山と登山技術

HOME HELP 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 検索

■ 24時間以内に作成されたスレッドは New で表示されます。
■ 24時間以内に更新されたスレッドは UpDate で表示されます。

記事リスト ( )内の数字はレス数
Nomal黒部・丸山東壁「緑ルート」(0) |



■記事リスト / ▼下のスレッド
■37 / 親記事)  登山教室(2002/5/17更新)
□投稿者/ オジサン -(2002/04/25(Thu) 21:11:49)
    第┃ 91┃回┃「登山教室2」(2002/3/22) 
    登山教室でパトナーを育てるという事をメインに私は関わりたいと思います。教室の方も間をあけず、短い期間に集中的に登り込むことで自分が何年もかかった事を効率よく学んで貰えると思います。

    第┃ 97┃回┃無雪期前期登山「教室」の内容(2002/5/6)
    _「教室1・2・3の感想文」 H記 (▲は私が記入)
    基本的なことをしっかり学び゜たいという思いで参加した登山教室、復習のつもりで整理してみました。
     1・ ボルト、ハーケンの打ち方
     2・ 支点のセットのしかた
     3・ セルフビレイの取り方
     4・ トップのビレイ(ダブルロープ)の仕方・・・エイト環で
     5・ ダブルロープでのリードの仕方
     6・ ランナーの取り方
     7・ 終了点に着いた時のトップの仕事・・・声が届かない場合も・・・
        セカンドのビレイまでの段取り
     8 ・ つるべの上り方
     9 ・ 懸垂のセットの段取り・・一人で全てできるようにする
    10 ・ ロープワーク・ブーリン・ロープを張る・デージーチェーン
    11 ・ ブルージック・ユマールを使っての上り返し
    12 ・ 仮固定
    13 ・ 携行品

    内容
    1・「ボルト、ハーケンの打ち方」
    ボルト・ハーケンを実際に打ってみましたが、特にボルトがスムーズにはいらなかったこともあり、今後も機会を設けていただきたいです。
    ▲はい、時間の関係で途中でやめてしまいましたが(道具が一個しかなかったという事もあり)打っていない方は次毎回交代でやらせます。受け取っているリングボルト持参して下さい。

    2・「支点のセットのしかた」
    (確保支点やトップロープ支点は必ず)2個所以上からとる・・・(流動分散形式でなく)下の方で(シュリンゲを束ねて)結ぶのが最近の主流になっている。(必ず)支点角度60度以下に。RCCボルトはエッジが有るので必ずカラビナを使用する事。リングボルトの場合は、ボルトにシュリンゲを直接かけてよい。(トップロープのカラビナが環付きでない場合)カラビナを2個使用する場合は、向きを変える。

    3・「セルフビレイの取り方」
    (セルフビレーは)メインザイルでインクノットする・・・。(重要)インクノットは、ハーネス側を引かない。
    ▲ディジーチェーン等は使わない。テンションを掛けて、体を安定させ、カラビナのインクノットを締める事(締まる事によって環付きビナでなくても良くなる)。また、セルフビレーを取る長さは手が届く範囲にする事!!

    4・「トップのビレイ(ダブルロープ)の仕方・・・エイト環で」
    ダブルロープでの確保の場合、ザイルをエイト環にチョンボがけし、別のビナに一本のロープをかける。ロープの方向性と、ボディクッションを考えてハーネスにビナを掛けロープを掛ける(リターン)。ルベルソの場合も(リターン)同じ。
    ▲操作はルベルソの方が良いです。エイト環のチョンボ掛けはザイルが流れてしまうので、注意としてセカンドが登るときザイルが弛まないようにするという事と手袋を使用して下さい。(指の間にザイルを入れますから流れたりするとやけどしやすいです)特にダブルロープの場合、操作慣れの必要があります。出来ればみんなにルベルソを使用していただいた方が良いと思っていますが両方使いこなして貰った方が良いと思い敢えて統一していませんが、今後ルベルソを積極的に使用します。セットは常に絵の通りにセットする事。常に環付きビナを2個付けた状態にしておく事。大きい穴には「HMS」ビナで大きい物を、小さい穴には小型の環付きビナを。

    5・「ダブルロープでのリードの仕方」
    リード時・・・・逆クリップに注意 ex.アクシデントは上側のゲートが開く場合と下側のゲートが開く場合がある。クリップするロープを常にハーネスの元から掴む事(小指で押さえて)、クリップ方法は主には2通り有る・・・これはまた講習させてください。
    ヌンチャクは、ビナが固定されていない方を支点にかけ、固定されている方にロープをかける。

    6・「ランナーの取り方」
    ランナーはカラビナを直接掛けられない・掛けてはいけない場合がある。シュリンゲを利用してランナーをとるとき片手でセットできるようにする・・・ランナーのシュリンゲはタイオフにしない。タイオフは回収に手間取るので出来るだけさける。
    シュリンゲ・ヌンチャクのセット(持運び)方法
    ▲シュリンゲは長い物はビナかけにする。普通の物は「ヌンチャク」仕様にする。中途半端の物はビナに掛けてぶら下げ、片手で操作出来るようにする。また、肩から掛ける場合は結び玉を揃えておく。アルパイン時はハーネスにぶら下げず、「ギアスリング」を必ず使用する事。

    7・「終了点に着いた時のトップの仕事。声が届かない場合。セカンドのビレイまでの段取り」
    トップは、終了点についた時、(重要)最初にまずランナーとる・・・・確保支点は、2箇所以上からとり、対等に荷重がかかることを考えて、ひねること、結ぶ事等。(2・「支点のセットのしかた」参照)そこにメインザイルでセルフとる・・・インクノット・・ハーネス側を引かない。声が届く場合・・ビレイ解除!!・・・。届かない場合、ダブルザイルの内の一本のロープをとにかく5〜6m引く。(実際5〜6mも一本だけが一遍に引かれるという事はあり得ないので)ビレイヤーは解除の知らせと取って良い。その後両ザイルが引かれる事を確認する事。 
    トップはセカンドを上げる時に(ビレー解除をコール後)ロープ手繰りよせるが・・・最後、必ず弛みを取るために一本づつ引く・・・そしてセカンドの確保態勢に入る。ルベルソの場合・・(セカンドの確保は)小さい方の穴をビナで支点から吊るし・・・ロープは(通常のセットで)登って来る方を上にして、ビナをかけてセット後、「登っていい」とコール。 (重要)わかったこと・・・ルベルソは、常に一定方向からロープをいれればよい。登る方向でひっくり返せばいい・・・・なーんだ。登る人のロープを上にする・・懸垂の時もそれでよい複雑に考えすぎた!!
    (ルベルソの絵の通りにセット)

