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■38 / inTopicNo.1)  日本山岳ガイド協会(2004/6/20更新)
  
□投稿者/ オジサン -(2002/07/08(Mon) 21:02:26)
    「昴」ニュースNo.156「夏2」へ(2004/6/18)
    ガイドの資格について
    日本山岳ガイド協会が発足して本格的に「社団法人」活動をはじめています
    「検定」という制度の実施が今年から始まり、6月下旬に一次試験(筆記試験が主体)が行われます。(これは年一回です)この試験はガイドの資格(登攀・山案内など)に関係なくクリアーすることが求められます。(難しいと思います)
    この一次のハードルをクリアして二次の各資格での検定になります。ガイド協会加盟団体ではこれらの検定内容(「アバランチ・レスキュー・山スキー」を除く)を自分のところで実施することが可能です(協会の指定項目と検査内容という指導の審査をクリアーすることが必要です・・・)ガイド協会に関わり「ガイドの資格−レベルアップ」を団体でやってきているところは今後これらの事柄が行われていくことになります。一方それらをしていない団体の所属のガイド資格取得希望者は「協会」の検定を通ることすら難しいと思います(これからガイド資格を取られる方の場合ですが、他の団体が実施する講習を受けるということになると思います、結果他の団体に「移籍」する方も出てくるかもしれません)
    検定する方も、ツアー添乗員などが一斉に検定受講に動いていますので、何処までという検定「レベル」に頭を悩ましているということを聞いています
    協会の上部の方々はガイド資格を「国家資格」にしようと努力しています
    今後実施されようとしている検定は「国家資格」レベルという重さを持って実施されているということです。4月以降の「ガイド資格」と今までの資格とは「同じ資格」ですが「重い」物だという認識です
    4月以降の「ガイド資格」獲得には大学入試と同じ様にお金がかかり、資格を取ることが難しいという認識です
    趣味が高じて「ガイド」をされている方がほとんどだと思いますが、これだけ経済的にも時間的にも大変な努力を要求される制度に「ガイド」希望者が対応できるのか・・・
    制度は発足しました。この制度を実施する方もまた、受験する方も大変です
    屋久島で事故を起こしてしまったガイドさん(旧ガイド連盟を「離脱」した人と聞いています)の様に、日本山岳ガイド協会から離脱される方が出てくるかもしれません・・・
    現在、資格を持っているガイドの資格は「既得権」ということで認めることが決まっていますが、3年毎に行われる「更新」は以上のことから厳しい内容が考えられます・・・ただ、「登攀」をしないガイド資格は登攀には直接関係ない「更新」になります
    「登攀」をしないガイド資格で登攀の講習をしているガイドがいることは確かですのでガイドの講習を受ける側もガイド選択をキチンとする必要性はますます重要になると思われます

    第┃ 150┃回┃『ガイド資格』(2004/1/23)
    ガイドの資格が大変変化しています。
    昨年、社団法人日本山岳ガイド協会が発足するまでは、「上級登攀ガイド」「山岳登攀ガイド」とうの資格は、加盟団体が行っていました。(「過度期」と言いってしまえば、しょうがないですが紙切れ一枚で資格を取れていました)今年、4月からはすべてのガイド資格の認定を「協会」でする事になり。一般に公開されることになります。つまり検定が公開され、検定内容=検定結果が公開されることになります。現在細部について最終の詰めに入っています。
    そうした検定を受ける研修=講習は「協会」のマニュアルに沿って各加盟団体がやることになります。
    これって大変なことです。今までは、我流で教えていたこと「・・・方式」ということが、「協会」のマニュアルに規定されることが必要ですから・・・(エイト環は確保器としては「不適合」などはいうまでもないことですが・・・こんな些細なことなどはマニュアルにならないかもしれませんが・・・)
    また「自動車教習所」みたいに二種免許を教える人は大型二種の免許を持っていることが前提になるように国際・上級登攀→登攀→山岳→登山ガイドとうになっていくかもしれません。(現在の資格「更新」のガイド研修はそうなっています)当然ですが、各資格者がいない団体はそうしたこと自体が難しくなると思います。
    ある団体では講師の方はほとんどが「山岳又は登山ガイド」です。がザイルを使う事が可能という見解を持っています。協会では、「岩稜」のみと言う見解で・・・見解の違いと言うことになっているのですが、生徒さんも将来は「講師」にという考えがあるのですが・・・協会でやる「山岳又は登山ガイド」の検定は「岩・沢」の登攀技術を検定しません。
    これからはこうした問題がはっきりしてくると思われます。
    以下にガイドの資格内容を明示します。

