ」袋としても使っています。料金はただです。(宅急便の袋もなかなか良い物もあります)また、ピッケル(石突き・ピック)プロテクターはガムテープですましています。ガムテープは色々使えますから必ず持っていきます(1メートル位を丸めておけば半年位は十分持ちます)、あと針金は応急処理用等に持っていきます。

    併用して使える物を持っていくようにしましょう。(例えばアプローチ用の帽子・行動中の帽子・目出帽・耳当て・フェースマスク等有りますが目的の山行によって選別をしないといけないと思います)みなさんも色々工夫していると思います。よろしかったら教えてください。

    第┃ 24┃回┃「ひな祭」(2001/2 /27 )
    ☆まる一日飲み食いが出来ないことがあります、トレーニングとして絶食(水も含む)は有効だと思います(Dフェース都立大→北壁→Aフェース一日で93/12)

    第┃ 63┃回┃ 「冬の準備」(2001/11/15) 
    ●質問
    >シュラフカバーについてお聞きします。"昴"ニュースで穂高前補北尾根で遭難の件があった時の持ち物の中で、二人は、「エントラント」のような物で、これは中が濡れます。・・・・これはどういうものですか?
    エントラントは知っていますか?アウターレイヤードの内側にコーチング(塗った)物です。それ故に嵩張らないと言う利点があるのですが・・・穴が小さいので、ゴアほどは通気性がよくないがコストが安いです。バイク用の服などはゴアだと風圧と毛細血管現象で結構濡れるのですがエントラントだと大丈夫です。

    >あと一人は、ゴアだけれど裏地が起毛のモンベルのものは、濡れるとよくないと、ありました。必要だったら、ゴアの薄手を買わないとならないですが。・・
    起毛している部分はそれ自体は吸水性は無くても、保水性があるので、乾かないと言うことです。チョト「感じている」ことがあります・・・参考になるか良くわからないのですが、ゴアなんかでも2レイヤード3レイャードと言う物があります。(ゴアレイヤードは薄い膜でそれ自体は強度が無いので製品としては)ゴアレイヤードをサンドイッチして布を作ります。(同じゴアでも使用する素材;アウターレイヤード・インナーレイヤードが重要に感じます。ICI石井スポーツオリジナルのゴアシュラフカバーとカモシカのオリジナルのシュラフカバーを使ったときにカモシカの方が使用感が良かったのですがこれはインナーレイヤードかレイヤードをくっつける接着剤の違いだと思いました。3レイヤードの物)あまり痛まないシュラフカバーなどの場合、内側のインナーレイャードを省いて2レイヤードにした物を使ったことがあります。(使用したのは「カモシカ」のオリジナル)白いゴアレイヤードがむき出しになていてバッキングもシュラフを入れた状態でします。何故か「エントラント」と一緒の様な使用感になったので驚きました。多分・・・そう言うデター(使用感)のためと耐久性のためインナーレイヤードにメシュが付けられてきたのかなと思っています・・・(シュラフカバーではメシュの物はみあたらず)
    なお、現在薄くできる第4?世代の「ゴア」がでています。価格も高いのですが品物(製品)によって第三世代の現ゴアとニューゴアの使用を使い分けているようです。(長所と短所)まだ使っていなくて分かりません。すみません
    >最近、ハンマーホルスターを2個買いました。がシットハーネスではなく、>チェストハーネスにつけるんですね。 
    いいえ、色んな付け方があります・・・ザックに付ける人もいます。大切なのは使用する形態(アイスクライミングとか荷物を持って登攀をするとか)と言うことを考えてつけることです。それとホルスターの穴の形によっては外れやすいとか・スポ抜けるとかあります(特に「無雪期」用のハンマー)。ので工夫が必要な場合もあります。

    第┃ 66┃回┃ 「冬」(2001/11/27) 
    八ガ岳に11月の連休に行きました。壁は真っ黒で鉱泉でも雪はありませんでした。氷は裏同心ルンゼ位でしか出来ないようです。ジョーゴ沢は氷が甘いという事でした。寒いのでこのままドカ雪が来なければ氷のルートは最高だと思います。
    ●質問
    > 手袋ーについてお聞きします。
    お勧めはICIオリジナルで二千円位の物又はもう一つ上の物で「HELLAS」と言うのがあります(私は、手のサイズMですが、8ハーフを買っています)脱脂していなくて暖かいです石井で「定価4600円売値4140円」でした。

    第┃ 71┃回┃ 「師走」(2001/12/7) 
    ●第63回 「冬の準備」(2001/11/15)の質問「シュラフカバーについて・・・」
    の中の「現在薄くできる第4?世代の「ゴア」がでています。価格も高いのですが品物(製品)によって第三世代の現ゴアとニューゴアの使用を使い分けているようです。(長所と短所)まだ使っていなくて分かりません。」の訂正です。
    新ゴアは昨年夏に発売されています。見分けがつきませんが、・透湿性が以前の1.5倍になり(ジャージと同じ位の性能)・しなやかになっているという大きな違いがあります。値段も2〜3割高くなっています。又3レイヤードが基本ですが、2レイヤードの「ベトツキ感」を解消した「ゴア・パックライト」という製品が出ているそうです。2レイヤードのゴア部分を「耐久性」を高める工夫と「ドッド加工」(ゴア・フィルムを点状に加工している)しているのですがウーン耐久性は大丈夫でしょうか?今度購入してみようと思っています。(お金が有るときですが・・・)