    8・「つるべの登攀」
    (ハーネスにビナで)ロープをリターンすることで即、登る人の確保ができる(エイト環のみ。ルベルソは小さい方の穴から大きい方の穴にチェンジ)同じ人がトップをする場合・・・セットしている確保器を掛けなおすのでなく、トップに自分の確保器を渡し、セットしている確保器をそのまま使用。・・・・セカンドの役割はいかに効率よくトップにランナーなどを渡すかにかかっている。

    9・「懸垂のセットの段取」
    懸垂のセットは更に重要。メインザイルを解除するので、シュリンゲとビナでセルフとる(2箇所が望ましい)。カラビナは、環付きが望ましい。
    懸垂ロープの末端を結ぶ(結び方・・2本一緒の8の字、場合によって更に上部にもう一回8の字結びをする。(夜間懸垂や登り返しがある場合)1本づつ小さく8の字こぶ状にする場合あり。
    2本のザイルを連結させる場合、ハーネスからメインザイルをはずす、末端をインクノットで仮固定し、その2本を結ぶ。ダブルフィッシャーマンノットできっちりと・・・結び方は他にあり(ザイルの径が同じ場合は8の字、インクノット。径が違う場合、スクウェアノット&ダブルフィッシャーマンノット。(注意)スクウェアノットはザイルの端が互い違いにならないように)・・・引くロープを下側にすること(ザイルの結び目も)・・・ロープを大小に振分けてまとめ(半分は足元でもよい)ロープダウンを叫び、上に向かって投げる。ザイルの仮固定を解除する。
    ロープセット動作、ハーネスに確保器セットする(ロープを足で押えるとよい)。(注意)セットしたら、いったんロープを引き、体上げ、テンションかける。(テンションをセルフからザイルに。)セルフを解除する前に、必ず3点確認!!支点の確認。確保器の確認。ハーネスの確認。が重要!!確認が終わって初めてセルフを解除し、セルフ用のカラビナを懸垂ロープの「引く方のロープ」にかけて下り出す。
    懸垂中の注意事項。一つ常に上を見てロープの流れ、クラックなど入らぬよう見ること。二つ降りる方向をみること。
    下に着いたら支点を作り、セルフを取る(日本語は難しいセルフを取ると解除が同じ同音なので注意!!)。確保器をロープからはずし、引く側のロープを一度引き(ロープがチャンと回収できるか確認をする)、(確認が出来たら)戻す。(声が届かなくても、それで合図となる。又、下降中の動作を「感じるために」次の下降メンバーはザイルを軽く触っておく)。この時、支点に解除したロープをヌンチャクなどで連結しておく事。
    何回かの連続した懸垂の場合、支点にロープを通しておくことですが、最後の人が下りた時点ですればいいのですね ・・・・不確認 ←質問:支点にロープを通す=次の懸垂セット?
    ▲いいえ、最初の時に懸垂支点に引く方のザイルを通して、引かない方のザイルもヌンチャクなどで連結した方が良いです。

    10・「ロープワーク・ブーリン・ロープを張る方法・メインザイルのデージーチェーン」
    ロープワークは、また時々実施確認したいです。

    11・「ブルージック・ユマールを使っての上り返し」
    ユマールセット時、安全のためカラビナかける。ブルージック操作は片手でできるように団子を掴んで。ロープを整理してセット、三回巻きか。(下の方を特に綺麗に)

    12・「仮固定」
    確保者側・・・エイト環の場合・・・左手でロープを押え引くロープを小さい穴に通し、(でも止まる。カラビナをかける。) ハーネスの足ループにカラビナを取り付けそこに結びつける(カラビナでとめてもよい)ルベルソの場合も同じですが、また確認させてください。

    13・「携行品」
    _アクシデント時の為、必ず「ナイフ」提携の事!!(直ぐ取り出せるところに!!)(ビクトリノックス製で笛と一体になった「クラシックホイッスル」は便利。又は、シンプルで軽量の「スーベニアAL」がお勧めです)ザックの天ブタに小型・軽量の「プーリー」又は滑車を一個入れておく事。

引用返信 [メール受信/OFF]



■記事リスト / ▼下のスレッド / ▲上のスレッド
■36 / 親記事)  人工登攀(2005/7/5更新)
□投稿者/ オジサン -(2002/04/25(Thu) 21:10:54)
    N式アブミ人工登攀術(2005/7/5) 
    スクール会員の「よっちん」さんがN式アブミ人工登攀術をまとめました。
    http://www.so-huu.com/~yama/tekunoto.html
    また、レポートを書いていただきました。

    ●N式アブミ人工登攀術 初級 パート1 A1
    2005/05/22 奥多摩・日原-岳嶺岩
    訓練生:よっちん、ゆかりん、チーねえ
    垂直TRでの訓練 A峰「力士」 B峰「ボルダー」
    1,準備しておく事柄。アブミの先端には、大きめのカラビナをセットし、リストループ(WL) 以外にランナー用のソウンスリングとフィフィを引っかける為の3週類の長さの違うスリングを 付けておく。フィフィとハーネスの連結スリングの長さを調整しておく。思ったよりも更に短い方 が効果的でるが、個人差があるので実践で調整するしかない。また、連結ひもをテープや、針金などを使って、固めておくとフィフィがかけやすい。N式では、フィフィの連結の長さが重要な要素である。
    2,支点にアブミをかける際、落下防止の為に必ずWLに手を通してかける。重要!
    3,支点にかけたら、WLに掴まりサイドステップでアブミに乗り込みすぐにフィフィをアブミ自体もしくはあらかじめ付けておいた先端のループに掛けフィフィに体重を乗せる。こうすることで、手の負担はかなり減る。乗り込んで体を伸ばしなるべく高い位置までフィフィをかける。これ以上上がらない所までいったら、1段足を上げ上記を繰り返す。始めはフィフィに体重を乗せるのが怖いが、TRなので思い切って試す事が出来る。又、フィフィの形状も重要なので、TRで十分に練習し、自分に合ったフィフィとハーネスの連結の長さを見つける。ちなみに、フィフィのかける場所は支点に近くなるほど安定する。アブミのカラビナにフィフィを掛ける際、掴んでいる自分の指を引っかける事があるので注意する。
    4,次の支点に届く高さまで登ったら、同様にWLに手を通してから支点に掛け乗ってない足をかける。その際、乗っている足よりも低い段に入れると乗っている足での立ち込みがやりやすい。乗り込むと同時にフィフィをはずし乗り換えと同時にフィフィを掛け変える。この繰り返しで登攀して行く。
    5,支点が遠い場合、アブミの最上段まで立ち込まなければ届かない場合もある。ここで、フィフィとハーネスの連結の長さが重要になる。フィフィは支点、もしくはアブミのカラビナに掛けへそを中心にフィフィと足の2点で立ち込む。連結が長いと腰が後ろに引っ張られる形になり、立ちこめない。何度もチャレンジし自分に合った長さをみつけるのが肝要である。また、乗り込む際、サイドステップが基本だが、より遠くの支点に届くには、カウンターバランスのムーブも有効である。
    6,アブミの回収は、WLから手をはずし完全にフィフィだけに体重を乗せ、頭を下げて回収する。その際も必ず回収するアブミのWLに手を通して支点からはずす。この状態で次の支点に届く場合このまま支点にかける。