    (上級登攀ガイド) 上級登攀ガイドは国内で全ての地域でガイド活動を可能とする資格です。よってその内容は国際山岳ガイドの検定試験から氷河圏でのルートガイディング、及び氷河圏での山岳スキーガイディングを除くものと同一としてあります。
    (登攀ガイド) 登攀ガイドは3級までの岩壁ルートを含む国内での全ての地域で季節を問わずガイド活動を行うことの出来る資格です。検定試験内容は上級登攀ガイドに準ずる検定内容となっています。しかし上級登攀ガイドの技術レベルまでを要求しないといった点が違っています。
    (山岳ガイド) 山岳ガイドは季節を問わず登山道のガイド活動を行える資格です。これは国内各地域に根ざしたガイド活動を支えるとともに広範な地域のガイド技術と標準化されたガイド技術内容を融和した検定をすることとなります。また、山岳スキー技術検定を選択科目として設け、山岳スキーガイディングを行う場合にも配慮してあります。
    (登山ガイド) 登山ガイドは無雪期に登山道のガイド活動を行える資格です。山岳ガイド資格と同様の内容ですが、無雪期と季節が限定されています。検定内容については山岳ガイドの積雪期のガイディング検定試験を除いたものと言えます。
    (自然ガイド) 自然ガイドは、山地ガイド(ハイキングガイド)と里地・里山ガイド(ネイチャーガイド)の2種類があります。
    (1)山地ガイド(ハイキングガイド)資格 
       1)山地ガイドは、日本全国の里山、高原、低山、森林原野河川を含む地域で、季節を問わず対価を伴った自然ガイド行為を行う。
       2)山地ガイドは、日本国内の森林原野自然公園内等の環境保全、生態系観察、安全管理、救助技術などを指導する。
       3)山地ガイドは、無雪期に限定された自然ガイド資格です。 
    (2)里山ガイド(ネイチャー・ガイド)資格
      1)里山ガイドは、日本国内すべての都会に隣接する里山において、自然公園、河川
    流域等で林道を含む経路が整備されている地域で、季節を問わず対価を伴った自然ガイド行為を行う。
      2)里山ガイドは、里山の生態系、住民の生活と自然環境との関わり、民俗分野等に
    ついて主たる指導の目的とする。
      3)里地・里山ガイドは、季節に限定されない四季を通じた自然ガイド資格です。