    第┃ 72┃回┃ 「山だより」(2001/12/10) 
    ●「氷」は暖寒を繰り返しながら発達します。発達しきれない内に「大雪」が降ると氷柱の部分が悪くなります。色んな山便りを聞くとどうもそんな感じを(未発達)受けます。

    第┃ 84┃回┃ 「山は冬」(2002/2/10) 
    ●(質問)冬山(縦走)をやってみたいです。履くのが大変だけど、暖かいプラブーツも気になるのですが・・・紐を縛りやすいプラブーツがあれば良いなのですが・・・
    私:革靴が良い皮が手に入らなくなりコストが掛かると言うことでコストを下げるためにプラスチックの「靴」が出てきましたが・・・暖かく、手入れが不要等良いことだけでなく、プラスチックが「親水性」で耐久性が限られていることが判明して(破損事例)、踵が浮いて「登攀」には向かない、暖かく「蒸れ」るという事で逆に濡れて寒くなりやすく、凍傷にも成りやすいことがデーターとして指摘されています。そのためにメカーも此処2〜3年、改良した「革靴」を発売しています・・・革靴は足に馴染んできます、登攀にはプラ靴より踵が浮かないので革靴の方を勧めます。ただし、ワンタッチアイゼンに対応していることは必要ですが・・・

    第┃ 85┃回┃ 「冬ヤマ」(2002/2/19) 
    ●暖かいプラブーツ
    プラブーツの話し、納得してます。数年前、スキー靴のプラブーツが滑降中に突然壊れたんです。それから、登山靴には絶対プラブブーツは履くまいと決めてましたが、周りから、時代遅れ呼ばわりされて少しめげてましたしかし、冬山でプラブーツが壊れたらどんな事になるか、想像したらとても心配ですよ、3-4年毎に買い替えればと言いますが革と違って外見は痛みが見当たらないのです、経年変化が気付かないそれをポイっと捨てられますか、4-5年後に何かが起るなと思ってました(S)

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■29 / 親記事)  冬壁一本
□投稿者/ オジサン -(2002/04/19(Fri) 07:27:58)
    第┃7┃回┃「ガチャ」2(2000/11/28)
    *冬季は12月1日〜3月20日まで。
    アイゼンワークトレーニングも11月下旬には出来上がるようにします。冬壁を始めた頃は9月下旬からアイゼントレーニングをしていました。最初はトップロープで易しい処の登り降りを一日何回とノルマ決め行う事から始め。岩場は「日和田」・「広沢寺」[トレーニングはまず此処からですね]→「つづら岩」[被っているのでパワーが付きます]・越沢[こまかい上に外傾したテカテカのスタンス]とやっていきます。「越沢バットレス」をこなせるようになればトレーニングは大体大丈夫です。そして、12月初旬〜中旬は天気が良く、寒さも厳しくないので正月前にトレーニングとして一本登っておきたいです。(ただ、クリスマスの頃は「クリスマス寒波」が有りますので注意してください。)一度、真面目にやると翌年はもっと短い期間で仕上がります。

    第┃ 10┃回┃冬をエンジョイ!!遊び尽くして「一陽来復」!(2000/12/ 5)
    昼が短くなりましたね・・・すぐ真っ暗!でも冬至(12月21日)さえ過ぎれば、あとは昼が長くなっていく一方。古代中国の人は、この現象をして「苦しい時期が過ぎて、幸福がめぐり来る」=「一陽来復」と表現しています。寒さはこれからが本番だけど、冬まみれにチャレンジし遊び尽くして「一陽来復」!

    天気が悪く寒い厳冬期にはライト感覚で「アイスクライミング」をエンジョイ!!
    「冬景色」を楽しみながら、雪まみれの雪上訓練・尾根歩き等をエンジョイ!!
    そして、「春一番」が知らせてくれる山の息吹、この時にバリエーションを目指して行動を。冬山の最大の楽しみは寒さもゆるみ、雪も安定する二月下旬から三月にかけてです。登れても登れなくてもあらゆるルートが自分の人生に「青春の思い出」を残してくれます。この時期に最大限のエネルギー出すために「セックン」「トレーニング」を!!「ステコン」(建築用語の俗語で「基礎」の事です)をしっかり自分の物にして自分風にアレンジしていきましょう。

    Merry     もうすぐクリスマス! 「クリスマス寒波」に注意
    Christmas!   厳冬期・正月は天気が悪いのが当たり前です。
     ∴∵∴    無理をしないで下さいね
    ∵ ★ ∵   
    ∵ ☆☆ ∵   ☆----------------------------------☆
    ∵△△△∵    冬は日が短いです、朝立ちを迅速に     
    △△△△△    凍傷には呉々も注意。風対策を!
      ■            
    ━━━━━  ★。・*・。☆。・*・。★  Merry Xmas! ★。・*・。
    ☆。・*