    ●N式アブミ人工登攀術 初級 パート2 A2
    2005/06/11 奥多摩・日原-岳嶺岩
    訓練生:よっちん、ゆかりん、チーねえ
    ハング壁でのTRでの訓練 B峰南面-小ハング
    1,基本的に垂壁と同じだが、たち込む際に片足をハング壁に突っ張ると安定する。ボルトや、ハンガーに乗せると更に安定する。
    2,空中ブランコ状態での乗り換えは、揺れのリズムをつかみ瞬時にフィフィと加重の移動するのが理想だが、両方のアブミに加重しアブミが離れていると、フィフィをはずしたときに振られるので注意する。


    ●N式アブミ人工登攀術 初級 パート3
    2005/07/2 奥多摩・日原-岳嶺岩
    訓練生:よっちん、ゆかりん
    垂壁、ハング壁でのリード、フォローの訓練 B峰南面-大ハング
    1,人工登攀で支点の崩壊は致命的である。テスティングと支点の見極めが最重要である。
    2,ランナーを取る前に、アブミを掛け体重をかけながら、支点のテスティングをする。大丈夫ならランナーにロープクリップする。先にクリップして、アブミを掛け乗り込んで、支点が崩壊した場合、 下の支点から、崩壊した支点分の延ばしたロープの距離だけ落ちてしまう。テスティングで抜けた場合は、下の支点からハーネスまでの距離だけなので、墜落係数は少なくなる。故に、衝撃荷重も少なくなる。必ず、テスティングをしてからランナーを取ること。リングボルトはヌンチャクまたは、テープスリングをN式でタイオフする。RCCは必ずビナ掛けする。重要!
    3.リードはセカンドのアブミも使い、1,2ポイントに残して行く。また、苦労した支点には、フォローの為にスリング等を掛けておく。
    4.フォローはスピードを心がける。回収はアブミに乗ったらすぐにランナーのクリップをはずしゴボウも使って素早く登る。回収したギアーはすぐに使える様に装備する。重要!
    5.N式固定方も繰り返し訓練し、ほぼ出来るようになった。ビレイルーフでの固定は初めて習った。
    6.この日は珍しく、多パーティーが来ていた。ユマールを使ってのソロシステムで3台のアブミを使って練習をされている方々や、有名な某登山学校の方々は、従来の巻き込みによる、パワーアブミ登攀など、見ていて色々と勉強になった。ただ、アブミを支点に掛ける際WLに手を通してなかった。カラビナを掴んでぶら下がるので、余裕がなくなるのだろう。また、ハングでの掛け替えは反動を付けて飛びつく様にしていたが、支点に負荷が掛かりすぎて危険だと思った。

    ●N式アブミ人工登攀術 初級 パート3
    2005/07/3 奥多摩・越沢・広沢 4級 A1
    訓練生:よっちん
    本チャンでの初級実践訓練
    越沢バットレスに向かう途中、越沢出会いで橋を渡った所に枝沢が入っている。これが広沢である。蜘蛛の巣だらけで鬱蒼と木々に覆われているが、踏み跡はある。曇りだが蒸し暑い。F1、F2、F3ともフリーで突破する。F2からロープをだす。タイトロープで確保た状態で前進する。リードのビレーの為セルフビレイを岩にスリングを回して取る。F3は1カ所支点が抜けていて、バカブーを打つ。回収の際、思わず簡単にはずれ、ハンマーが空振りに近い感じになりバランスを崩しすべってしまった。ハーケンの回収も片手でホールドを掴んで、足場の悪い所で実践出来、為になった。F4仙人の滝はアブミの人工登攀。セルフビレイは交叉する根っこから取る。1P、2Pに私のアブミを残し最終Pで1台、新保さんのアブミを残置。左壁をトラバースしながら回収するが、沢ようのハーネスにフィフィをつけわすれ、ウッドペッカーで代用する。垂壁2P目でアブミを落とす。WLに通しているつもりが、手袋をしていて、感触が解らず、通してなかった様だ。2Pに3mのスリングを掛け「下ろしてください」を飛ばしスリングと1Pのアブミ伝いに釜まで降り回収する。腰上までつかり顔を水面下にしてやっと取れた。が、ゴボウで登り返そうとしたが、濡れた服とザックの重みとヌルヌルの岩に手こずり、トラバース地点まで戻り、最初からやり直す。濡れたザックが重い。アブミが一つ足りないので、120ソウンスリングで代用する。その後は練習した通りに登る。ランナーからロープを外すのをついつい忘れがちだった。反省!F5の羽衣の滝もアブミ人工登攀。左岸にくさりの道がある。見学用であろうか。セルフビレイは岩から取る。コールが聞こえないので、ロープいっぱいで登り始める。1,2Pと直上し3Pはやや左に登る。支点がやや遠いので、お助けスリングが掛けてある。4Pは右上に登るここもお助けスリングが掛けてあるが、回収時、肩掛けしようとし落としてしまった。ねじりん棒にしてちゃんと装備するべきであった。反省!5Pは木の根っこ、6Pで終了。最後の行者の滝までは所々悪い。倒木があり掴まると危ないので、蹴って落とす。行者の滝下部は滝下のハングで人工の練習場所だ。ここで遡行終了。お宮のハング経由で金比羅山頂。ここまで、ロープいぱいの確保で登る。中級の沢は初めてだった。やはり断然難しくなる。特に今回の沢は登攀性が高く、登攀技術、ルートファインディングの訓練になった。リードで登れるようになりたいものである。  2005/7/4 よっちん