    第┃ 102┃回┃日本山岳ガイド連盟「発端」(2002/7/4)
    ●日本山岳ガイド連盟(以下「連盟」と略)の平成14年度 雪上実技研修会・講習会5/13〜16と岩場実技研修会・講習6/10〜13を受けてきました。聞いたり学んだりし、感じた事を何回かに分けて書いてみようと思います。
    この研修を受ける発端になったのはU知人の「ガイド」登録の話が一年位前にあり、「連盟」は、個人加盟を認めていない(団体加入としているのは、事故があったときに、その団体で事故処理をするようにということになっています)ので「団体」登録が必要になる、一団体は10名以上のメンバーが必要という事で協力を求められた事が発端です。Kという団体で加盟申請をしました。その時のK団体のまとめ役の方が「連盟」の加盟資格審査委員Tさんの加盟している団体を除名されているという事と手続き上の事でこの団体は潰れてしまいました。その後再度、別な方(Iさん)がまとめ役で以前のメンバーを中心に「団体」が作られ名前もウッドガイドクラブという事で新規登録申請をしました。
    アルパインガイド協会を離れた鈴木昇巳氏をヘッドに結成されたジャパン・アルパイン・ガイド組合と一緒に三つ峠で4月に「連盟」の資格検定を受けました。「連盟」の加盟資格審査委員Tさんが審査されたそうで私は参加できなかったのですが、結果は条件付き加盟。
    条件は 1 「連盟」の一年間の「講習会」を団体として一人以上が受講する事
     2  団体としては二種資格を希望しているが普通M級が妥当
     3 「二種資格取得のために」個別に「連盟の講習会を(特に岩登り実技講習会)を受講してレベルアップを図っ」ること。
    皆さんはガイド(「連盟」の規定ではフリークライミングの概念が無くアルパインガイドを指します)に資格のレベルがあるのをご存じですか?大まかに言ってトレッキングガイド(「連盟」では「M級」と言っています)・日本山岳ガイド(「連盟」では「二種」)・国際ガイド(この資格が有っても「フランス」国内でのガイド活動については別にフランス国立登山研修所の研修を義務づけられ資格を取る事が必要です。)が有ります。
    そもそも、「連盟」の結成の発端は国際ガイドの問題からです。スイス国内で国際ガイド連盟に未加入の日本人ガイド活動の締め出しがあり、ヨーロッパ在住の日本人ガイドを中心に、国際ガイド連盟(UIAGM)加盟のために「連盟」が急遽結成されました。
    日本には社団法人アルパインガイド協会という組織があったのですがこの組織は全国の組織を束ねる事は出来ず(長谷川恒夫さん、鈴木昇巳さんというシンボルの組織だったと思います)全く新しい組織として「連盟」が出来たという経過があります。現在300人以上の登録があるそうです。残念なことには、国内的には、社団法人でもない単なる組織(町の山岳会と同じ扱いと言っても良く)です。国際ガイド連盟の加盟組織として、日本の窓口にもかかわらずです。

    第┃ 107┃回┃インスボンから帰ってきました(2002/9/24 )
    ●ガイド保険
    山岳ガイド保険調べていますが、ほとんどの所がないようです。以下資料です。もし、何かご存じでしたら教えて頂けたら幸いです。
    > ガイド保険の事色々教えて頂いてありがとうございます。この内容のガイド保険は凄いですね。
    > アリコの保険代理店の宮川裕子さんに同じものが出来るかどうか現在問い合わせしています。
    > 無理だと思います・・・一団体では・・・。「連盟」という事なら可能だとの感触でした。
    > 保険会社の競争で保険料などが安くなれば良いと思いますが・・・「連盟」の段階で交渉するのは私自身そういう立場にいないので・・・無理ですし。将来そういうものが出来れば「連盟」への参加の意味もより実質を伴うのかもしれませんね。

    > 新保様
    > 年間掛け捨ての保険としては、富士火災海上保険と契約しています。内容は以下の
    > 通りです。
    > 1、傷害保険(ガイド自身)/保険料=43340円
    > 死亡後遺障害 500万円
    > 入院日額     2500円
    > 通院日額     1500円
    > 遭難捜索費用 200万円
    > 2、賠償責任保険(過失があった場合のみ)/保険料=9500円
    > 1名につき   1億円
    > 1事故につき 2億円
    > 1と2をセットで加入しています。
    > ただしこの保険は、プロフェショナル保険と言って、AGSーJとJAGUのみ、
    > 他の団体との契約は出来ません。特別に作っていただいた保険です。他の保険会社
    >でも扱っていると思われますが詳しい事は知りません。
    > 以上の保険とは別にガイド山行ごとにクライアント用として日動火災海上保険の山
    >岳保険に加入しています。
    > 3泊4日まで
    > 死亡後遺障害200万円
    > 入院日額1500円、通院日額1000円、保険料=764円
    > 遭難捜索費用100万円、保険料=1100円
    > これは他の損保会社とほぼ同じです。
    > 以上です。
    > 鈴木昇己  Suzuki Shomi