    第┃ 50┃回┃「秋の予定」(2001/ 8/24)
    10月から「冬季クライミング」教室を開始します。12月上〜中旬に登ります。主には「アイゼンワーク」がメインです。無雪期のクライミングは一年中トレーニング出来ます。有雪期のアイゼントレーニングなんて本当に期間が短いです。9月〜11月上旬というのは無雪期では一番充実したときで色々なバリエーションに行けますね。でも、今年の冬は「壁」を登ってみたいという目標を立てた時10月からやる必要は有ります。12月の上〜中旬は寒さもそんなに厳しくありません。一本落としやすいです。1月〜2月はアイスクライミング。3月はバリエーション。冬に向けてこの10月〜12月は重要な時です。勿論、「岩」で無い方も「アイゼンワーク」のトレーニングはきっと役に立ちますよ参加してみませんか。

    第┃ 64┃回┃ 「冬景色」(2001/11/19) 
    ●"昴"メールの感想
    > 「12月に一本落とす」というスケジュールの設定と、そのためには 徐々にレベルを上げながら、アイゼン登攀を中心に、アルパイン登攀 のトレーニン>グを9月、10月から開始するんだ(9月ころから考えていないと、天候やら仕事やらで、12月までにトレが終わらないだろう)という講習内容には、正直「ショック」を受けました。
    私の場合、登れませんでした・・・長く・・・正直言って「怖かった」と言うこともありました。それを克服するにはトレーニングしかありませんでした。9月頃から「蒼氷」「山岳同志会」(冬のエキスパート集団)のメンバーを尻目にアイゼントレーニングを繰り返していました。一本落とすと言うことが「大変」だったので条件の良い12月中を目標にしたのがよかった・・・。立て続けに壁を落としました。甲斐駒のAフランケ「同志会ルート」等の雪の少ないところが楽でした。「谷川」は大変でした。それでも12月中に何本か落とせました。本当の意味では「冬季」は(厳冬期の)1月2月だと思います・・・でも、公式には12月1日〜なのです。12月からの雪訓を出発にするとトレーニングで終わってしまいます。12月はもう本番なのだと思います。日本の「冬」は本当に短いです。

    第┃ 62┃回┃ 「冬の足音」その4(2001/11/12) 
    11月10日土曜日は三つ峠でも雪が降り、富士山は「冬富士」でした。
    ●"昴"メールの感想
    > ショックです。12月に壁一本の提案。
    昴メールでも明らかにしていますが、一番「一本」落としやすいです。12月初〜クリスマス前までです。正月は天気悪いし、混みます。「壁」は1月2月に一本落とすのは(近年の少雪だとまだ楽ですが)大変です。むしろ氷の期間として考えた方が良いです。3月は春一番後から本命を「一本一本」落としていく作業です。
    > 12月1とか2日では、心も物も技術も、準備が不足しているのは確実です。
    皆さんが結構「不安」を感じていることもあり、今後の予定を変更し、ゲレンデの予定を増やしました。参加予定を早めにお知らせ下さい。"昴"メールもう一度見ていただけるとありがたいのですが・・・状態が良ければ「平日」でも休んで行きます。(これは3月でも言えます「山」に合わせると言うことです)
    > 大同心正面というのは、白山書房のガイドブックに三ルートの紹介 がありますが、
    >A1混在の3級ルートアタックが目標でしょうか。
    「南陵」ルートのことをさしているのでしょうか?「右」フェースルートが良いかなと思っていますが・・・ただし参加される人の状態を把握する必要がありますので最初は「小同心」あたりで慣れてもらい、「南陵」「右フェース」をめざすと言う感じですね・・・参加される方のレベルアップが目的です。それに応じてルート等も考えようと思っています。

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■28 / 親記事)  冬の山行
□投稿者/ オジサン -(2002/04/19(Fri) 07:04:10)
    第┃ 18┃回┃「一月の山行報告」(2001/1/17)
    古い物も一緒くたにしていますが大体何処に行っているか参考にして下さい。ここ5年位のデーターは入れていませんが。ダブっている山行は省略しています。山行を予定しているので有ればアドバイス出来ます。
       年   山域    山郡   ルート        形態  !!  
       1982 御坂山塊  三峠 千段の滝          氷          
      * 1982 八ガ岳   大同心大滝・石尊稜      氷・岩
                  大同心右・中山尾根        岩      
       1985 南アルプス 甲斐カイ駒ヶ岳 かもしか沢   氷  4P
     a* 1985 御坂山塊 千波の滝               氷
     a* 1986 御坂山塊 サルメグリ 神明の滝・濁沢   氷
      * 1987 八ガ岳 南沢大滝                 氷
       1989 八ガ岳 広河原沢 右俣 クリスマスルンゼ 氷
       1989 後立山 不帰三角岩壁   敗退(雨)
     a* 1990 北海道 層雲峡・銀河・流星           氷
       1990 黒部   丸山   南東壁「塚田小暮」        敗退
      * 1991 足尾   松木沢  夏小屋沢→横向沢→無名沢 氷
       1991 谷川岳 烏帽子奥壁 正面ルンゼ5Pのみ
       1991 上州吾妻 不動の滝               氷
       1991 足尾 松木沢 子猫の滝             氷 開拓
       1992 足尾 松木沢 黒沢                氷
      * 1992 中央アルプス 宝剣岳 中央稜           6人で
       1992 八ガ岳 権現岳 東稜→ツルネ東稜
       1995   東沢 清べいの滝               氷
       1995 八ガ岳 鉾岳ルンゼ・ジョウゴ沢        氷 日帰り
    一月は天気が悪いのでトレーニングがメインですね、特にここしばらくの寒気でアイスクライミングはバッキリ出来ますよ、マスターして二月は大きいところをねらいましょう。