    第┃ 30┃回┃「初めにゲレンデありきーその5」(2001/4/26 )
    講習会に参加された方の報告です
    ●C君 ▲私
    ●14日岳嶺岩(トップロープです。) あぶみ:巻き込みなし。スカイフック又はフィフィ。垂壁。垂壁でのトラバース。 フレンズ・ナッツ類:フレンズのセット。回収。フレンズのシュリンゲにあぶみをかけます。支点のテストです。まず手で引きます。次に片足でショックをかけます。大丈夫なら全体重をかけます。この時にディジーチェーンを使います。
    自分でセットしたフレンズ支点に生まれてから初めてのっかりました。結構いい感じ。使える!岳嶺岩はビレー訓練くらいしかイメージがなかったのですが、フレンズをセットしながらトラバースラインをひけるような箇所があったんですね。
    ▲ナット類によるエイド・クライミング;今回は私がセットした物を抜いて入れる形でしたが、トップロープで自分の物を使って最初からやってみてください。外れやすいセット・道具の癖(ナット・キャメロットなどの違い)がわかります。エキスパンリング(体重を掛けていると段々開いてくる岩)もあります、そういう場合はめーいっぱいきつめにセットするのですが・・・あと固め取りなども有ります・・・機会が有ればやります。

    第┃ 41┃回┃≪ 私の課題 ≫  (2001/6/14)
    ●あぶみで登りました。まずちょんぼ紐に片手でぶら下がり、フィフィをできるだけ高いところにかけます。何段か上がり、もうひとつのあぶみを上にかけかえます。このとき、ちょんぼひもに手を通して落とさないようにします。そして、片足を入れます。次に、今のっているあぶみに立ちこみつつ、もうひとつのあぶみに入れた足でのりこみ、フィフィをかけかえます。これを繰り返しました。あぶみをかけかえるのに、回収するときは、頭を下にするとうまくいきます。
    ▲チョンボヒモ・フィフィ等の使い方を理解することが大切です。
    ●カムデバイスのセットの仕方を練習しました。トップロープで確保しながら、セットしたカムにあぶみをかけ、のっかってみました。まず少し体重をかけてからのっかったので、実際の墜落とは様子が違うのではないかと思いました。
    ▲ 基本的な動作は同じです。カムデバイスのセットに慣れれば残置のハーケン類より安心感が有ります。セットのチック方法を理解してください。ただ、乗っかっていると開いてくるエキンパンディングフレーク・リスは要注意です。
    後、リードしますからザイルの操作が(これが難しいのですが、時間が無く出来ませんでした。)加わります。

    第┃ 101┃回┃無雪期後期登山1「教室」鐙練習<長文>  (2002/6/27)
    ●「鐙」感想(S記)(▲私記入)
    1.鐙の操作方法 
    2.半マストでの懸垂下降
      (注意)下に引くロープがゲート側にこないようにセットすること。
    3.ルベルソを使用した場合の仮固定方法
    を行いました。以下復習

    鐙の操作方法
    1.リストループに手を通し、ボルトにかける。
    かけ方:手前からでも後からでも良い。但し、手前からかけた場合、ビナがテコになっ てボルトが抜ける方向にモーメントがかかる。(特にD環使用時)
    ▲あぶみ用カラビナは手で掴むときに楽なように大きめが良いです、又、ゲートの開口部の形状にも気を付けて選ぶ事が大切です。
    2.1の腕を伸ばして吊下がり、アブミに足を入れる。
    3.アブミに足で立ち、なるべく上にフィフィをかける。
    ▲鐙に引っかける細引きの輪っかを大小色々付けておくと楽
    4.次のボルトに手が届く所まで、アブミを登りフィフィを都度一番高い所にかける。(MAXリング)その際、フィフィにかかるモーメントでボルトが抜けないよう、常に足に体重を載せて下方向にモーメントをかけておくこと。
    ▲「巻き込み」は必要ですが、これは特殊な場合だけですので一般的にはやめて下さい。

    5.もう1つのアブミのリストループに手を通してボルトにかけ、吊下がり一番下段に足を入れる。
    ▲「下段」か又は「同高さ」が大事

    6.前のアブミに載せている足に体重をかけ、フィフィを外す。
    7.次のアブミに載せている足に体重をかけ、1,2段上がった所で外したフィフィをかける。
    ▲手をのばして足を上げる。

    8.頭を下にし、前のアブミを回収する。(リストループに手を通すこと)
    9.4~8を繰り返す。
    ☆ボルトにリングがない場合、3mmのシュリンゲを2周してそこにかける
    ▲黒部丸山等

    ☆トラバース時の注意事項:
    1.次のアブミに足を乗せる時は、前のアブミの足位置より低いところに乗せる。
    2.前のアブミを回収するまでは足を引っかけたままにし、遠ざかるのを防ぐ。
    ☆マルチの場合、トップがパーティ分のアブミを持って登り、自分以外のアブミをセットする。セカンド以降は自分のアブミのみ回収し登る。(時間の短縮)
    ☆持運び方法:リストループにアブミの輪を入れ、ビナにかける。
    ☆道具:アブミのビナはD環よりO環に近い方が良い。
    →テコによりボルトが抜ける方向にモーメントがかかる。
    ☆質問 懸垂支点です。確か、懸垂下降用に
    張ったロープの支点は流動分散されていなかったように思います。それは何故ですか?以前、ヨーロッパのガイドでは流動分散させずに結ぶのが主流になっているけど、流動分散させた方が良い!と仰っていたような・・・
    ▲はい、加重方向が一定の場合は「結んだ方」がいいです、一つの支点が破壊されたときに他の支点に一時的に負荷が(一時的にショクがかかるのは流動の方が固定よりも大きいと思います)かかりにくいので・・・ただ、加重方向が変わるような場合は流動の方が良いと思っています。「トップロープ」が考えられますが、ケースバイケースですね。

    第┃ 139┃回┃  『冬教室参加者募集中』(2003/10/21)
    ●先週の土曜日は早朝の雨のため、越沢バットレスが中止となり、岳嶺岩での「レスキュー&A1」に変更になりました。で、その報告をいただきました。
    【A1】報告です。
    K式A1(山塾の講師)と新保式A1。