    >> 鈴木さん、「連盟」の講習会時、参加者の中で、法律的に「事故」等について弁
    >> 護士などを入れて聞きたいとか・・・(一応山岳事故では「負ける」と言うこと
    >>が判例で出てきている様で・・・)という意見が出ていたと思います。鈴木さんの
    >>所はどうされているのですか?(所謂 山岳保険は有るのですが)
    >> 鈴木さんのところで保険(山岳ガイド保険)を契約しているとしたら差し支えな
    >> い範囲で良いのですか支払金額・保険料とか元請けの保険屋さんなどを教えて頂
    >>けませんか?

    第┃ 108┃回┃寒くなりました(2002/10/14)
    ●ガイド保険(続き)諸団体からの回答
    ▲ SOSC(山岳ガード クライミングガード)からの報告
    >職業としてのアルパインガイドの活動中でも保険の対象になりますか?
    これは 無理です。他の職業の方も同様です。(医者やゴルフのインストラクターや運転手など) 、「個人賠償」では職業上、業務遂行上の責任をカバーするのは不可能です。ただし、ガイドやインストラクターが、プライベートで(お金をもらっていない状態)起こした場合は、対象となりえます。事業者用の保険は、ガイドという事業に関してのもので、年間3万円程度からとなります。
    ▲ アリコの保険代理店の宮川裕子さんから「回答」がありました。色んな保険会社に問い合わせしたが「無理」という回答です。ガイド連盟という規模なら乗っかってくる保険会社は有るのですが・・・あと、ガイド連盟が法人で有ればという話でした。
    ▲保険会社は一般的に危ない職業の人の保険を引き受けたくありません。
    職業でなくても趣味でもです。危ないスポーツの代表が山岳登攀、スカイダイビングなどです。
    これらの危険なスポーツ中の事故は一般的な傷害保険では免責です。だからもし当てがあるのならば、そちらで加入するのが手っ取り早いと、思いますよ。ちなみに私も山の保険については結構苦労しています。T(保険代理店の方)
    ▲保険については、残念だけどまだ山指協でもきちんとしていないのだよ。これからの課題だね。ゴリラ(安村 淳)

    結論として現在、知りうる範囲の中では「アルパインガイド協会AGSーJ」と「ジャパン・アルパイン・ガイド組合JAGU」の二つの団体の「ガイド」しか「ガイド保険」に入っていないという事です。

    第┃ 120┃回┃『酷寒2』(2003/2/7)
    ●ガイドの個人賠償保険
    色々調べましたが、やっと引き受けてくれるところを紹介して貰いましたあくまでもガイドの「ミス」(ザイルを出す必要の時に出さないなどの)に伴う賠償保険です。
    年間保険料は5万9130円でした。加入の手続きをしました。文部省登山研修所の雪ぴ崩壊事故で関西の山本さん達が遺族から2億5千万円?の損害賠償請求をされているそうです・・・主催者の文部省は対象刑事からは外れましたが、民事はどうなるでしょうか?現場のガイド又は指導者の責任はますます問われてくると思います。(法的には先輩・ガイド・友達問わず請求の対象になります)労山の方でも個人賠償保険をオプションで付加するように検討中と聞いています。
    補填内容は「山岳ガイドの職務遂行上の責任により、その顧客等の第三者の生命、身体又は財物に損害を与え、法律上の損害賠償責任を負担する事によって被る損害をてん補します。」てん補限度額「身体障害賠償:1名1億。1事故5億(免責金額1000円)/財物損壊賠償:1事故1千万(免責金額1000円)」