    第┃ 19┃回┃「二月の山行報告」(2001/1/19)
    古い物も一緒くたにしていますが大体何処に行っているか参考にして下さい。ここ5年位のデーターは入れていませんが。ダブっている山行は省略しています。山行を予定しているので有ればアドバイス出来ます。
       年   山域    山郡   ルート        形態  !!  
       1982         日光   雲龍爆       氷
       1982  丹沢    地獄棚〜沖箱根沢        氷
    c   1983 八ガ岳   旭岳東陵〜赤岳         シュラフ無し
       1984         袋田の滝           氷
    a* 1985         東沢 奥飯盛沢F1       氷
       1985 裏妙義   谷急沢・入急沢          氷
       1986 御坂山塊 三ッ峠   コウモリ沢       氷
    a* 1986 御坂山塊 サルメグリ 神明の滝・濁沢      氷
       1986         昇仙狭            氷
    a* 1986 上州     荒船山 昇天の氷柱        氷
    x* 1987 ヨーロッパ モンブラン山群 グランドジョラスウォーカー  敗退
    a* 1988 南アルプス 甲斐駒ヶ岳七丈爆          氷  夜行日帰
    a* 1988 北アルプス 唐沢岳幕岩 左方ルンゼ・大凹角
    x* 1989 黒部 丸山 右岩壁「冬将軍」              開拓
    b  1989 八ガ岳   広河原沢三ルンゼ         氷
    a* 1991 南アルプス 甲斐駒ヶ岳 戸台川・舞姫の滝    氷
    a* 1991 荒川 ネルトン・三ルンゼ右・二ルンゼ大滝プチネルトン・グランネ
          ルトン・二ルンゼ右俣「嘆きの滝」   氷  開拓
    a   1992 中央アルプス 野猿の岩場           氷
    a* 1992 八ガ岳    南沢大滝            氷
    x* 1993 北アルプス 唐沢岳幕岩 S字        10:30〜3:30
    a   1995 上州 神津牧場 東インディアン広場(アパッチ・シャイアン)
    a* 1995 上州 相沢奥壁 大氷柱・「落ち葉」の滝     氷    開拓
     ┌───
     │ 冬      * は上級者のルートです。
     │∴∧∵     a>b>c 面白さ
     │∧∧∧    x  大変です
     └───  奥飯盛沢・舞姫・「落ち葉」の滝・神明の滝・濁沢・南沢大滝・神津牧場等はゲレンデ感覚で登れて面白いですよ
    二月は氷のルートでアプローチの難しいところでなければ登れます、岩のルートは厳しいです。一月・二月に谷川岳などの岩のルートを登ったらすごいです。

    第┃ 23┃回┃「三月の山行報告」(2001/2 /22 )
    古い物も一緒くたにしていますが大体何処に行っているか参考にして下さい。ここ5年位のデーターは入れていませんが。ダブっている山行は省略しています。山行を予定しているので有ればアドバイス出来ます。
      年   山域     山郡     ルート        形態 !!  
    x*  1988 北アルプス  後立山   鹿島槍が岳「中央ルンゼ」 ミックス  
    x* 1991 北アルプス  明神岳2263m西壁 第一フェース   ミックス  
                                  冬季初登
    x*  1989 黒部 丸山  南東壁「動物ランド」下部のみ      ミックス  
    * a 1993 黒部 丸山  南東壁「塚田小暮」〜OCC下降  ミックス 入下山2日
    x*  1993 黒部 丸山  南東壁「スパーフレッシュ」  ミックス 入下山2日
    a  1983 谷川岳    一の倉尾根      
    *a 1985 谷川岳    幽の沢    ノコ沢         氷 
    a  1987 谷川岳        一ノ沢右壁左方ルンゼ〜東尾根 
    *a 1987 谷川岳         滝沢リッジ〜ドーム
    *a 1991 谷川岳       滝沢第三スラブからドーム 6:15~13:05
    b  1992 谷川岳       1・2の沢中間リッジ〜東尾根      
    c  1992 谷川岳   幽の沢    三ルンゼ     氷  6:30~9:30
    x*  1993 谷川岳   烏帽子奥壁 正面ルンゼダイレクト6p迄マデ  
    *  1994 谷川岳   幽の沢     Vの左      氷  6:24~12:07
    *b 1994 谷川岳   幽の沢     左方ルンゼ           氷
    *a 1986 北海道            雷電2/雄冬1/層雲峡2     氷 
    x* 1989 南アルプス 北坊主北東壁 静岡登攀ルート       ミックス  
    x*a 1994 南アルプス 甲斐駒ヶ岳 大武川一ノ沢左俣「嘆きの滝」 氷 開拓
    x* 1995 南アルプス 荒川   夢のブライダルベール    氷 9::45~2:30
    b 1995 南アルプス 荒川      グランネルトン・プチネルトン 氷
    a 1983 八ガ岳 赤岳東陵        