    山塾には、アブミ好きが多いです、2人の講師どこが違うか、気になっていた、参加して、その違いを感じました。

    新保式A1では、岳嶺岩にある難しいハング(小ハングではなくて、誰がやっても届きそうにないところが、ありましたよね。垂壁の向かい側です。
    いつかAさんが、アブミ3台使って届いたところです)も、登ることができました。

    以下新保
    Yさん、感想?・報告読みました。チョトしたことですが、補足させていただきます。時間的な制約等で説明不足などが有るので、こうした感想・報告を出していただけると、技術を教えるという講師の立場からですと理解して貰う上で補足が出来ます。
    > 【A1】報告です。
    > K式A1と新保式A1。
    >違いを感じました。
    > 新保式はFefeで上るんですよね。 Fefeをはずしやすいようにちょっと、体を岩や アブミから離すような感じでたち込み始め、
    > たち込み完了の瞬間に伸び上がってFefeをかけてしまう・・・・。
    > でも、私にはこの動作がとても難しく、苦労しました。

    以下、新保
    チョト、理解が異なる方向に行っているので「補足」させて下さい。
    K講師さんの「巻き込み」式は、基本です。足の使い方等は人工登攀の時に大切な事柄
    です。でも、巻き込みによる支点の「引き抜き」方向のベクトルを無くするのが「フィフィ」による体重移動です。
    ただ、これも体をあげるときに、支点を中心にフィフィを使いますから「引き抜く方向」のモーメントが出来ます。これを出来るだけ殺すのがアブミにかけた足です。
    あと、フィフィの長さ調整、難しいです。
    人工登攀は道具です。自分のアブミを使用しやすくすることが大切です。チョト一言「かわいい色の物」が良いですが、左右別な色の物を使用しましょう・・・
    ヌンチャクと同じで、同じ色の物ばかりですと「そこ・あそこ」で分かりません。そこの「かわいい」緑色、そこの「派手な」赤色などという具合に・・・


引用返信 [メール受信/ON]



■記事リスト / ▼下のスレッド / ▲上のスレッド
■35 / 親記事)  アルパインルート(2003.6.1更新)
□投稿者/ オジサン -(2002/04/25(Thu) 21:10:10)
    第┃ 50┃回┃「秋の予定」(2001/ 8/24)
    此からの時期は無雪期では一番充実したときですので十分な基礎が出来ている人は色々なバリエーションの企画を実現するときです。自分の日程と希望の山域・ルート有ればお知らせください。
    お勧めは6大「ビッグウォール」谷川岳「烏帽子岩/衝立岩/幽の沢」・唐沢岳「幕岩」・明星山「南壁」・穂高「屏風岩」・甲斐駒岳「赤石沢奥壁/Aフランケ」・奥鐘山「西壁」です。後、錫杖岳もおもしろいです。
    いわゆる谷川岳は説明はいらないと思います。唐沢岳幕岩は新潟地震で出来た大ハングが有名です・・・「日本式」A3というのは此処ぐらいですね。屋根状の庇です。「屏風岩」と甲斐駒は説明はいらないと思います。奥鐘山「西壁」は日本で一番でっかい壁です。下部岸壁だけが登攀対象ですが取り付きの黒部川から上り始めて下部岩壁の終了点辺りが水平道と同じ高さです。途中どのルートを辿っても3つのハング帯を突破しなければ行けません「力」とスピードそして、なによりも登り切るんだという強い意志が必要です。明星山「南壁」は石灰岩です・・・立っているので結構悪い「人工」ですが、それらをフリーで攀るのは他の岩場とはチット勝手が違い難しいです。勿論、どの「壁」にも入門・好ルートは有ります。標高が低いので11月の上旬まで登れるのが明星山「南壁」・奥鐘山「西壁」です。錫杖はおもしろいです。関西の人の「谷川岳」という位置づけですね。登山口は無料の「露天風呂」があり、アプローチもわかりやすいです。無雪期のバリエーションは11月上旬位が終わりですね・・・

    第┃ 58┃回┃ 「秋 紅葉のクライミング」その2(2001/10/25) 
    10月27〜29日 紅葉のクライミングを行いました。
    27日越沢バットレス アルパインの事を中心に

    以下、感想。 ( S 記 )
    20〜22日に岩巡りに行きました。本で見た限りでは、何処も初心者の私が登れそうなところがなく、また日頃運動不足なので行く前からとっても不安なスタートでした。初日、朝早くて眠い私とは裏腹に天気は快晴。越沢バットレスまでのアプローチは、沢のせせらぎが清々しく、沢沿いのハイキングも楽しそうでした(登れなかったらここで遊ぼうと密かに思いつつ・・・)。「ここは本チャンぽいゲレンデ」と言われたけれど、本チャンもゲレンデもアルパインもフリーも区別がつかない私にはピンせず、さらに「目標10本!」と言われても、1本とは?どれくらいのペースで登れば10本になるの???とりあえず登ることにしました。まずはセルフビレイの取り方から始まり、懸垂下降時の確認事項etc.繰り返しその都度教えて下さったので、覚えるというより自然と身につく感じがして嬉しかったです。岩自体は砂(土)が多く、目に入ったりチョークをつけても滑ったり、支点も少なく錆びており、懸垂下降の時に草木と戯れたり。。。これがアルパイン!本チャンぽいゲレンデ?!(そう思って宜しいのでしょうか?)ゲレンデの一番下まで降りて来た時には暗くなり始めていたので、「もう1本登るか何か食べて降りるか?」と聞かれ、迷わず、もう1本!と思い登り始めたけど途中でタイムリミット。時間が短い。残念だけど、あと2日あるので遊びたい気持ちを抑え駐車場に戻りました。もう1本登るには、色々なセットや確認を確実に早くしなければと思いました。

    第┃ 128┃回┃ アルパインクライミング。(2003/5/6)
    ●★ゲレンデで覚えてほしい事そして注意事項★
    ☆マルチピッチにおけるトップとフォローの役割について 
    アルパインの場合、時間との戦いです・・・早く安全地帯に戻ることが(「安全」に確保すると同時に)必要です。
    トップは、落ちないこと・・・どんなに時間がかかろうと、必要なら「ボルト」を打っても安全にそのピッチをこなします。時間がかかって当たり前・・・
    セカンドがトップと同じ時間がかかるというのは許されません・・・セカンドの役割は如何に「早く」登るかと言うことです。パーティーでの役割分担を理解することです。
    ex:谷川岳「三スラ」(無雪期)を登っている途中、雨にたたられ登るしかない状態になりました。セカンドはゴボウです。ムーブの楽しみなどしていたら・・・(濡れたスラブに楽しみなど無いと思いますが・・・)ドーム下でビバーグですね・・・