    第┃ 122┃回┃ 登山「教室」参加者募集中 (2003/3/2)
    「連盟」のスキーの講習会に行って来ました。入山1日目で右足の太股の「肉離れ」になってしまい、きつかったです・・・
    山本一夫主任講師のお話を聞く事が出来ました。社団法人アルパインガイド協会と日本山岳ガイド連盟は今年4月に1つになる事が決定しました。ガイド組織の歴史的な記念日と言っても過言ではありません。社団法人日本ガイド協会(以下「協会」と称します)という事になるそうです。それに伴ってそれぞれのすりあわせが今され、山岳ガイド保険なども整備されると思われます。又、現在の登録ガイドは830人その内、積極的にザイルを使用する「二種」の登録者は200人だと教えて貰いました。3月まではガイドの資格(マウンテン・マウンテンから二種)は所属団体ですが4月以降は統合した(マウンテンから二種・二種の認定は)「協会」で行う事になるために、駆け込みが増えているそうです。資格の認定については山本さんの所(関西山岳ガイド協会)は独自に講習会・研修会をやっているようで、技術・指導などについて厳しかったです。
    今回は、雪洞2泊3日という行程で、複雑な尾根で、初めワカンで、途中から山スキーで登りました。ホアイトアウトを想定し、磁北線を地図に落としベアリング(コンパス)と高度を測定しながらのナビケーションシステムの講習です。帰りは同ルートを山スキーで降り・・・最大傾斜45°の斜面、バックベアリング(コンパス)と高度を測定しながらで、しごかれました。

    第┃ 125┃回┃ 「社団法人 日本山岳ガイド協会」(2003/4/15)
    4月14日、憲政記念館にて 多数の参加で 「社団法人 日本山岳ガイド協会」の発足総会が開かれました。社団法人としての所轄は環境省。会長は橋本龍太郎氏。これで国内のガイド組織は名実ともに一本化されました。
    ガイド資格も5月15日以降は新組織に移行し、上級登攀ガイド(アルパインガイド)・登攀ガイド(クライミングガイド)・山岳ガイド(マウンテンガイド)・登山ガイド(トレッキングガイド)・山地ガイド(ハイキングガイド)・里地/里山(ネイチャーガイド)の6種類になります。国際山岳ガイド資格は変更なし。
    (旧「アルパインガイド協会」と旧「日本山岳ガイド連盟」のそれぞれの)資格はこれから移行しますが、旧資格は新資格にスライドしますが、資格昇降がありません。それぞれ資格の種類に応じて、「資格研修」の内容で「検定」され基準に満たない場合は「研修」が義務づけられるようです。 
    例:上級登攀ガイドは、クラッシックルート「5級以上」・フリークライミング「5.10C」・登山靴でV+のリード・氷壁傾斜80度/20mのリードクライミングの能力・山岳スキー技術でSAJ2級等のレベルがあること等。

    第┃ 141┃回┃ 『暖冬?』(2003/11/17)
    ●日本山岳ガイド協会検定審査委員会 担当理事 勝野さんからの回答
    先日、「協会」に色々「質問」をおねがいしたところ回答を貰いました。

    > 1 上級登攀ガイド (登攀も含めて、国内の何処でもガイド出来る)と登攀ガイ
    >ド と山岳ガイドの区別と連関が私はよく分かりません、
    >アドバイスいただけたらとおもいました。

    新保さんのご質問は、ガイド区分の職能範囲についてでしょうか、能力範囲についてでしょうか。両方については、「社団法人日本山岳ガイド協会定款細則 ガイド資格と資格認定制度」に規定されているわけですが、これを運用するためには判り難い部分もありますし、解釈が違っている場合もあるようです。具体的にご質問いただければと思います。

    > 登攀ガイドは、地域のみに限定をしているということも有るのでしょうか?(上級
    >と の区別?)