     ┌───
     │ 冬      * は上級者のルートです。
     │∴∧∵     a>b>c 面白さ
     │∧∧∧    x  大変です
     └───    
    三月の下旬になれば雪も締まりますから「八ガ岳 赤岳東陵」は谷川の「滝沢リッジ」をコンパクトにしたようなところで面白さは最高です。ぜひ行ってみてください。二月下旬からの「春一番」の声を聞いたら自分自身にネジを巻いてアタックしましょう。登れても登れなくても、良い「青春の思い出」になります。氷の殿堂「荒川」は一月から三月まで登れますが、他の場所でだめなときに良かったり、逆に他の場所が良いのに状態が悪かったりします。今年はどうなんでしょう?又、谷川のルンゼ登攀は雪崩のプレッシャーをはね除けてチャンスを掴むことです。特に前日雨が降って止み、風が出てきたら後を振り向かず稜線めがけて駆け上がりましょう。

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■26 / 親記事)  「初めにゲレンデありき」
□投稿者/ オジサン -(2002/04/19(Fri) 06:49:42)
    第┃ 26┃回┃「初めにゲレンデありき」(2001/4/11 )
    ●生徒
    ▲ 講師

    ●(4)立ち木を支点にビレイするとき?
    ▲タイオフ等が必要な場合があります。
    ●(5)ボルト(・)にはリングボルトとRCCボルトが在りますが、RCCボルトにシュリンゲを掛ける場合注意が有りました。RCCボルトの形状を考えてシュリンゲをかけるやり方?
    ▲RCCボルトはエッジがたっていますのでシュリンゲを直接通すには不向きですが、懸垂の支点を作ったりする場合のやり方があります。リングボルト時もリングに直接セットしないで根本にあのやり方でやった方が良いです。特に下降用のシュリンゲのセットの時、そうすればリングのセットミス(打ち込み時角度を間違えてしまっているような場合)をカバー出来ます。
    ●2、懸垂下降をするときの必要なことは?
    ▲懸垂下降時は事故が起きやすいです。必ず三つの確認を手で指してしましょう。ハーネスの確認(折返し)・支点の確認・エイト環(下降機)の確認
    ●懸垂下降中の注意事項?
    ▲上と下の確認をして下さい。上の確認は忘れないでくださいね。
    ●(3)長い懸垂の注意事項?
    ▲セルフビレーはメインザイルが基本ですが・・・
    支点を連結しているポイントにセルフビレーを直接かけない場合は必ず二カ所から取ってください。懸垂下降する場合はテラスが悪いと上記の事が良くあります(ボルトに直接かけたりする事が有ります)・・・懸垂下降時でないときでも連結ポイントに直接かけない場合は、(支点が良くないような)古いルート・冬等長い懸垂の場合はセルフを二カ所から取ったが良いです。私自身の体験なのですが直接ボルトにセルフを取ってテンションしたところリングが伸びきって抜けたことがあります・・・この場合掛けたところのリングボルトのリングの部分が切れているにもかかわらずわからなかったのです。・・・運が悪い場合が有るのです。「セルフビレーはメインザイルが基本」という事を理解してください。ディジーチェーンはあくまでも補助でしか有りません。元々はエイド時のアックス(道具)の一つです。製造元のフォレストという会社が作ったのが始まりだったのですが、その先駆性は、会社が無くなってからようやく認められています。
    ●(4)先に降りた人は、下降点の支点にビナをつけロープを通しておくと良いのは何故?
    ▲ 懸垂支点にザイルをセットしトップが下降をしているときはセカンドは軽くセットされているザイルを押して下降の状態を察知して下さい。声が届かない場合でもわかります。懸垂下降は上から水を落としたように降りるのが自然なのですが・・・時々斜めに降りようとして振られてしまう方がいます。どうしても斜めに降りなければならないときは必ずランナーを取りながら降ります。最後にザイルが手元から離れてしまうことをさけるために上記のことが必要です。
    ●(5)懸垂時のザイルセットでの注意は?
    ▲懸垂下降を始めるとき、大きく言って二通りがあります。
    ・ザイルを投げない
    下に人がいる場合や傾斜が緩いときや引っかかりやすい場合は投げません。身体に振り分けでぶら下げて降ります。
    ・ザイルを投げる
    ザイルの投げ方が有ります、下の方の状態で空中に投げる場合と、流す場合があります。ザイルの末端がエイト環をすっぽ抜ける事故がありますので、末端を連結しないとき末端処置は「変形」八の字が良いです。ザイルの結合はヨーロッパ方式がこれから一般化になると思いますが、径の異なる場合はこうしています。なお、真っ暗なときの下降・登り返しが想定される場合はザイルの末端を連結した上1m以上に、もう一つ結びを作っておく必要があります。
    (注)・カラビナのグリップビレー
    カラビナにザイルを通し、手のひらで折り返してにじる・・・強くにじると止まり、弱いと流れる。(手袋を付けていることが前提です)
    ・ボルト(リング、RCC)
    ボルトの形。○「リング」か、顎のついた「RCC」(メカー名)が所謂本番では一般的です。