    ☆ビレイヤーは支点がある時は支点確保、ない時はボディビレイでトップの確保をする。
    うーん・・・、すみません、単にめんどくさかったのでボディビレーしちゃいました。支点が無い場合は、確保支点を作ります。作った支点が悪い場合はセルフビレーにとどめて、私は「ボディ確保」にします。 以後、反省をします。ヘルメットもつけます。

    ☆お互いのハーネスの折り返し、ロープの結束、確保等をチェックする

    ☆トップはルート読みの後ロープの流れに注意をしながら支点にプロテクションを取りながら登る。その場合墜落時を考慮しなるべく多くの支点にプロテクションを取る。(振られ止め等フォローが登る時の状況も判断しながら)

    トップがすべてを決めます!! 必要とあれば多めに取ったり、大丈夫だと思えばランナウとすることもあります・・・私は、取れるときは取ります。(取れば取るほどもちろん時間が掛かりますのでこの辺は、経験が必要だと思います・・・私自身はプロテンションをとるという「安全の方」を選択することが多いです)ただ、トラバースのプロテンションは取らないとセカンドが「危険」になります。

    ☆リングボルトにはビナ掛けをする。スリングの直掛けはしないこと。

    日本製のボルトは二種類あります。RCCボルトは「スリングの直掛けはしないこと」、リングボルトはタイオフはやめるべきです。安全性の意味からと回収の時のタイムロスからです・・・

    ☆確保支点に着いたらまずメインザイルでセルフビレイ(セルフに体重を掛ける事)を取り、更にもう1ヶ所セルフ取り、ビレイ解除のコールをする。

    「更にもう1ヶ所セルフ取り」はなし、(トップは確保支点のチックをしないといけませんその上で初めて)メインザイルでセルフビレイし、「セルフに体重を掛ける事」は大切なことです。

    ☆コールが届かない場所の場合1本のロープが5m以上上がったらビレイ解除の意味とする。

    これは、意思疎通ができない場合の「裏技」です。片方のザイルだけ引っ張ると言うことは通常あり得ません・・・そういう意味で確保者に考えて貰うことで「解除」をわかって貰います・・・「5m」というのはケースバイケースですが短いと「解除」は考えないと思いますね・・・

    ☆確保支点(必ず2箇所以上支点から)を作り、ロープを手繰りあげ、支点に確保器をセットした後フォローにOKのコールをする。

    ザイルは長さがぴったりすることはありません・・・手繰り寄せは最後は一本ずつ手繰り寄せします。
    トップの「確保解除」コールとセカンドの「セルフビレー解除」を同時するようなフリー感覚は危険です。必ずトップの「登れ」コールまで「セルフビレー解除」をしないで下さい。

    ☆フォローはプロテクションの整理をしながら登り、確保支点に着いたらセルフを>取る。フォローは次のピッチはトップになるのでビレイヤーは確保器(ルベルソの場合)をセットし直しビレイする。

    「確保」の空白を防ぐことは必要です。

    ☆支点確保の場合ハーネスのビレイループにカラビナで(トップ側のロープを)1ターンして確保する。

    ☆ルート終了点に着いたらセルフを2箇所以上とりフォローの確保。

    セカンドが来てからトップも一緒に、ハーネスから「枝」を二本出して「セルフ」を作り、メインを外します。

    ☆フォローも着いたらセルフを取り懸垂下降点の確認、補強等をする。懸垂する場所、状況によってザイルを投げるのか流しながら降りるのかを決める。投げる場合は1本づつ末端処理しコール後投げる。流す場合は1本づつ束ねてギアラックに下げて下降する。
    流す場合も末端処理は必要です。

    ☆初めて懸垂する場所、夜間下降の場合は2本を一緒に末端処理し更に1m位上部でもう1箇所結び目を作る事。
    これは「登り返し」が出来やすくするための処置です。

    ☆下降器をセットし、マッシャーを使用するときは下降器の下側にセットしレッグループにカラビナで連結する。(マッシャーが長い時はスリングの両端を編み短くする)

    上につける場合もありますが、私は「下降器の下側」につけるようにしています。ザイルのねじれの関係です。

    ☆ハーネス、下降支点の確認、下降器のチェック後セルフを取りこれが下降時の「三つの確認」。
    回収側のロープに掛けて上部、下部を確認しながら懸垂下降する。これが下降中の「三つの確認」。上、前、下、確認。

    ☆二番目に降りる者はロープを軽く触っているようにする。(もしもの場合グリップビレイで止められる場合もあるので)

    はい、漫然と風景を見ていてはいけません(それにしても奥多摩の山の色は素敵でしたね・・・「春模様」と言うのでしょうか?!)。トップの下降の失敗・・・スッポ抜け等。

    ☆次の下降点に着いたらセルフを2箇所取りロープが回収出来るかどうかチェック後、2番手に合図し2番手も同様に下降する。以下同様の繰り返し。下降中ロープが絡まったりした場合は仮固定をしてから直す事。

    はい、仮固定が出来なければ致命的になりやすいです。仮固定が出来るかどうかは大切です。


引用返信 [メール受信/ON]