    登攀ガイドは無雪期、積雪期とも高度な登攀技術を要しないルートについてガイドできるとなっていますが、具体性にかける表現ですね。3〜4級程度までがこの範疇と理解しておいていただけたらと思います。

    > また、日和田でトップロープに限定した講習会は「山岳ガイド」でも一応範疇とし
    >て は認められるのでしょうか?(この程度なら有ると思いますが・・・)

    講習会で何を教えるかですが、トップロープで積極的にクライミングを教えることは範外です。山岳ガイドはロープを積極的に使うことは出来ません。しかし、岩場の通過方法等を講習するのに講習生の安全確保のために使用するロープであれば問題ありません。

    > 2 先日の国際の検定は、「救助」というテーマにもかかわらず登攀が6割以上で
    >し た。(「救助」と言うよりは「岩場」と言うことならこんな内容かなと思います
    > が)これまでの救助の「テーマ」は、これからは「登攀」+「テーマ」という形に
    >なるのでしょうか?「救助」の内容がこれであれば(国際の検定テーマの)「岩稜=岩
    > 場」の検定は包括されてしまうと思います。あえて「岩場」をテーマとする必要が
    >有ると も思えないのですが・・・

    これからと言うことではありません。今年度は検定試験を公開してはいません。つまり、社団法人日本山岳ガイド協会に加盟している団体の会員に対して暫定的救済処置として行っています。来年4月からの新年度は協会員でなくとも受験できるような体制を現在作っています。
    その場合はテーマ別内容になるとご承知おきください。先般の谷川岳(雪のため二子山にて行う)はレスキューと岩場が同時期に企画されてしまったため両方の内容を含んでいたと言うことでした。

    > 3 今年度は国際の検定テーマの「岩場」と「救助」が同日になってしまい参加者
    > が「岩場」1人という中で「救助」に一本にされました。結果「岩場」の検定が無
    >いと 云うことになりました。これについては、何か「代わり」の物が有るのでしょ
    >うか?
    > 来年の国際の検定の受験資格(6種目:岩場・雪稜・氷・レスキュー・山スキー・
    > 雪崩 雪崩については今年度から追加され結果5種目から6種目になった)は、岩
    >場 を昨年中までにとっていないと無理と云うことになります。私は昨年受けていま
    >せん ので、来年は絶対無理と云うことになります。(出来るだけ受講するようにし
    >てきま したが、うろ覚えですが昨年も国際の「岩場」研修は無かったように思うの
    >ですが・・ ・)

    これについても解釈が色々で困っています。
    来年度の検定内容については方向は決まっていますが、詳細については現在検討している段階です。よって今年度の検定の無いものについて絶対受けてきなさいとは言えません。先般の検定は、「レスキュー」と「岩場」を行っていますのでそのようにご理解ください。ただし、検定5回のなかでは1回とカウントいたします。
    よって、残った雪崩についての検定を受けられたら来年5月に行われる国際試験の受験資格をだす方向です。

    > 4 国際の検定は、上級登攀ガイドと合同で行い、内容もほぼ同じでした。検定員
    >は 2名で。1人が一応3人を受け持ちをされましたが、上級登攀の「資格更新研修
    >検定」も「検定」と言うことを明確にしていましたが、受講料=検定料(更新検定
    >は 2万?国際検定は6万)があまりに異なるのですが、理事会の方に検定料の適正
    >化につ いて要望を出したいのですがこれは個人の資格でも出せますか?団体の名で出
    >す必要 がありますか?

    理事会に要望書をだしても、必ずしも討議されるとは限りません。理事会は協会の決議機関ですのでそのつど議題が決定されています。新保さんの要望内容でしたら、検定審査委員会宛てに要望書をだして検定審査委員会で再考して頂いて、その内容を理事会承認していただくという方法があると思います。個人名でも団体名でもかまわないと思います。

    > 春に行われる国際の実「検定」料(10万:昨年度)も含めると、国際の検定を受
    > けるのに必要な最低の費用は、6種目×6万+10万+雑費=は百万近くなります。
    > 「専業ガイド」でこれだけの金額を負担するのは容易ではありません・・・1単位
    >の 検定基準を厳格にされるのは国際的なレベルにしていくに必要と思いますが・・

    私もそう思います。
    以上です。

    社団法人日本山岳ガイド協会
    検定審査委員会 担当理事 勝野惇司
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