    第┃ 59┃回┃ 「冬の足音」その1(2001/10/31) 
    ●スリング強度実験
    (多人数でスリングを引っ張って切断されたときの強度を計った)
    a.. 2mm    シングル(ループではない)      39kg
    b.. 3mm    シングル            119kg
    c.. 3mm    ループ(ダブルフィッシャーマン)  400kgオーバー
    d.. 4mm    シングル           318kg
    e.. 4mm    ループ(フィッシャーマン)  318kg 
    f.. 6mm     シングル            532kg 
    g.. 6mm    ループ(フィッシャーマン)   740kgオーバー
    h.. 6mm(中古)シングル             309kg
    i.. 15mm(テープ・中古)ループ(ウォーターノット)483kg
    j.. ディジーチェーン              350kgで3つの縫目が裂ける 
    k.. *ループは全て結び目から切断された。
    ウォーターノット=リングベンド、テープ結び、ふじ結びの事。

    上記のデーターが労山の機関誌に載っていました。凄いデーターですね。エイドの為の「道具」として開発された物なのに「セルフ」用又はレスキュー用としてこの頃は使用されているディジーチェーンが3mmのループ(ダブルフィッシャーマン)よりも強度が落ちるというのは注目する必要があります。 

    第┃ 29┃回┃「初めにゲレンデありきーその4」(2001/4/23 )
    講習会に参加された方との会話等です
    ● B君 ▲私

    ●エイト環を落とさないための工夫など、いろいろありました。どれもまだスムーズにできず擬古地ない動作で、モタモタやっているところが多くて駄目ですね。
    ▲繰り返しおこなって身に付けることが大事ですね・・・
    ●ナッツやフレンズなどを購入していくにあたり教えてください。
    ▲エイリアンは#1・#2・#3(キャロメットのスモールサイズはエイリアンと同じサイズがありますが、座りが悪く外れやすいように感じます・・・エイリアンは「壊れ易い」のですが外れにくいです)、キャロメットは#0.5・#0.75・#1・#2、ナットはメカーは問いませんが同一メカーの物をフルセット(#1~#9)そろえた方が良いです。あと、「ローボール」#1・#2・#3辺りまでそろえると楽です。この辺をそろえておくと大体のことが出来ます。
    ●今まで、何気なくやっていたこと(懸垂でテラスに下りてきたところで、すぐエイト環のロープを少し緩めようとしたことなど。)、まず自己確保であること。教えていただきました。自分だけではできないなと、思ったことは、懸垂のときのロープをセットするところでしょうか。 
    ▲頑張ってください。今回はやり方を説明するにとどまっています・・・みなさんに(懸垂のセット)やってもらって覚えてもらうというところまで出来ませんでした。ぜひ今度やってもらいます。