■記事リスト / ▼下のスレッド / ▲上のスレッド
■34 / 親記事)  フリークライミング
□投稿者/ オジサン -(2002/04/25(Thu) 21:08:55)
    第┃ 57┃回┃ 「秋 紅葉のクライミング」(2001/10/24) 
    28日伊豆「城山」 以下、感想。 ( N 記)
    城山に行きました。この間は丸山に行きそびれたので、楽しみでした。車窓から見えた城山の岩壁は大きく、登りがいがありそうだった。南壁下に着くと、4人位の家族連れが下部のルートを登っていて、明るく、のんびりした雰囲気で、奥多摩なんかの陰鬱な岩場とだいぶ違っていて、よかった。まずナイン位のルートをリードしてみた。
    最初2本ぐらいはミシンをふみながらも登れた。3本目で墜ちてしまった。次のホールドがみつからないと、どうしても足がいうことをきかず、がたがたなってしまう。頭では落ち着こうとしても本心では怖がってしまう。どうしたらいいのかわからず、なんとなく終了点まで登る。慣れが足りないのでしょうか、怖がりなのでしょうか?一緒に行ったSさんは何事もなく登ってしまった。情けなかった。次にNさんのリードでマルチピッチをやる。Nさんはとても板についた登り方をする。セカンドで自分が登る。わずかにハングしたところがあり、おもしろかった。ビレイポイントまで着くと、こんどは自分がSさんをビレイする。絶壁で下を向いてビレイするのは始めてでいい気分だった。ATCを普段とは逆さまにしてロープを上から下に引いて確保する。はたしてこんなので墜落を止められるのかな?と思ったけれども、片手の引っ張る力だけでとめられ、感心した。摩擦の力はすごい。ただ、下から登ってくる人がどうしても登れなかったらどうするのでしょうか。下のビレイポイントまでまっすぐおりれないときは?自分はどうやっておりるの?残った中間支点の回収は?ちょっと疑問に思いました。(注:どうしても登れない場合は下のテラスまで降ろします。後は懸垂をセットすることになります。なお、斜めに降りることは出来ません。どうしても斜めに降りるときはランナーを掛けながら降りることになります。)次のピッチ、SさんのビレイでNさんのリード。ずっと上をむいていると、あくびがでてしまい、眠くなる。時々、地上数十メートルということを忘れてしまう。集中力が続かない。トップで登っている人はひやひやしているのはわかっているけれども、だべったりしてしまう。心構えがなっていない。もうちょっとびしっと言ってくれるとありがたかった。このような意識のトレーニングは案外難しい。自分は時々ぼさっとしているで、慣れるにつれ、なにか致命的なミスをやらかしそうで、考えものだ。
    セカンドで自分が登る。さきほどよりも大きなハングがあり、乗り越しに苦労する。2、3度ぶらさがってしまう。どれぐらいのホールドならがまんできるのかまだわからず、試行錯誤。パズルみたいだ。なんとか乗り越してNさんの所に着く。じつにおもしろかった。夕闇迫るなか、Sさんも登り着く。途中、別のパーティが落石を起こす。Sさんのそばを石が墜ちていく。上から見るとなんてことないが、Sさんはひやひやものだ。起こしたパーティは謝りもしない。最後はロープを2本つないで懸垂下降でおりる。シューズがきついのか、足がじんじんして早くおりたかった。降りると、エイト環があつあつになっていた。何回も懸垂をくり返すときはたいへんだ。
    ロープは熱で伸びたりしないのかしら。辺りは暗くなっていた。ヘッドランプをつけて下山する。マルチピッチは思いのほか時間がかかる。丸山に3日かかったというのも納得できた。次の日、上半身が疲労していた。腹筋が筋肉痛になった。クライミングは思っていたよりも疲れる。ひとつひとつの動作に大きな力を使う。平山ユージはすごいと思った。ぜひまたマルチピッチをやりたいと思った。ひさしぶりにわくわくした。

    第┃ 58┃回┃ 「秋 紅葉のクライミング」その2(2001/10/25) 
    10月27〜29日 紅葉のクライミングを行いました。
    28日伊豆「城山」 フリーとアルパイン中間点・主にリードの練習にポイント
    を置きました
    29日湯河原「幕岩」 フリークライミングのことを中心に

    以下、感想。 ( S 記 )
    20〜22日に岩巡りに行きました。遅い朝を迎え、朝食をとっている所にNさんと合流。公園の駐車場から見る城山は、白くてとっても大きくワクワクしました。実際に行ってみると、新しく輝いているピンで整備され、1日目のような不安はなく、楽しく遊べそうな印象を受けました。フリクションが利きそうな岩なので、まだ半信半疑な靴の性能を信じることを自分なりの今日の目標(?)にしました。そこに「リードをやってみる?」というNさんの天使のお誘いがあり、クリップの仕方、最後のロープの掛替えetc.教えてもらいながら、ヌンチャクは既に掛かっている状態で初めてのリードの練習。緊張感が足りないのか、作業は増えるけれど、トップロープの時とあまり変わらない感覚でした。最後にマルチピッチの練習でテラスで待機している際、小さな落石が擦れ、一瞬何が起こったのか分かりませんでしたが、身近に感じる音を聞いた時、ちょっとゾッとしました。と同時に運が良かったと思いました。1日中、新しい靴を履いていたので、最後の懸垂は早く降りて靴を脱ぎたい一心なのに、距離が長いためか上手くロープが滑ってくれず、とても長く感じました。ゲレンデ自体は面白かったので、また来たいです。そんな場所にレジャーシートとお弁当を持って登りにきている地元の人がちょっと羨ましかったです。
    3日目の幕岩は、難しくて痛いけど楽しい良く分からない岩でした。見ていると登りたいと思い、実際に登っていると岩が痛くて我慢比べの状態になり、意識して集中してホールドを探すという感じで、ちょっとした横移動もできず惨敗でした。3日間の中で一番難しかった(分からなかった?)です。天気が崩れてきたので早めに上がり、駐車場に戻ってきた時に本降りになったので、Nさんの判断(感?)は素晴らしいと改めて思いました。今回のテーマは、"色々な岩場を楽しむ"ということでしたが、始めたばかりの私にとっては覚えることが多く、とても勉強になりました。また、毎日良く食べ、頭を使って運動し、心地良い疲れで眠りに就く。この3日間の岩登り三昧、本当に楽しかったです。

    第┃ 69┃回┃ 「冬3」(2001/12/3) 
    ●11月26日、城ヶ埼(フナムシロック)に行ってきました。微かな波しぶきを感じながら、講習会はテーピングの巻き方から始まり、手の使い方、クラックの説明と続きました。クラックは初めてなのでNさんの登り方を参考にしようと思っていたのですが、クラックに対して正面にいるので何も見えず、人それぞれサイズが違うのでホールドも違い、感覚もつかめず、たった5mで何度も落ちてしまいました。再チャレンジは試行錯誤しながらも何とか登れたので、3回目はトップロープでランナーをセットする練習をしました。結果、セットして問題なかったランナーは半分。クラックを登るだけでも難しいのに、ホールドを確保しながらランナーをセットするのは想像以上に難しく、パワーのいる作業でした。次にワイドクラック。どう登って良いか全然分からず・・・講習が終わった時、手と足に痣ができ、全身筋肉痛。今までのクライミングで一番ハードな1日となりました。クラックは私の岩登りのイメージとは全く異なり、新しいスポーツをした感じで楽しかったです。( S記)