    第┃ 30┃回┃「初めにゲレンデありきーその5」(2001/4/26 )
    講習会に参加された方の報告です
    ● C君 ▲私

    セルフビレー。トップの確保。制動確保。エイト環の変形チョンボかけ。ATCの限界?リングボルト支点の上手な利用法。ボルト打ち。懸垂下降。仮固定。ほか。
    ●15日越沢バットレス(セカンドです。) 本年最初の岩がいきなりのマルチピッチ。ヒーヒー言って登りました。4プラとか5マイナーだって。小さいですがハングも登りました。パンプが生きてる?本物の岩は怖いです。人工だとかなり気安く?落ちています?が、こちらは落ちると本当に痛そうで、高度もあるし、気合が違ってきますね。講師は登るのは回数をこなすうちに上手くなるよという人で、テラスごとにランナー支点の取り方、確保支点の取り方、制動ビレーの仕方、セルフビレーそして懸垂下降での諸注意・技術などの実戦講義でした。午前中に2本。午後からは3本でした。足下に散り遅れの桜を見てツツジ、かたくりの花?に満足。チーパーTWOシーター(車)はオープントップでたいへん気持ちの良いドライブ日和でもありました。隣席はザックとロープで色気が欠けてはおりましたが。
    学んだことの確認です。PART1
    きっちりとした支点が作れるようになること。(残置)ハーケン。(残置)ボルト。立木。ピナクル。フレンズ類。引かれる方向への対応。きちんとセルフビレーがとれること。確保をする時(メインロープ)とその他懸垂下降の時。きちんとランナー支点がつくれること。ダブルロープの振り分け。懸垂下降の前段。支点。三つの確認。末端結合。結合しないときの末端処理(ダブル8の字の端末はめこみ)。下が見えないとき、暗いときの上下二段の結び。流す。投げる。ぶら下げ。懸垂下降。上方と下方の両方面への注意。引き側へカラビナや結び。振られ防止のランナー支点。皮手袋。確保器。8環チョンボ掛け。制動確保。支点が危ないアルパインと落ちることを恐れない?フリークライムーの相違を理解しておくこと。まだ色々なことが頭の中を回っています。各アイテムに肢があり枝もありその一々に注意点や知恵があります。幾度も幾度も試して確認してやっとトップをあまり怖がらせない程度になったセカンドと言うところなのでしょう。基本を繰り返して身につける。道具であれ、技術であれイメージが描けるようになること。思わずため息がでそうなほどまだまだ先がありますね。ルートのイメージができるようになるなどいつのことやら。
    PART2。
    ランナーの掛け替え。3人で登るときセカンドは、ロープの流れや引きの方向などを考えてラストのロープのランナーを調整してやる。自分のロープのランナーも状況では全部回収しない。お互いが見えないルートでのロープによる合図など。ホイッスルを常時首からさげて携帯しておく。小ナイフも一緒に。片方のみを一定距離引くなど。懸垂のとき次の人はロープを軽く押してみる。緩んだときはテラス到着など懸垂中の状態を予想する。荷揚げシステム?Oさんと最後に登ったルート。なんとかの肩へ右の懸垂終了地点から登り右の滑り台の左のハングを直上したときのこと。(私はやや直上して行き詰まり左手の根っこを掴んでグレードを下げて登りました。)
    上のテラスではOさんが立木に固定支点で確保していましたが、Dさん?の体重を立木確保器からハーネスのカラビナで折り返し、さらにもう一回立木にカラビナの折り返し。Oさんは腕力でなく自分の体重を利用して引き上げてしまいました。これは3分の1(システム;吊り上げを行う時のやり方)ですか。懸垂支点。残置支点のシュリンゲ。耐えられると判断してそのまま使用するときでも回転させたりしておく。(ザイルとシュリンゲの擦れるところをずらす)実戦教室のインスボン、ヨセミテ。いつか挑戦してみたいですね。報告終わり

    第┃ 41┃回┃≪ 私の課題 ≫  (2001/6/14)
    先週は大学の山岳部の人を対象にした「講習会」を行いました。
    ●9日、10日の復習をします。
    9日
    ハーケンをうちました。岩の色々な部分をたたいて浮いている所を探しました。どっちなんだろう、という所がけっこうありました。岩を見たら叩きたくなりました。ハーケンをうったり、回収したりするには、あごの部分を有効に使うのがポイントでした。また、最低のアイスハーケンが沢などでは使い勝手がいいと知りました。名前はなんというのですか?
    ▲昴メールに書いています。リスらしい所に「釘」を打ち付ける感覚で使えるます「ICI/クロモリスパイラルハーケン(「MOTIZUKI」の名前で出ていることもあります)」
    ●ボルトをうちました。リングボルトです。1個350円だと寂しそうにおっしゃっていました。フリーのルートも登らせてくれると思っていたので、パンプしないようにうっていたら、ハンマーの違いがとてもよくわかりました。Nさんのハンマーはうち慣れればいくらでもうてそうでした。名前はなんというのですか?
    ▲ペッツル製です。リストループがあった方が疲れにくくていいですよ
    ●また、11ミリのボルトなんてたいへんでとてもうてそうにありませんでしたが、Nさんは、ここ一番のときはこれを使うとおっしゃていました。ここ一番のときとはどんなときですか?リングボルトではだめなのですか。
    ▲この頃は本ちゃんでもビレー用に打たれる事があります。前進用としてはフリーのルート以外はタブー視されていますが・・・ただしハンガー部分を回収することが有るのでそう言うルート(アメリカンエイドを意識したルートが大部分ですが)の場合はハンガーが必須です。リングはもちろん使われています。
    ●懸垂下降しました。ロープは末端を結びます。降りる前には3つの確認をします。支点の確認(目でみる)、エイト環の確認(ロープと、カラビナのロックも)、ハーネスのバックルの折り返しの確認、です。また、エイト環をセットするときは、カラビナかロープにくっついているようにして、落とさないようにします。(ロープをかけて、裏返します)降りていくときは、上方と下方、両方見て確認します。
    ▲支点の確認は目で見るだけだと不十分です。隠れたところ・・・例えばリングが切れている等ありますから手でいじって確認してください。