    第┃ 94┃回┃「春」(2002/4/17)            
    ●今月、6日と13日(土)に3、4年ぶりに湯河原幕岩を楽しみました。二回とも「正面壁」でしたが、全体にクライマーが少ないように感じました。
    6日  「_*7ルート」5.9 「_bP」10.a 「樵ハング」10d
    13日 「_*3ルート」5.9 「小ハング左凹角ルート」5.9?
        「小ハング左凹角ルート」10.c
        「ドゥービーコーナー」10.c  など
    クラックとスラブのミックスルート中心に登りました。ミックスだから少々ごまかし?がきいたのですがクラックだけで上がるルートは、とてもまだ駄目ですね。少し感じがつかめたかなーというところです。Nさんの岩講習会は、人の登り方は参考にしますが、各々の登り方があっていいということで、あまり細かいことは言われない。それより登る人、ビレイヤーお互いの安全確認を決しておざなりにしてはいけないという指導強化です。(当たり前といえばそうですが)
    終了点の確認とビレイヤーとの意思確認の上のテンションの掛けかた、また確認が完全にできない場合などなど、・・・どれも当たり前のことですが・・・安全重要視です。慣れてくるとそういったことがつい甘くなってくるのが人間です。教えていただいたことが習慣になるよう、しばらく意識をしていきたいと思います。
    幕岩は、はや新芽の緑が美しく、公園の石楠花も見事でした。久し振りの岩でした。 (H)

引用返信 [メール受信/ON]



■記事リスト / ▲上のスレッド
■32 / 親記事)  クライミングの面白さ多様さ
□投稿者/ オジサン -(2002/04/19(Fri) 07:41:55)
    第┃ 49┃回┃第二の「小川山」(2001/ 8/9 )
    瑞牆に行き、噂で聞いていた2001「植樹祭」を実際にこの目で見てきました、森が一つ無くなってしまっていて、唖然としました。天皇の植林のために自然が破壊されたことに悲しみを覚え、「自然保護団体」の無抵抗を憂慮します。皮肉なことに小川山の廻り目平の様な駐車場が出現し、奥深い森の陰に隠れていた岩場が出現し・・・最短15分で手着かずの岩場にたどり着けます。開拓で行ったのですがめぼしい岩場だけでも6個有ります、左奥のサイコロ岩(駐車場から見える)が乗っかっている主峰はまだ誰も手を付けていなくてザイルスケールで4〜6Pは有ると思われます(C・C"昴"会員が後で登ってきました。)・・・
    一番手前の岩場だけはビッグウオールの堤氏が人工の練習で手を付けたと聞きました。後、RCCボルトのエイドルートが一本有ります。その他は手付かずです・・・これから開拓がされていくと思いますが・・・ここが第二の「小川山」の予感を感じました。

    第┃ 51┃回┃「クライミングの面白さ・多様さ」(2001/9/3)     
    岩登りらしいものを初めて体験したのは「三つ峠」だったかもしれません・・・無我夢中でフローして気がついてみると全身傷だらけ、腕時計をしていたのですがガラス面が壊れていました。(三つ峠は内面登攀があるので全身傷だらけ・・・になりやすいようです)岩登りの基本的なムーブは「木登り」のような気がしました。
    初期のフリークライミングは「クラッククライミング」でした。自然の中の壁の弱点(クラック)を攀るというのはグランドアップ(地面から上に)で登ることが当たり前で、それは何処か「ビッグウォール」を意識したものだったように感じました。
    城ヶ崎のファミリーエリアで当時フリークライミングを引っ張っていたチーム「イカロス」の手ほどきで「クラック」を教えてもらった時は、あまり紹介されていなかったと言うこともありそのテクニックの取得に夢中になりました。
    「クラックテクニック」は木登りと違うね、傷だらけの手と腕の傷が教えてくれました。
    故谷口君(カラコルムでソロクライミング中に墜死)からは「でっかい壁」を下から見たらクラックと思ったところも実際に言ってみるとワイドクラックだから・・・と瑞牆の不動に通い「ワイドクラック」テクニックの新鮮さ・必要性を自覚させられました。
    岩登りは登れば攀るほど奥が深いと共に多様です・・・
    今風のグレードを追い求める(ムーブに専念できるので必然的にボルトルート・・・スラブ・フェース。現在はムーブその物を追求するボルダー)事とは別に、クライミングの面白さ・多様さは忘れていた「岩登りのワイルドな感覚」、畏れ・闘争心・高みへの希望を味わうことが出来ます。「クラック」のテクニックはコツを掴めばこれほど応用が効くのは言うまでも有りません。カミング・ジャミング・ボトリングのテクニックです。トライしてみませんか。

    第┃ 46┃回┃「夏山シーズン」の幕開けです(2001/7/3)
    梅雨の真っ只中ですが、いかがお過ごしでしょうか。今にも涙を流しそうな空・・・蒸し暑さを強調するだけの天気・・・。この時期は心身ともに天候に左右されがちですね。雨は万物を潤し、生命の源の水をはぐくむという梅雨の最盛期ですが、先週末には富士山の山開き、早くも夏山シーズンの幕開けです。イワカガミ、ワタスゲ、チングルマなど高山植物が何色にも重なった緑の深山に可憐な彩りを添え、カッコウ、キツツキなどの澄んだ鳴き声が空高く木霊し、夏休みも近い。先週は奥多摩の中川流域「逆川」に行きました。人工壁では決して味わえない世界です。
    涼しいと言うよりも寒かったですね・・・

    第┃ 57┃回┃ 「秋 紅葉のクライミング」(2001/10/24) 
    10月27●人工壁に通っていると指や関節が痛くなりますね「解決方法」を聞かれました。
    アイシングて知っています?
    疲れた筋肉を冷やすと良くなる理由についてですが、筋肉は使うことにより熱を持ちます。その熱を早く冷ます為に意識的に冷やす事が早く筋肉疲労の回復を手助けになるからです。どうして疲労回復が早くなるかといいますと、冷やす事により筋肉が縮み血管を圧迫し血行がが悪くなります。そこに自然治癒能力が活発に働き、治そうと脳が活発に動きだす為です。ただ、冷えた状態で筋肉を使えば長持ちするかといえば、これは筋肉が縮んだ状態なので筋肉に負荷をかけるのはよくありません。あくまでも熱をもった筋肉を冷やすというのみにおいてだそうです。

引用返信 [メール受信/ON]






Mode/  Pass/

HOME HELP 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 検索

- Child Tree -