    ●10日
    まずNさんがトップで登り、次に僕がNさんと僕の後続のセカンドの両方に確保されながら、2本のロープをランナーにセットしながら登りました。2本を交差しないようにセットするのは難しく、Nさんに指示をうけながらでないと、うまくいきませんでした。今でもうまくやる自信がありません。また、下で確保している人間に緊張感が全く感じられず、ロープがとても重かったり、たるみすぎていたりと、怖かったです。
    ▲これはトップは確保者に注意を喚起するよう言わないと駄目ですね・・・
    緊張感がないのはトップロープのせいもあるのですが・・・どうしなければいけないのかわかっていないせいだと思います。ゲレンデといえども参加する人は緊張感を持続させないといけないと思います。
    ●次に、僕が下の2人を確保し、2人が同時に登りました。2人は登っていいよ、と言う前に登りだしてしまい、あせりました。無知は怖いです。2人を同時に確保するのは難しく、どちらかのロープはときどきたるんでしまいました。
    ▲これはセカンドにロープがたるんでいるときは登らないように注意し、又、そうしてもらわないといけません。
    ●次に役割を交代して、さっきセカンドだったB君がトップで登り、残りの2人がセカンド、サードで登りました。A君がテラスについたとき、セルフをとっていないのに、B君が確保している手を離してしまい、ヒビリました。
    ▲私もヒビリました。「安全」を確認するという動作を慣習化する必要があります。また、登ることだけが頭にあるとき疎かになりやすいですからお互いが相手の「安全」を確認する習慣を身につけるよう心がけましょう。
    ●最後に、さっきセカンドだったA君がトップ、残りがセカンド、サードで登りました。僕が登りだそうとしても、いくら登るぞ、と言ってもロープはたるんだままで、困りました。終了点近くでは、ちょっとこわいところがあり、楽しかったです。ここでも2本のロープが交差していて、2本のロープのランナーをとるのは難しいと思いました。
    ▲難しいです。ザイル二本の時はそれぞれ弛まないようしなければならないので気を遣い細かく操作が必要です。慣れていても交差することが有ります。セカンドがなおしながらしないとサードが困ります。外してしまうといけません(一部)付け替えることです(効率よく)
    ●感想、他
    10日の登りかたはアルパインクライミングというのでしょうか。その楽しみが少しわかったような気がしました。ハーケンやカムをセットしながら、だましだまし登るのは、それはそれで面白そうです。奥多摩方面への格安のアプローチテクニックは今後も大いに役に立ち、勉強になりました。まったくの岩登りはじめての講習生達を相手に、感情的になることもなく、適格なアドバイスをしていただき、感謝しています。ただ、僕達にはあまりに緊張感がない場面があり、もう少しきびしくしていただいてもよかったです。
    ▲あれでも感情的になってしまったことが有ったと思っています。
    ●次に僕達だけで10日にやったようなことを練習するとしたら、どこがいいでしょうか。三つ峠を考えているのですが。
    ▲最初はワンピッチのところが良いです。三つ峠は梅雨時は天気が悪いです。マルチピッチの練習には良いですが、最初は日和田山・つづら岩とかの上下にテラスがあり、すぐ歩いていけるところが良いです。ザイルの送り出し、操作等はこぢんまりとしたところの方が目が届いていいです。土日は混んでいますが・・・平日ならベストです。
    ●確保するとき、体の向きやアンカーの高さ、ボデイビレイはどういうときに適していないのか、いろいろなパターンがあると思うので、わからないことが多く、困ります。
    ▲確保はドップが落ちたときにコントロールしやすい様にするように考えてください。今回は三ヶ月位の内容を「浅く」広くしました。掘り下げが必要と思います。

    第┃ 59┃回┃ 「冬の足音」その1(2001/10/31) 
    10月27〜28日日和田山にてロッククライミングを行いました。
    27日はフリークライミング。28日はアイゼントレーニング。28日はあいにくの雨でしたので「講習会」は中止して来た方と雨の中、昼近くまで遊びました。

    以下、感想。 ( S 記 )
    10月27日(土)に日和田山に行き、初めてボルト打ちをしました。最初、道具の説明をして下さったのですが、名前を全部覚えきれず、使い方や特徴だけで精一杯でした。次に打つ場所を決めるために岩を叩いた時、すぐ隣りなのに全く違う音に驚き、また浮いた岩を登っていたことを知り複雑な気分でした。実際のボルト打ちは、釘を打つのもままならない私には想像以上に大変でパワーと集中力と忍耐力が必要となり、周りからは真面目にやっていないように見られ、かなりショックでした。さらに、「本チャンではこういうこともやる」という言葉を思い出し、まだ行ったことのない本チャンがもっと遠い存在になってしまいました。今回は二の腕が筋肉痛となり、2日後の今日もまだ筋肉痛です。体力不足を実感させられた山行でした。今度、日和田山に行った時は、今回登れなかった女岩を登ってみたいです。

    第┃ 83┃回┃ 「山は豪雪です」(2002/2/7) 
    今、教えて頂いた
    ことを纏めている最中なのですが、疑問がでてきました。以下のように認識しています。間違っていますでしょうか?(S)
    ・懸垂下降後、ロープを抜く時は内側(壁側)を引く。
    理由:外側を引いた場合、内側のロープを押さえつけテンションがかかる場合がある。
    ・2本繋げる場合は、結び目が内側にくるようにする。
    理由:上記・より
    私:「理由」の通りです。

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